折り返し点を迎えました

今年もお盆を迎えました。
毎年、高津の友釣りは絶好調期は8月1日を挟んで前後一週間。
そしてお盆は釣り荒れ、高水温、渇水の絶不調
そして早熟な鮎から順に抱卵し落ちが始まります。

それにしても今年の高津川は解禁当初に言われたとおり
10年に一度と言えるくらい絶好調となりました。
その評判はすぐに広がったんでしょうね。
連日、たくさんの釣り人が訪れています。
例年の3倍くらいは人がいるんじゃないでしょうか

友釣り師の拠点となる日原の道の駅には県外ナンバーの泊まり込みの車が
わんさか止まってます。
ナンバーを見ると…すごいですねぇ。
広島・山口と中国各県はもとより九州、四国
そして関西、関東…はては東北まで、
境を超えて夜は鮎という共通語でみんな仲良し知らぬ間に輪になって話があちこちで盛り合っています。

さて、釣果の方はといえば
中・下流では遡上が遅れたと言われた天然遡上の鮎たちが縄張りを持ち、追いを見せる大きさとなって、小さいながらも数釣りができる。
3桁釣果も続出で、珍しいことではないくらいに釣れていますし（一日平均釣果は40匹くらい？）、
上流部では20cm越えの型良く、味良く、姿の良い
上質の鮎が（こちらは一日平均釣果20匹くらい？）あがっています。

ただ、これからは30℃を越える高水温期に入ります。
ここ２，３年続いている温水病の発生も危惧されますし、
釣り場の水温による追いムラもあるでしょうから難しくなりますね。
熱中症にも十分注意してください。
本流筋の水がお湯のように温かいときは
匹見筋がおすすめです。匹見川の方が本流より２度前後水温が低いからです。
他にも福川川や高尻川などの支流も水温が低くて他で追わなくても追うことがあります。

８月後半は気流が不安定になり、局地的なにわか雨が降ることがあります。
この雨で水位が上がり、水温下がって、急に追いが立つこともありますから楽しみです。
ただし、最近の天候の急変は程度がひどいこともあるので
落雷や急な水位の上昇には十分に注意し、無理のないようご注意くださいネ。
楽しい友釣りも命あって、また、体が健康だからできるのですから