柏市議会議員 日本共産党 渡部和子のひとりごと

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「横浜保育ウォッチング」に参加

2013-08-09 21:19:10 | 日記
横浜市の「待機児童解消」について、実際に保育園を見て、実態を伺う「横浜保育ウォッチング」に4名の共産党市議団と加藤県議と参加。

まずは市役所近くの定食家さんで腹ごしらえ。五色海鮮丼をいただきました。

今回は、横浜の待機児童解消が全国的に注目され、問い合わせが多く寄せられたので「個別対応」ではなく、現地視察とパネルディスカッション、フリートークで交流しようという事で企画されました。

バスの中は大阪、京都、浜松、名古屋、色々な地域からからの参加者でほぼ一杯。荒木市議から挨拶と説明を受けました。

最初に見学したのが、京急電鉄高架下の保育園。5~6分置きに電車が通り、園庭も陽のあたらない高架下。定員60名の新設認可園です。

次に見学したのはビルとビルに挟まれた5階建ての保育園。もちろん園庭はありません。ビルの裏側に後付けの非常階段が設置されていましたが、子どもが乗り越えられそうな手すりの高さでした。

2つの保育園を見た後、横浜市役所内の会議室で、古谷市議から「横浜方式の実態告発」。元保育士の荒木市議から企業立、法人立の保育園をプロジェクターを使って説明を受けました。ジャーナリストの猪熊弘子さんの「企業保育所の取材を通して見えてきたこと」と題しての話は、産廃の隣にある保育園など、国内最大手の保育企業グループ「JPホールディングス」の保育運営の生々しい告発。「子どもの発達の保障」という視点がまったく抜け落ちているのではないかと感じました。
半日の視察と交流でしたが、他地域の実情や取り組みなども学ぶ事ができ、充実した視察でした。