上野アメ横ケバブ戦争と題した、アメ横ケバブ特集第一弾は、アメ横にあるケバブの中でも抜群の知名度を誇る「モーゼスさんのケバブ」です。
「モーゼスさんのケバブ」は都内各地に店舗を持っているので、名前のインパクトも相まって知名度が高い有名店。しかし、実はこの店名、現在はブランド名のような形になっていて、店や地域でオーナーが全く異なります。なので、オーナーごとに味やメニューが異なっており、それを楽しめるのも「モーゼスさんのケバブ」の特徴です。
▼メニュー
メニューはケバブ、ポテトケバブ、ケバブ丼、ラップケバブの4種類ですが、店によってはポテトケバブが無いところもあります。お肉はビーフとチキンをミックスで提供されます。ソースの名前が変わっていて、「MIX」は「井上スペシャル」、「CHILI」は「滝沢スペシャル」と変わった名前がついています。
自分はケバブ、MIXソースを注文しました。
▼1回目の試食
ケバブを食べて思うのは、ソースがとても味わい深い点です。他店に比べてもフルーティーな味わいがします。辛さもピリ辛な程度で、むしろフルーティーな分、甘みがあるので辛いのが苦手な方でも大丈夫です。お肉はチキンがちょうど良い固さと大きさでした。
▼重さ計測。240.5g
また、ボリューム面としては240.5gと標準的でした。程よい満腹感が得られる、ちょうど良い量です。
▼食べ進めた際の断面
1回目の場合、ソースは底の方までかけてくれていたので、最後まで美味しいソースをお肉や野菜と共に味わうことが出来ました。
ただ肉やパンが冷えて、パンに至ってはかなり硬かった印象でした。温かさというのは、食事の満足度に直結する部分だけに、とても残念でした。
▼2回目の試食
1回目が少し残念だったので、日を改めてもう一度訪れました。今回注文したのは、前回同様にケバブ、MIXソースです。今回はパンもお肉も温かく、おかげで美味しく頂くことが出来ました。
そしてなんと、他のケバブ屋さんで最近見ていなかった顔見知りの店員さんが、こちらに転職されたそうで、久しぶりの再会を果たしました。その方に、再会でテンションが上がった状況下でケバブを作っていただいたため、量は普通よりも多いかもしれません。前回の240.5gよりも重く感じられました。
▼食べ進めた際の断面(2回目)
前回のケバブでは底にもソースをかけていたのですが、今回は中ほどのキャベツにソースがかかっていませんでした。辛いソースであればちょうど良いブレイクタイムのような形になるのですが、今回はソースがとても美味しいだけに、キャベツにかかっていないことは、少し残念でした。
改めてモーゼスさんのケバブを食べてみて思ったことは、やはりソースは万人受けするだろうと感じるほど美味しいことでした。そして店員さんや時間帯でバラつきがでるのもケバブ屋めぐりの楽しみなのですが、1回目と2回目がかなり印象が異なるあたり、その楽しみを思い出させてくれます。
知名度が高く、熱狂的なファンも多い「モーゼスさんのケバブ」。自分のフォロワーには、ケバブを8個まとめて買って冷凍し、家で解凍して食べていた猛者もいます。
今後のご活躍に期待しております。