東京都は１０日、新型コロナウイルスの感染者を新たに２４３人確認したと発表した。１日当たりの感染者数は９日の２２４人を上回り、過去最多を更新した。（時事14：38）
このまま進むと、東京だけで300人を突破しそうだ。原因を突き詰めないで「緊急事態」を解除した結果がこれだ。専門家会議は何だったんだろう。何をしたんだろう？
無症状感染者の体内で身を潜めていた新型コロナが、緊急事態解除と共にウイルスを蔓延させているのだ。具合悪いことに、殆どが行動範囲の広い若者中心だという。国も東京都も何も手を打とうとしない。後手後手に回っている。
先ずは、新宿区を中心に国を挙げて大掛かりな疫学的な検査を実施すべきだろう。植物とも動物とも言えないような生き物に手をこまねいている場合ではない。なんにも難しいことはない。相手はコンピューターも言葉もない生き物だ。家庭用の漂白剤を薄めた液でも簡単に消毒できるのだ。厄介なのは、小さいことと感染力が高いことである。優秀な科学者の下で一致団結すれば取るに足らない相手だ。
危機のときほど救世主が現れるのだが、まだ危機的状況ではないのだろう。どうしようもないお爺さん学者が出てきてこんにちは！されるのには参った。東京都が一日千人単位で感染者が増えてくると、本物の救世主が出てくるだろう。今のニセモノ専門家がいる間は、逆にまだそれほど深刻ではないということだ。
それと、緊急事態宣言ももう少し科学的に実施しなければ、小学生の夏休みの宿題以下である。必要な場所に効果のある対策を素早く実施することが肝要だ。感染者の殆どいない過疎化した県にまで広げる必要は全くない。そして、自治体に権限と金を回すことだ。財源は、予備費10兆円を東京大阪を除くすべて自治体に回せば、効果てき面だろう。政府は東京と大阪だけを面倒見たらいい。似た者同士で仲良くやってもらったらいい。
