図書館で借りた【ぼくたちに、もうモノは必要ない。】。
とうとう読了に至らずに2週間が経ち、返却の憂き目にあいました。
それ程、読み物としての魅力がなかったという事でしょうか。
確かにレビューにもありましたが、おんなじ事が繰り返し語られている、という点は気になるトコです。
もっとも、書籍のボリュームを考えたら、構成上、分からないでもありません。
又、無闇矢鱈にApple社の製品をプッシュプッシュするトコも気になる。
僕は村上春樹ファンとマックファンを同一視しており、押出しの弱い、草食系の化身だと認識しておりますので。
いささか偏見ではありますけど。
著者の佐々木典士というヒトも、そんな感じです。
【ミニマリスト】の定義としては『本当に自分に必要なモノがわかっている人、大事なもののために減らす人』と説いておりました。
まぁ、そんなもんかな。
ミニマリストって言葉がひとり歩きし出し、妙な定義を押し付ける輩が多いですからねぇ。
ナス農家だの敷島久之だの。
一方、モノを持つという【慣れ】→【当り前】→【飽き】という図式はまことに分かりやすかった。
『ミニマリストになる事で【他人と自分を比べる】という人間の深部にある感情を排する事が出来る』という考え方は非常に共感出来ます。
出来ますが…、なかなか難しい。
僕など『ミニマリストを目指している』最中の身なので、まだまだダメ。
それどころか、相変わらずブランドモノを買ってますから。
そういえば、テレビ朝日系【マツコ&有吉の怒り新党】でも【ミニマリスト】がネタにされ、前述の佐々木氏のお宅も公開されておりました。
その際、冷蔵庫が映ったんです。
そしたら、有吉弘行が『冷蔵庫を捨てるんなら、いいんだけどさ…、最終的にしがみついて…』と言っていました。
そりゃそうだ。
ミニマリストを名乗るヒトで、冷蔵庫を持っていないヒトは結構いますから。
おまけに佐々木氏、椅子・テーブル迄買ってしまったとか…。
『整理整頓の出来ていない工場に、素晴らしい職人はいません』ヘンリー・フォード(米国の企業家・1863~1947)
過去の記事。
ミニマリストの巻。
ミニマリストの巻、ふたたび。
ミニマリストの巻、みたび。
ミニマリストの巻、よたび。
ミニマリストの巻、いつたび。
ミニマリストの巻、むたび。
ミニマリストの巻、ななたび。
ミニマリストの巻、やたび。
ミニマリストの巻、ここたび。
ミニマリストの巻、とたび。
ミニマリストの巻、拾壱たび。
シンプルの巻。
シンプルの巻、ふたたび。
シンプルの巻、みたび。
シンプルの巻、よたび。
シンプルの巻、いつたび。
シンプルの巻、むたび。
シンプルの巻、ななたび。
村上春樹の巻。
ルイ・ヴィトンの巻。
ルイ・ヴィトンの巻、ふたたび。
ルイ・ヴィトンの巻、みたび。
ルイ・ヴィトンの巻、よたび。
ルイ・ヴィトンの巻、いつたび。
有吉弘行の巻。
椅子の巻。
テーブルの巻。
テーブルの巻、ふたたび。