飾らない 素直な 自分らしい毎日に乾杯!

京丹波町の質美八幡宮に立ち寄ってみた

質美八幡宮の入り口
映画のロケに使われるという参道
八幡宮に辿りつく
この質美八幡宮は石清水八幡宮の荘園として栄えたという。
祭典として、厄除祭1/19、祈年祭2/11、水無月大祓式6/30、夏祭り6/30、秋季例大祭スポーツの日、年越大祓式冬至に近い日曜日、感謝祭冬至に近い日曜日がある。
地区の小学校も廃校になった状況で、小学生が少なくなり女の子も祭りに加えるも足りず、中学生に広げたがそれでも足りず、、という状況だそうだ。質美の曳山行事として4台の鉾がある。嘗ては215戸の氏神として栄華を極めた時期もあったようだ。しかし、人が少なくなって行事自体の存続が危ぶまれていると総代の一人が呟いていた。

こういう事例は全国で見られるのだろう。人口自体は5割アップした現在の日本では全国で過疎化が急激に進んでいる。経済大国を目指した結果とはいえ、その方法が無茶苦茶だったという証左がどこそこにある。もう少し知恵を働かせていればと今更ながら想う国民は多数だろう。そうした取り組みがなされていたら、過密都市の弊害やいびつな形で経済成長が伸び悩むこともなかっただろうとため息が出る。

敢えてヒントを言えば、江戸時代の藩数500藩というものをもう少し大事にしておればということである。近代化=欧米化一辺倒では知恵がないと想うしかない。神社詣でを保守と考えるような薄っぺらな保守ではなく、人の営みを通じて形作ってきた日本列島のなりたちに気づくような保守であって欲しいと、砂漠の一粒の砂にも似た微かな思いを猛暑にため息をつきながら想う。
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