なぜか最近、「昔の夢」を見ることがあります。夢に登場する昔のことは波乗りとは全く違うことで、目覚めたときに、あれ?何でだろう?なんて頭をひねってしまいます。自分が年を取ったことと少しストレスを感じているのかもしれません。そんなことから、昔話をしようと思って書いてみました。
今では自分と一緒に波乗りする幼なじみ(10代の頃のCHITOSE LOCAL SURFER)は誰もいません。ほとんどのサーファーは若い人ばかりでその当時(30年前)のサーフィン事情や当地の半端じゃないローカルリズムを知る人もいないのではないかと思います。説明するまでもありませんが、簡単に伝えきることができません。ただ地元には血の気の多いたくさんの先輩サーファーが多く、誰もがみんな体育会系の乗りで熱く波乗りしていましたよ。中途半端な人は少なかったし、千歳の海はいつも活気がありましたね。
▲1997年当時、数年間SanDiegoに住み現地法人で働いていたいとこにお願いして買ってもらったFlag、現在は店内に掲げてあります。
当施設のルーツのようなSURFBOARDS。よく覚えていませんが、SURFINGを始めてすでに5年以上過ぎていたと思います。たぶん1980年製のものです。USA Ca.SanDiegeのボードメーカーのもので現在も存在するかは不明です。このボードのディストルビューターの方との出会いから始まり、La Jollaに行くキッカケができ、留学目的の友人を頼りにSURF TRIPに行きました。毎日、友人の案内で波を追いかけて南カリフォルニアのいろいろなサーフビーチに連れて行ってもらい波乗りを楽しませてもらいました。海外へのSURF TRIPもカリフォルニアに行く以前にバリやハワイには何度と経験しており、旅の楽しさをいつも持っていました。将来を考えたり、波乗りの刺激を求めたりと徐々に自分の進む方向を見つけていました。その時に自分の将来のビジョン(現在のライフワーク)となるネーミングをいただきました。もう随分前のことなので、こうやってblogを書いているとすごくなつかしく思います。
▲La Jollaに住むおばさんがプレゼントしてくれました。Surf and Coastal Guide(MAP)です。
そのときの体験は自分のサーフキャリアの“1通過点”ですが、“SOUTH BIRD INN”の原点でもあり、その元となったボードは大切なお宝なのです。が、妻や息子が使用したりレンタルなどで頻繁に貸し出してしまって今ではキズだらけの悲しい姿になってしまいました。念のため現在のボードと比較して決して乗りやすいとか動きが速いとかはいえません。フルレールでワイドなアウトラインからロッカーがゆるく安定感があり、パドルが速いことです。マニューバー系向きで波が大きいサイズの時や厚い波のときに最大の威力を発揮してくれるいいボードです。ちょっと力不足のときにテールを引きずる感じが欠点ですね。今流行のレトロボードのような今風のマジックボードの原型のような存在?古さが現在でいう新しいボードともいえるのかな?
皆さんにはずっと大切に保管しているボードはありますか?キャリアに大きく関係があることだと思います。売り買いが簡単にできてしまう時代なので、まずそんな気持ちはないのかな?でも、ボードは道具ですが大切に使用してくださいね。エラソウなことをいっていますが自分はどちらかというと新しい物好きです。同世代の房州人(房総の人)特に、千倉人はね。だからみんな何でも良く買っていましたね。
これまでやってこれたことはいろいろな人と出会い、たくさんの人に支えられ「波乗り」があったからだと思っています。これからどのような人生をたどるかはわかりませんが楽しみです。それと近い将来、SanDiegoへ家族旅行に行きたいですね。Hawaii経由で。本当に実現できたらいいな。
ちょっとまとまりがありませんでした。最後まで読んでくれてありがとうございました。