こんにちわ、逸話と言えるかどうか分かりませんが、投稿をさせていただきます。
ホメロスの叙事詩と言えば「イリアス」「オディセイ」で有名なギリシャの詩人です。
トロイアの木馬で有名なギリシャ小連合とトロイアの間で行われたトロイア戦争
(紀元前1400年~1100年の間にあった、10年間に及ぶ戦いがトロイの木馬を
城内に引き入れたため、一夜であっという間にギリシャ軍が勝利したとい話。)
をホメロスが詠んだ詩は当時の人々の間で人気が出ました。
またホメロスの叙事詩を信じたシュリーマンの話、若い方はマンガや映画でご存知です。
ホメロスの叙事詩が史実に基づいていなかったとしても、壮大な物語として楽しむ事が
できる。
また青銅器時代末の地中海沿岸で起きた動乱だけではなく、エジプト、ヨルダンや
イスラエルでおきたこともありありと伝えていると言います。
さて、伝説によりますとホメロスは目が見えなかったと言われていますが、彼が実在
していたという記録がないそうです。
一説によりますと「ホリーダイ」と呼ばれる詩人の集団で、ホリーダイは人質という
意味で囚人だったそうです。
彼らは文字で書き記されていなかった過去の記録を叙事詩で残すことを託された囚人
だったと言います。
当時文字をかける人は身分の高い人だったと思います。
ヨーロッパや中国だけではなく囚人や奴隷が文化の源の担い手だった事は知られていま
すが、文学まで担っていたのには、驚かされます。
イギリス人のクリストファー・ロイド
ヨーロッパや世界の文化や経済の担い手の源泉が本当の主ははそういう人達だった。
そして日本にもほんの少しはありますが、実際にそういうのを採用しなかったという
事です。
未だ寒い日々が続く2月ですが、道真が遣唐使を廃止した理由の一つに、中国から帰国
した派遣団の報告で日本の女性が売られていたというのがありました。
日本国は無事です。
道真様、有難うございます。
湯島天神の白梅ももうすぐに咲くでしょう。