いよいよ渓流解禁!と意気も上がったが…最初の週末天気が最悪。。
雪…いや、釣り場は吹雪ですよ(^^;
釣る気は失せる、魚は動かない。結局一匹の魚の存在を感じることもなく、ドライブと釣り具の点検で終わって帰ってきました。
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さて、そこで今年初のスリムウェーダーを履く時に、その装着の仕方を写真に撮ったので解説します。(最も常時スリムを履いてる人には当たり前のことでしょうが…)
スリムウェーダーの履き方
①スリムウェーダーは胸近くまでの長さがあって靴もくっついてるので長いです。だからこれを履くのは大変と敬遠する人もいるかもしれません。その敬遠する人はだいたいタイツを装着してるのでスリムウェーダーもタイツと同じ感を持ってる人が多いです。しかし、スリムウェーダーはタイツの仲間じゃなくて長靴の仲間と思ってください。ウェーダーは胴長とも言われます。似たものでドライタイツがありますが、あれはタイツの仲間。足先の足袋部分から履いていって胸まで上げるので座り込んで脱ぎ履きしなくてはいけなくて、しかもピッチリなのでズリ上げズリ下げしにくくて悪縁苦闘します。けれどスリムウェーダーは長靴です。脱ぎ履きしやすいのが条件の一つです。なので購入の際タイツと同じ感覚で自分にピッタリのサイズを購入するのではなく少し大きめのサイズを購入します。例えばA体のタイツを使用してる人はB体を購入します。少し太めの方が脱ぎ履きも楽ですし、体が締め付けられず実釣中も体が楽です。僕はタイツはMA体ですか使用してるスリムウェーダーはMB体とLA体です。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/aa/8a26244b6e724ac5ab7e923fe514b760.jpg)
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②さて、履くと言ってもこの長さですからこのまま履こうと思っても大変です。まずは履きやすい長靴状態にします。上の胴部分から片足部分の奥に腕を突っ込みます。どのくらい奥かというと膝のパットの先ぐらいまで突っ込みます。そしてそこの生地を握って引っ張り出すと膝上が裏返しになります。これを両足でやります。無理に引っ張ったら生地が伸びてしまうと気を遣う必要はありません。生地のネオプレンは伸び縮みする生地ですから。この時、遠慮せずにしっかり奥まで裏返した方が履きやすいです。
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③裏返して靴部分は本当の長靴と同じぐらいの長さになったので、長靴を履くのと同じように足を突っ込んで靴部分にしっかり足をはめます。これを両足ともやります。
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④足元がしっかりきまったら膝上の裏返し部分から上へと徐々に上げていきます。この時、一気に裏返しを表に返すのではなく、下から順番に徐々に表返しする方がしわになりません。最後はウェーダーの胴入り部分を持って足先から引っ張り、ファスナーを上げて装着終了です。タイツと違って立ったままで横着できます。
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スリムウェーダーの脱ぎ方
①今度は釣り終えての脱ぎ方です。まずは胴部分を裏返して下げます。股下のところまで楽に下げられますね。
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②次に股中央に手を当ててそのままギューっと押し下げます。するとだいたい両足とも膝下ぐらいまで下がります。
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③そこまで下がったら反対の足で足のかかと上辺りを踏み押さえながら片方の足を脱ぎます。脱いだ足でウェダーの上から反対の足のかかと部分を踏み押さえながらもう片方の足を脱ぎます。この所作はウェーダーが少し太め、足のサイズが少し大きめの方が脱ぎやすいです。脱いだ足でサンダルを履いて終了です。
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1回履いたらこの脱いだ状態のまま収納すると2回目からはそのまま足を突っ込むだけで履けるので長く伸ばさずそのまま収納しましょう。その方が中が汗で少し濡れたりしても乾きやすくもあります。
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スリムウェーダーの足先ですが先割れタイプと先丸タイプがありますがどっちも機能に変わりは感じません。先割れタイプの方が親指に力が入って川底を掴みやすいって思うイメージがありますがそれは昔鮎足袋がないときに普通の地下足袋を履いてた時代のことです。今の鮎足袋、鮎シューズは底に厚い靴底とフェルトが張ってあるので指に力を入れたからと言って靴底は曲がらず川底を掴めることはありません。現に有名トーナメンターが履いている高価な鮎シューズは全部先丸じゃありませんか。売れ市場は先割れの方が需要が多いようで先丸は品薄になってしまってますが先丸の方が脱ぎ履きしやすく指も痛めず、靴下も販売種類が多く選択購入しやすいです。
さて、ウェーダーの下に履くアンダーですが、いつもタイツを履いてる人は地下肌か薄いアンダータイツという感覚でしょうが、スリムウェーダーのアンダーは少し厚めのアンダーの方がいいです。例えば薄めのジャージパンツ(ふくらはぎが絞ってあるタイブ)とか案外いいのはネル生地のパジャマのズボン。ジャージは前ファスナーがないのが多いのですがパジャマだと前が開いてますので小用がしやすいです。小用を足す時はスリムウェーダーを股下までめくり下げて用足しします。「そんな厚いの履いたらそれでなくてもスリムウェーダーで濡れずなのに暑くてたまらん。」と思うかもしれませんが、それほどでもありません。僕は真夏も含めて1シーズン全部スリムウェーダーで通してます。ただ、生地のネオプレンは汗を逃しませんので暑いときはウェーダー中は汗で濡れます。真夏は水が入ったかと思うほど、パンツまでびっしょりになります。スリムウェーダーを履いて足やアンダーが濡れてると「あれ?もう水漏れしてる?」って思うときがありますが、それは水が浸入したのではなく、大抵は汗で濡れたのです。そしてタイツ等を履くと、よくかぶれて汗疹ができてカユイと言う人がいますが、これは汗で肌が濡れたままになってるから汗疹ができやすいんですね。地下肌や薄いアンダー使用の人ほど汗疹ができやすい。厚めのアンダーだと汗を吸い取ってくれるので、かえって汗疹はできにくいです。僕は1年中ほとんどカユくなりません。
アンダーの下は靴下に入れてズリ上がりを防止します。靴下も厚めの方がいいです。布の厚さがショックを吸収してくれて足指を痛めにくいです。靴の先は案外固く、つま先が当たると爪を痛めます。また水圧で押さえられて指先が締め付けられて血が流れにくくなります。厚いパイル生地等の靴下はそれを防いでくれます。