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こんにちわ、今回は子供の命に例えられたサフランのお話です。
日本ではクロッカスの群生が山の斜面を覆う素晴らしい景色がありますが、クロッカスは同属植物で観賞用の花なのだそうです。
🔵サフランは、
古代ギリシャの時代から人の手で栽培をされていたというのですからよほど効用があったのでしょうね。
交易の盛んなミノス文明では、なんと換金できる花を栽培していたというのですから、よほど価値があったのでしょう。
アンデルセンが居た頃は交易の貴重なものとして神秘的な名をかもし出すものだったに違いありません。
サフランの収穫。
女性が摘むサフランは房のように描かれている。
ミノス文明のフレスコ画より。
ミノス文明(クレタ文明)とは、エーゲ海文明でクレタ島で栄えた青銅器文明
エーゲ海諸島では交易が盛んで繁栄していたのですが、本土は戦争ばかりという、やはり海洋民族は魚の遺伝子?があり自由自在に対象物に当たらずに泳げますね。
そこで白雪姫の持っているギリシャ神話の本の中からサフランは最後に咲く花だと歌われていますというお話です。
どうぞ、始まり始まり
🔵サフランのお話
花の女神クロ―リスが牧場のそばにある湖畔に座っていました。
もう晩秋になり、花の女神クロ―リスは春から秋まで一年中いろいろな花を咲かせ続けていたことを考えていました。
それはとても楽しい懐かしい記憶の踊る思い出でした。
そのとき突然牧場のニンフがクローリスの前に現れて、懇願しました。
「羊たちが野原の草が枯れていくのを悲しんでいます。寂しがっています。
クローリス様、羊たちが身を横たえることが出来るように、もう一度花を咲かせてください。」
「花を咲かせる仕事はもう終わりました。だからもうできません。」
花の女神は断りました。
それでもニンフたちは、くじけずに何度も何度も女神に懇願をしました。
「どうか、花を最後に咲かせてください。楽しい花を!」
とうとうその熱心さに負けた花の女神クロ―リスは、秋の最後に咲く花としてサフランを咲かせてやることにしました。
こういう訳で、今でもサフランは花の季節の最後に咲くのだ伝えられています。
赤い点がサントリーニ島
(サントリーニ島で発掘されたフレスコ画)
この時代は海面がとても低く島は浮き出ていた。
ウキペディアより
画像検索から
この赤いめしべを干したものが香辛料生薬、着色料染料になる。
1gのサフランを作るのに160個の花が必要。160個のサフランからやっと1g
高価な香辛料のため偽物や異物に注意!
サフラン栽培は3000年前から、青銅器時代後期のクレタ島で栽培され、
数千年前のペルシャ語の資料にすでに調味料として使われていた。
古代ギリシャではサフランの黄色を珍重し、王族だけが使うことを許されるロイヤルカラーとされた時代もある。
子宮収縮作用があるため妊婦は要注意。
少しは薬になり、取り過ぎは禍の元になる。日本人は一回につき沢山取りすぎる癖がある。
漢方薬もそうです。中国人タクサントラナイアルネ。
日本で販売しているものの方が安心です。
世界中で偽物が流通していて、日本では検査管理が厳しいからです。
パエリア好きですか?
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