目・耳・WAR

私が通うキャンパスにこんな立て看板がずいぶん前から掲示されている。
はて、何だろう？

立命館大学の国際平和ミュージアムで開催されている特別展。
第2次世界大戦での国民総動員体制と戦時高揚をうたったポスターなどが展示されている。

日本はどこへ向かおうとしているのか危惧されると思われるのが、現在参議院で審議されているのが「特定秘密保護法案」。
情報公開が普通となった今、「国民の知る権利」をことさらに侵害しようとするこの法案。
戦前の治安維持法を想起させる。

日本弁護士界をはじめ、新聞などマスコミ、作家、演劇など各層から猛反対が上がっている。
福島の公聴会では７氏全員が反対の意見を述べた。世論でも７割の反対となっている。
ところが、こともあろうに修正案という形をとって、みんなの党、維新の会を抱き込んで、衆議院で強行採決に及んだ。

石破幹事長は環境保護団体のデモに対しても絶叫するデモはテロに値すると自分のブログに書いた。
特定秘密保護法案には日本の安全保障に関する事項の内、防衛、外交、特定有害活動防止、テロ活動防止が挙げられている。
口がすべったとしても、環境保護団体にまでテロ呼ばわりする自民党幹事長の資質とはいかなるものだろうか？

なんか、政府には都合の悪いことをブログでアップしても、特定保護が拡大されたらと思うとぞっとする。

それより国民の７割が反対している法案を強行採決する与党の方が国益を大事にしてないんじゃないか？
こんな法案。絶対成立させてはならない。