もうすぐ開店から1年くらいになるのではないでしょうか。JR秋葉原駅昭和通り口にアキバケバブという店があります。
▼アキバケバブ外観
ソースはオリジナル(マイルド)、ガーリック、バジルマヨ、チリ(辛口)の4種類と移動販売車ではない店舗にしては、だいぶ絞ってきている印象です。
▼メニュー
お肉はチキンとビーフの2本立てで、メニューにはありませんが、ひと声かけるとチキンとビーフのミックスができます。ミックスの場合、お値段はケバブサンドで600円でした。
▼メニュー
ビールがトルコビール、コロナ、ハイネケン。トッピングがアボカド、チーズ、玉子、ハラペーニョ。またその他ドリンクメニューも豊富な点がうれしいです。
▼トッピングメニューとドリンクメニュー
そして感動したのは店頭に置かれているソース。「マスタード」「メキシカンホットソース」「スパイシーホットソース」の3種類があり、自分好みに味をつけることができます。今回はレポートのため使いませんでしたが、今後はぜひ3種類のソースを活用して、我流ケバブを作り上げたいです。
▼店頭に置かれているソース
今回は珍しくお肉はチキンを頼みました。というのも、見た感じ良い色をしていて我慢できなくなってしまったからです。ソースはバジルマヨ。こちらも〈バジル〉という単語に珍しさを感じたからです。ケバブの作り方は、底に肉とソース、中盤にキャベツとソース、そして上に肉とソース、最後にトマトという順番でした。
▼チキンケバブサンド、バジルマヨソース
食べてみると、お肉は塩気が少しあり、これが旨みを引き立たせていました。食感も脂や肉のバランスがちょうどいいと感じました。ソースは思ったほどバジルの香りはしませんでした。そして予想外だったのは、マヨとは言いつつマヨネーズの味が強くないこと。例えるなら、他店のホワイトソース(ヨーグルトソース)のマヨネーズ風味、かすかにバジルの香りといった感じで、ガーリックがない分、他店のホワイトソースよりも、食べ終わった後の口の匂いは気にならない点もよかったです。
一口目からしばらくは、マヨネーズの粘り気と肉の脂が多く感じられ「これは食べるのしんどいかな」と思いましたが、ここで一番上にあるトマトのみずみずしさが入ってきて丁度いい感じに…。
そして食べ進めていくと、箸休めのようにキャベツの層に入ります。シャキシャキとしたソースとキャベツの甘みを楽しめます。
▼中盤のキャベツの層
最後にもう一度、底のお肉が現れて「ケバブを食べたぞ」という満足感で終わることができました。後味はソースの影響もあって、ケバブを食べていたことを忘れるほど…印象が薄いと言ってしまえばそれまでですが、それだけバジルマヨは不思議なソースだったということです。