上野のアメ横がケバブ激戦区と呼ばれる所以は、この光景のせいではないでしょうか。から揚げ屋を挟んで、手前が今回レポートをするオスカーケバブ、奥がモーゼスさんのケバブ。それぞれが客引きを通りに出しているので、アメ横を歩くと必ずこの2店舗に声をかけられるという形となっています。
オスカーケバブはアメ横3店舗でも、特にトルコを意識したお店。そして2016年11月9日より開催されるケバブグランプリに初出店します。
▼オスカーケバブのメニュー
オスカーケバブのメニューは、ケバブ、ポテトケバブ、バケットケバブ、ラップ、ケバブ丼の5種類。特にバケットケバブはアメ横だとオスカーケバブだけのメニューのはずです。
お肉はチキンとビーフのミックスが基本。
ソースは、オリジナル(甘口)、中辛、辛口、激辛、ヨーグルトの5種類。
▼トッピングメニュー
そう、このオスカーケバブの特徴は、アメ横だけでなく全国と比較しても充実しているトッピングの種類。特にたまねぎフレークや紫キャベツ・マリネは珍しいです。紫キャベツ・マリネはトルコ人スタッフのこだわりなんだとか…。
▼紫キャベツ・マリネをトッピングした図。わかりにくいですが、端の方に紫色の切れ端が…肉の下の方に埋まっています。食感と酸味が良いアクセントになります。
1回目は、ケバブ、中辛を注文しました。紫キャベツ・マリネのトッピングも注文しましたが、品切れだったようで、ピクルスを底と上に入れて頂きました。野菜はキャベツ、トマト、そしてピクルスの3種類です。
▼ケバブ
▼重さ測定(220g)
重さは220gと、アメ横のケバブとしては中間的で、1回目はピクルスを付けて頂いているので、よりサッパリと頂きました。
さて、今までのケバブレポートでは「ソースは他店と比べて甘め」という表現を多く使っていたのですが…辛党の皆さまお待たせいたしました。オスカーケバブは、他店と比べて辛めになっていて、中辛でも他店の辛口くらいはあります。辛さの中に旨味があるという感じで、直線的に口や舌にスパイシーさが伝わります。
▼食べ進めた時の断面図
記憶が正しければ、この時は上のみにソースをかける形だったので、下のキャベツにはあまりかかっていませんでした。ソースが辛めで口の中に十分に余韻が残っているので、むしろこの方が美味しく食べることができます。
▼2回目の写真
さて、2回目に訪れた時の写真が上です。前回とは異なりピクルスが無いのと、ソースのかけ方が上だけではなく、サイドから底に流し込むように入れているのが特徴です。また前回よりも量は確実に多いです。
サイドからソースを流し入れているので、前回よりもソースが濃く味わえます。こうなると甘いものが欲しくなるのですが、オスカーケバブさんはトルコアイスも売っている時があります。隙を与えぬ二段構えですね。
まとめですが、オスカーケバブの特徴は、豊富なトッピングと辛めのソース。特に紫キャベツ・マリネはトルコ感が増す希少なアイテムなので、ぜひお試しください。