あと、9ヶ月間、10ヶ月間で今やってることを休止しなきゃいけないってどうゆう気持ちなんだろう……?
一幕が終わる時が見えた時に、人はどんな動きをするのかな?
それこそ、今まで築いてきたものを出しきりたいと思うのだろうか?
人によるだろうけど、
家族や自分のことなど他のことに目を向けて行くのもアリなんだろうな。
私の一幕は既に終了しており、
沢山の出会いのもと、
いろんな趣味やいろんな仕事に時間を使った。
29才の時に技術者としての美容界復帰をして、
最初は3年やったら引退と決めてたものの5年目になった。
今年、国家試験まで受けちゃって、完全なる現場復活をしてしまった。
私にとってこの仕事ってただただ未練であるとしか言いようがない。
やり残したものをやりに来たのだろう。
20代、凄く人として学んだことがあって、認められない悔しさ、そのことからの反発、結局は協調性……
お金に対する考え方、チームワークとは、後ろ姿とは……
もしかしたら20代半ばくらいで理解しても良いことを、更に5年以上かけてもがいて勉強してきたのかもしれない。
30代という10年間、ようやく自分が分かってきて、心もだいぶ落ち着いて来た。
覚えることもキツくなってくるこの年代だから最後に技術者としての復活。
国家試験、初めての受験で10年以上空けて、準備期間が1ヶ月間で……最悪な条件でした。
よく受かったね~
って同業者には言われるけど、
私は掛けた費用が勿体無かっただけと思うだけで、あんまりそんなこと思ってないんだけど……
確かに現役生が続々と落ちる中でまぁやった方なのかも。
でも多分、本質が怠け者だから、切羽詰まる方が良いのかも知れない。
ただ、
大人になったら、何かをしながらスキルアップのために何かをするのが当たり前だってよく言われてるけど、
これ本当に疲れる。
体力的にも、精神的にも……。
それを越えた人だけが、将来の不安から回避出来たり、昇格や、夢を叶えられるのだと。
そこだけは確信出来る。
OLのまま、昇給がなかったり、同じ月給のまま‥何も変化のない自分が凄く嫌だった。
漸く辿り着いて、今33才にもなって、人より随分遅れたけど、真っ直ぐに歩き出して、
それに対する後悔はない。
遅いけど恥ずかしさもない。
また這い上がろ自信はある。
休止から目覚めた瞬間。