かずっぺ♪のつぶやきブログ

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松本市給食センター視察に行ってきました

2006-11-03 10:09:08 | 日記
本庄上里給食センター食物アレルギー対応委員会で長野県松本市の給食センターへ視察に行ってきました。
ここのセンターはアレルギー対応を始めてすぐにテレビのニュースで取り上げられたり、食アレ特集のテレビ番組で取り上げられたり、食物アレルギーの会などでも誰もが知る、と言った有名なセンターでもう何年も前から知っていたので
まさかこんな形で見学が出来るなんて、ととても楽しみでした。

会議室でセンターの方に色々と説明やお話を聞き、ビデオを見せていただいて、その後センター内を見学させていただきました。
時間があまりなかったので本当に流し見と言った感じで物足りなかった~~~
アレルギー対応担当の栄養士さんにももっともっと色んなこと聞いてみたかったのに・・・。

しかし、感じたことは本当に先駆け的で素晴らしい対応をしているけど
アレルギーの子を持つ親だからこそ「こんなことが大変だろうな」って感じる部分がたっくさんありました。
対応と一言で言ってもアレルギー児は十人十色。
それぞれに対応していたらキリがなく、また仕事が増えるといったことでまた間違いも出てくる心配がある、まさにその通り。
そこのセンターでは「一番重たい(アレルギー症状が)子に献立を合わせている」と話していたが、それは基本的なことで正解かもしれないけど、親によっては
「家の子はこれなら食べられるのに」などとそれぞれに勝手なことを言う親はいないのかな?とかどこまで受け入れるのか「線引き」がすごく難しいんじゃないかって思いました。
例えば献立表が貼ってあったのだけど「鶏そぼろのあんかけ」の献立で
基本的に肉は豚肉しか使わないそうで、豚が食べられる子も重たい子に合わせて
「豚そぼろ」になってしまうそう。
それからビデオでスパゲティがダメな子にジャガイモをパスタがわりにしていたが
小麦アレ対応なのだと思うけど小麦アレは恐らくもって何人かしかいないと思う。
だけどその何人かに合わせて普通に小麦のパスタが食べられる子のジャガイモのパスタを食べてるのかなぁ、とか。
正確なところはわからないけれど、改めて一口に「対応」と言っても
問題は山積みできちっとした線引きが必要だと感じた。
また、恐らく食アレの子を持っている家庭ではアレルゲンに限らず食生活にも気を使っていて「これは食べられるけど体のために出来れば食べさせたくない」と言ったものがたくさんあるはず。
実際に食アレってアレルゲンだけを除去すれば肌がきれいになる、症状がでない、と言ったことではないのです。
もちろん農薬や添加物にも気をつけるし、油や砂糖のとり方にも気をつけています。
たとえ除去していたアレルゲンが解除となって食べられるようなったとしても「食べすぎ」てはいけないのです。またアレルゲンとなってしまう場合もあります。
アレルゲンに限らず「OO過ぎる」と言ったことがアレルギー児にとって
体内のコップを溢れさせてしまうことになりかねないのです。
そう言ったことから「こうして欲しい」と言うのをきいていたら本当にキリがなくなってしまいそう

それから驚いたことにアレルギー対応の栄養士さん、特にあちこちに勉強会に出向くわけでなく、独学でアレルギーの事を勉強するわけでなく、栄養士さんたちの間での情報だけで今にいたっているとか。
ちょっと意外でびっくりでした。

松本でお昼、美味しいお蕎麦をいただいてきました~
「田舎とうじそば」っていってお鍋に鶏団子が入った汁が出てきてコンロにかけながらお蕎麦をしゃぶしゃぶのように「とうじ」ながら食べるのです。
恥ずかしながら「とうじる」と言った言葉も始めて知りました
とっても美味しかったです~~
こんな感じです
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