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ドラマ 光る君へ

2024年06月18日 | 心のお散歩

 

久々に…

ーーしびれました~。

 「ん?なんか悪いもんでも食べたん? 」

と、聞かれそうなんですが、違うんです。

ウォーキングとは、何ら関係ないのですが、

書きたくて。

書いてもいいですか? 

と、言いながら勝手に書くことにします。

たまには、ミーハーブログもいいでしょう...ね。

(いつものことですけど

 

私、大学では国文学専攻でした。

当時は、源氏物語なんて、高尚すぎる古典のように思い、

ほんのちょっと齧っただけです。

若輩の無知というものは、恐ろしいもので、

  ーーこんな女たらしのロマン小説、つまんない。

と思って避けてました。

ところが、年を重ねて、ふと手に取る機会があり、

紫式部の文体や物語の巧みさに気づき、少しずつ読んでいます。

 

東京での同志社講座の『源氏物語を読む』にも通い、

2年になります。

京都の同大から、I 教授がお越しになって、

当時の生活背景を踏まえた楽しい読み方をご指導下さり、

日常を離れる時間を、ますます楽しんでいます。

 

すると、なんとNHK大河ドラマ『光る君』が始まりました。

時代考証の観点では、史実を抑えながらも、

金属製のスプーン(?)でウニ叩いて割ってを食べたり、

町中をお姫さまが猛ダッシュ、夜に出歩いたりと、

「あらま?」という箇所が多い作品ではありますが、

「十二単を着た、現代版ラブストーリー」という視点で楽しむべしという

ご意見に納得し、なるほど~と感心しながら、観ています。

 

で、先日 6月16日 第24話は「忘れえぬ人」。

ご覧になった方おられます?

私、

佐々木蔵之介さん演じる藤原宣孝のまひろさんへのプロポーズの言葉に

やられてしまいました。

実は、ご縁でしょう(勝手に思ってます)。

佐々木蔵之介さんの母校、神戸の名門大学で、

学生さん応援の仕事を10年近く、就いていたので、

佐々木さんも、気になる役者さんではありました。

 

この、宣孝からまひろへのプロポーズの名場面です。

  一連のやり取りのセリフを一部引用します。

 

 宣孝「都人は心の内を顔には出さんが、おまえはいつも出ておる」  

 まひろ「それは、私が愚かだということでございますね」  

 宣孝「愚かなところが笑えてよい。わしの心も和む」  

 まひろ「宣孝様は分かっておられませぬ。

     私は誰かを安心させたり、和ませたりするものではありませぬ」  

 宣孝「自分が思っている自分だけが自分ではないぞ。

    ありのままのおまえを丸ごと引き受ける。

    それができるのはわしだけだ。さすればおまえも楽になろう」  

    まひろ「忘れ得ぬ人がいてもよろしいのですか」  

 宣孝「よい。それもおまえの一部だ。

    丸ごと引き受けるとは、そういうことだ。都で待っておる」  

 

そして、颯爽と去っていく宣孝なのでありました。

 

大人の男性、カッコ好過ぎるでは、ありませぬか。

じーーん、痺れ度MAXでした。

 

 ーー自分が思っている自分だけが自分ではない。

   ありのままのおまえを丸ごと引き受ける。 ですと~。

 

雨の一日、

しびれた余韻を、今も楽しんでいます。

京都の町を歩きたくなりました。

 

今出川

 

 

 



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