とんだバイクトラブルで2週間の自由気ままな北海道ツーリングも中断することとなった。
日増しに行く先々で駐輪するごとに、オイルが落ちている。
ホテルを出る前に詰めたキッチンタオルを入れ替えた。
こうした作業はセイコーマートの前で、フェリーターミナルの駐車場で繰り返している。
とりあえず、宿を予約している天売島、小樽だけはこなして帰ろう。
羽幌フェリーターミナルの無料駐車場にバイクを置き、フェリーでまず焼尻島へ。
島でレンタサイクルを借り、党内をほぼ一周。すごいアップダウンであった。
サフォークという頭の黒いめん羊が放牧されている地も訪れた。年間に出荷される頭数が
200頭と限られているために、高級なラム肉として取り扱いがされている。
フェリー乗り場の「島っこ食堂」でもサフォークラムのバーベキューを取り扱っていることが
わかったが、天売島へ渡る時間がなく、残念なことをした。
焼尻島から天売島へ。海霧が漂い港に近づくまで島が見えなかった。しかし港に近づくと、突然
晴れ上がった。
民宿栄丸(島で唯一、漁師が営む民宿だとか)の奥さんが迎えに来てくれてた。
夕刻の80万場と言われるウトウの帰巣風景が絶景ということで期待したが、奥さんが今年は
5月の天気。この霧では見れるかどうかね。観光バス予約するかと言われたが、せっかくここ
まで来たのだからと見に行くことにした。
夕食は5時から。時間があるので港近くにある海の宇宙館に行くことにした。
この島に住み、海鳥を撮る有名な写真家の作品が多数展示してあった。
野鳥の観察に詳しい老夫婦とご一緒になり、いろいろ教えてもらった。
夕食はその日とれた海鮮バーベキュー。
そのご夫婦ともとなりあわせ。話がはずんだ。
ウニ(解禁ではないが、観光ウニと言って島を訪れる観光客のために特別に獲ってもらっている)
ウニは生と焼きウニで食べる。ホタテ、青ツブ、タコ、甘エビ、ヤリイカ、ナメタガレイ。
さらに切り落としのサフォークラム。タレで漬け込んであるので、ジンギスカンで。
さらにミニ海鮮丼もついてくる。これはうまい。この海鮮バーベキュー付きの1泊2食付で9500円。これはお値打ち。
さて、ウトウの帰巣風景の観察。
赤岩の付近はさらに霧がたちこめ、ウトウは暗くなって帰ってくる。
霧の中、いろんなところで羽音とズボッと自分の巣穴の近くの草むらに突っ込む音の迫力は激しい。
鳥は夜でも目が見えるのだ。
帰宅すると奥さんが明日は漁船で海鳥を見に行くクルーズがあるけどどうする?
明朝の切り次第で判断するとか。もちろん参加することに。
翌朝、6時に船に乗り込む。
上の方は霧が立ち込めているが、波間ははっきり見える。
当日はオロロン鳥、ケイマフリは見えず、夥しい数のウトウとアマツバメガ見られた。
帰る間際、仲良くなった老夫婦が、岬に40頭もゴマフアザラシがいるから見に来てと連絡があり、
望遠でゴマフアザラシも見せてもらった。
羽幌に戻ると天気は良く、日本海の海岸線・増毛国道を走って小樽へ。
断崖絶壁が続き、雄冬岬がセリだし、見事な海岸線が見られた。
ただ、北海道ではこの時期に道路整備をするために、トンネル工事の片側車線規制が多く、小樽に
たどり着くまでずいぶん時間がかかった。
石狩から小樽に近づくとまたガスが。大変寒くなった。
早速、フェリーターミナルに行き、帰路便を変更する。
最終日、積丹半島から神威岬を経て岩内まで下り、ニセコパノラマラインを通ってニセコに入り、
倶知安から余市、小樽へ戻ってくることにした。
ところが小樽を出て与一に向かうとまた海霧が深く、とりあえず積丹半島をめざし、美国で水中遊覧
でもすることに。相変わらず霧が立ち込めたが遊覧は楽しめた。
遊覧の中で札幌からきた老夫人が先ほど食べた生ウニは小さくて痩せてたとの感想。
ウニ丼はあきらめ、船着き場でやってた一夜干しの焼きイカと今朝揚がったという活甘エビをお昼とした。
時間が経つにつれガスが切れ始めたので神威岬へ。神威岬を眺めるころにはほとんどガスが消え、見事な
積丹ブルーの海が見られた。
ここから岩内に続く道も雷電岳が海に迫る断崖が多く、いくつものトンネルを越えた。
岩内からニセコに通ずるニセコパノラマラインは新緑の木々がきれいな道だった。
山々には雪が残り、羊蹄山も期待ができた。
前にはガスで見れなかった神仙沼も訪ねた。高地にある湿原で神秘の沼であった。
ニセコ側に下りてくると羊蹄山もニセコアンヌプリも雲に隠れてその姿は見れなかった。
倶知安から余市に戻ってくるとまたガスで小樽までの道のりは寒いくらいだった。
小樽フェリー乗り場へ。シーズンオフとあって並んでるバイクは5台だけだった。これでこの夏の北海道一人旅は終わる。
今回の走行1730km。
また、今度は季節の違う時に来てみたい。
日増しに行く先々で駐輪するごとに、オイルが落ちている。
ホテルを出る前に詰めたキッチンタオルを入れ替えた。
こうした作業はセイコーマートの前で、フェリーターミナルの駐車場で繰り返している。
とりあえず、宿を予約している天売島、小樽だけはこなして帰ろう。
羽幌フェリーターミナルの無料駐車場にバイクを置き、フェリーでまず焼尻島へ。
島でレンタサイクルを借り、党内をほぼ一周。すごいアップダウンであった。
サフォークという頭の黒いめん羊が放牧されている地も訪れた。年間に出荷される頭数が
200頭と限られているために、高級なラム肉として取り扱いがされている。
フェリー乗り場の「島っこ食堂」でもサフォークラムのバーベキューを取り扱っていることが
わかったが、天売島へ渡る時間がなく、残念なことをした。
焼尻島から天売島へ。海霧が漂い港に近づくまで島が見えなかった。しかし港に近づくと、突然
晴れ上がった。
民宿栄丸(島で唯一、漁師が営む民宿だとか)の奥さんが迎えに来てくれてた。
夕刻の80万場と言われるウトウの帰巣風景が絶景ということで期待したが、奥さんが今年は
5月の天気。この霧では見れるかどうかね。観光バス予約するかと言われたが、せっかくここ
まで来たのだからと見に行くことにした。
夕食は5時から。時間があるので港近くにある海の宇宙館に行くことにした。
この島に住み、海鳥を撮る有名な写真家の作品が多数展示してあった。
野鳥の観察に詳しい老夫婦とご一緒になり、いろいろ教えてもらった。
夕食はその日とれた海鮮バーベキュー。
そのご夫婦ともとなりあわせ。話がはずんだ。
ウニ(解禁ではないが、観光ウニと言って島を訪れる観光客のために特別に獲ってもらっている)
ウニは生と焼きウニで食べる。ホタテ、青ツブ、タコ、甘エビ、ヤリイカ、ナメタガレイ。
さらに切り落としのサフォークラム。タレで漬け込んであるので、ジンギスカンで。
さらにミニ海鮮丼もついてくる。これはうまい。この海鮮バーベキュー付きの1泊2食付で9500円。これはお値打ち。
さて、ウトウの帰巣風景の観察。
赤岩の付近はさらに霧がたちこめ、ウトウは暗くなって帰ってくる。
霧の中、いろんなところで羽音とズボッと自分の巣穴の近くの草むらに突っ込む音の迫力は激しい。
鳥は夜でも目が見えるのだ。
帰宅すると奥さんが明日は漁船で海鳥を見に行くクルーズがあるけどどうする?
明朝の切り次第で判断するとか。もちろん参加することに。
翌朝、6時に船に乗り込む。
上の方は霧が立ち込めているが、波間ははっきり見える。
当日はオロロン鳥、ケイマフリは見えず、夥しい数のウトウとアマツバメガ見られた。
帰る間際、仲良くなった老夫婦が、岬に40頭もゴマフアザラシがいるから見に来てと連絡があり、
望遠でゴマフアザラシも見せてもらった。
羽幌に戻ると天気は良く、日本海の海岸線・増毛国道を走って小樽へ。
断崖絶壁が続き、雄冬岬がセリだし、見事な海岸線が見られた。
ただ、北海道ではこの時期に道路整備をするために、トンネル工事の片側車線規制が多く、小樽に
たどり着くまでずいぶん時間がかかった。
石狩から小樽に近づくとまたガスが。大変寒くなった。
早速、フェリーターミナルに行き、帰路便を変更する。
最終日、積丹半島から神威岬を経て岩内まで下り、ニセコパノラマラインを通ってニセコに入り、
倶知安から余市、小樽へ戻ってくることにした。
ところが小樽を出て与一に向かうとまた海霧が深く、とりあえず積丹半島をめざし、美国で水中遊覧
でもすることに。相変わらず霧が立ち込めたが遊覧は楽しめた。
遊覧の中で札幌からきた老夫人が先ほど食べた生ウニは小さくて痩せてたとの感想。
ウニ丼はあきらめ、船着き場でやってた一夜干しの焼きイカと今朝揚がったという活甘エビをお昼とした。
時間が経つにつれガスが切れ始めたので神威岬へ。神威岬を眺めるころにはほとんどガスが消え、見事な
積丹ブルーの海が見られた。
ここから岩内に続く道も雷電岳が海に迫る断崖が多く、いくつものトンネルを越えた。
岩内からニセコに通ずるニセコパノラマラインは新緑の木々がきれいな道だった。
山々には雪が残り、羊蹄山も期待ができた。
前にはガスで見れなかった神仙沼も訪ねた。高地にある湿原で神秘の沼であった。
ニセコ側に下りてくると羊蹄山もニセコアンヌプリも雲に隠れてその姿は見れなかった。
倶知安から余市に戻ってくるとまたガスで小樽までの道のりは寒いくらいだった。
小樽フェリー乗り場へ。シーズンオフとあって並んでるバイクは5台だけだった。これでこの夏の北海道一人旅は終わる。
今回の走行1730km。
また、今度は季節の違う時に来てみたい。
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