9月23日にツーリズムEXPOジャパンへ行き、その模様を数記事に分けてお伝えしました。2時間ほどツーリズムEXPOジャパンを楽しみ、時刻は17時過ぎ。歩き回ってお腹も減り、どこのケバブ屋に行こうかと考えていました。
せっかく湾岸にいるので、羽田空港まで足を伸ばして、ミセスイスタンブールのケバブを食べようと思い立ち、さっそくモノレールで羽田空港へ。
▼羽田空港第2ターミナル出発ロビー
ミセスイスタンブールは、ケバブだけでなくトルコのパンやお酒が販売されています。特にトルコのパンが食べられる場所は貴重です。
▼店頭のショーケースに並べられたトルコのパンとお菓子。
なぜ他のケバブ屋と一線を画した商品展開ができるかと言えば、こちらを運営している会社が、昭和60年から続くトルコ製品輸入販売商社「株式会社トゥーバトレーディング」だからだと、個人的に思っています。
▼「株式会社トゥーバトレーディング」ホームページ。オンラインショップもあります。
メニューもガッツリとした食事からケバブやパンといった軽食まで、数多くを取り揃えております。値段が他店よりも高いと感じるかもしれません。現にドネルケバブセットで1030円なのですが、空港なので全体的に物価が高く、むしろ空港内では安い方なのではないかと思いました。
▼メニューの写真
▼ケバブの写真
さて、お待ちかね。ミセスイスタンブールのケバブです。このお店の特徴は、なんといってもパン。見た目はまるでハンバーガーのようで、このふわふわとした食感のパンで食べるケバブはとても新鮮です。
具材はキャベツと玉ねぎ、そしてニンジンですが、こちらニンジンはなかなか珍しい具材です。実際に食べてみると、柔らかなパンに、玉ねぎとニンジンの硬くてシャキシャキ、コリコリとした食感がマッチしており、とても楽しいです。マンネリ化したケバブライフに新しい風を吹き込んでくれます。
ソースは選択ができず、トマトかニンジンベースのサウザンソースのようなお味でしたが、こちらも誰もがおいしく食べられる優しい味わいで、お肉や野菜、そしてパンのお味を最大限に引き立たせてくれます。
お肉のジューシーさ、具材の食感、優しいソース、噛めば噛むほど甘みとうま味のあるふかふかのパン。そして食べ終わった後のほどよい満腹感。一足早く空に飛び立ちそうです。
さて、ケバブを食べて帰ろうと思ったのですが、店頭を見るとトルコヨーグルトを取り扱っているPOPが目に入りました。トルコ風アイスならよくあるのですが、トルコヨーグルトはここでしか見たことが無かったので、Uターンして再び店内へ。あんずやグラノーラ、ベリーミックスがあるなかで一際異彩を放つ、オリーブオイル&ナッツに挑戦しました。
▼今のところここでしか見たことがないトルコヨーグルトの販売
▼ヨーグルトの写真(オリーブオイル&ナッツ)
ヨーグルトですが、舌触りがドロッとしており、日本のヨーグルトにはないクリーミーさ。まるでムースのようです。ヨーグルト自体の味は、酸味が強く、日本で普通に売られているヨーグルトのつもりで食べると違和感があるかと思います。最近コンビニで売られている、ソースをかけて食べるギリシャ風ヨーグルト、これをソースなしで食べた時にとてもよく似ています。
さて、正直申し上げてオリーブオイル&ナッツ味を頼んだのは失敗だったと思いました。ナッツの香ばしさ、オリーブオイルの香り、酸味のあるヨーグルト、そしてスパイシーさを引き立てる胡椒。美味しいかったですが、他の味が甘いものだらけだったので、これもほんのり甘いのだろうという思い込みで頼んでしまいました。店員さんにお味を訪ねるプロセスを挟むべきでした。「オリーブオイル&ナッツ」味は、固形の食べ物が食べられないけど、甘いものは食べたくない時に重宝すると思います。ケバブスランプになった際は、ぜひ頼みたいと思います。
▼ラクのミニボトル
最後にラクというトルコの地酒のミニボトルが3本セットで売られていました。こちら確か1000円代前半でした。ラクは好きなのですが、でかい700mlのボトルだと飲み切れないので、1本50mlのミニボトルはとても助かります。ラクを家で飲みたくなったら、ミセスイスタンブールで補充しなければ…。
▼「ミセスイスタンブール」公式ページ。メニューもあります。
http://tugba.co.jp/jp/shop/mrsistanbul01.html