昨日の続き茨城県の岩城ブランドから桑の実のジャムのお話を読んでくださいね。
昨日、大宮駅中で茨城県の物産展がありまして、結城市の「桑の実のジャム」の瓶を買い
求めました。
白雪姫は、群馬県の山の中産でして、昔は、桑畑(くわばたけ)がいたるところにあり、
桑の木が田んぼのあぜ道にもぎっしりと並んでいたものでした。
とても大切な木でしたが、やはり手入れをしないと病気になるそうです。
夏休みになりますと、夜の照明めがけて、蛾が沢山お店や家の中に入ってきました。
もちろんカブトムシもクワガタが主でしたが入ってきました。
ゲンゴロウも飛んできて、白雪姫は美しいゲンゴロウが大好きでした。
葉っぱは、とてもきれいで、すり合わせるといい香りがしました。
もちろん桑は、絹を作るための蚕の飼料でした。
蚕の養蚕業が盛んで、農家の方にとって副収入になり、かかせない仕事そのものでした。
畳一畳程の面積の竹やゴザの入れ物に、新鮮な桑の緑葉を豊富にびっしりとひき、その上
に、沢山の白い蚕の幼虫をのせて、保温室に何枚も段々にして、一晩入れます。
次の日は、葉っぱはなくなり、茎のみが残っています。
蚕の幼虫の食欲の旺盛さには、どんな小さな生命にも生きていかなくてはならないという
使命感が、当たり前のように当然のように宿っているというどんぶり飯を創造させます。
そして体から蚕糸を少しずつ出しながらきれいな造り物になっていってしまう。
信じられないような、事変創造物ですよね。
まだ乙女?だった頃にカフカの変身という本を読んで、あまりの強い衝撃に、
脳裏から離れなくてとても怖い思いを経験したことがあります。
自分が描いたイメージの中でしたけれど、現代はメディアで、視覚が逃げ切れない
程の、圧力的な暴力シーンが襲ってきます。視聴者は選択が事前にできませんよね。
よくおばあさんたちと昔と今とどっちがいいんだろうねと、話すんです。
もちろん、今がいいに決まっています。
桑の実や葉は、高血圧や糖尿病にいいといいます。
葉を乾燥させてお茶にして飲むのは、昔からの習慣でした。
結城物産展の解説書を読みまして、へえ~と思いました。
●ダイエット効果があるそうです。
桑の葉の中に糖分を沢山摂取しても体に吸収されない働きをするテオキシノリマイシン
という物質が含有されている。
●咳止め、喘息に効果があり、血液の流れを良好にしたり、滋養強壮の効果が出ている。
100g中の桑の実の成分は、イチゴよりもカルシウム、鉄分が3倍と多くカリウム、
亜鉛などもずっと豊富なんです。
ミネラル成分が多く、アントシニアンも多く含有している。
味は、ブルーベリーよりも濃い味のカシスに少し酸味が加わった感じで、粒粒状で
こっくとして香ばしいです。
桑の実の名称はマルベリーとララベリー。
この地の結城紬と呼ばれる着物一反分は、およそ蚕2000匹、真綿およそ380枚は必要で、
その独特な着物作りの手法は、ユネスコ無形文化遺産に指定された。
桑の木は毎年選定し(枝ぎり)、病気にならないように消毒しなければならない。
この蚕生産の労働作業が、東南アジアで盛んになっています。
そのため値段があちら産はとても安い。
シルクは付加価値の高いものでもったいないですね。
次の世代へ導く蛍光シルクが研究者の手により発明、発表されています。
なんと光により、服の色が変わるのです。
群馬県の前橋光る蚕をで生産化しようとしています。
シルクの洋服は、薄くてクーラー下でもあったかいのよ。
◎結城市観光ガイドを載せておきます。
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ここまで読んで頂きまして有難うございます!
それではまたお会いしましょう。
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