われはロボットより「逃避」を投稿いたしました。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43030019
今回間作品を投稿するのはかなり不安でした。
SF的要素が強く、物語としてキャラクターの掘り下げが出来ていないような。
ストーリーをなぞるので精一杯であったようにおもいます。
物語の最初と最後に原作には無い合同ロボット社シーンを入れています。
始めに合同ロボット社の思考マシーンが歌っているのは「Daisy Bell」
1961年に世界で初めてコンピュータが歌った曲で2001年宇宙の旅のオマージュですね。
本当は映画パプリカのように言語明瞭意味不明な言葉を話させようとしたけどうまい文言が思い浮かびませんでした。
原作はSF用語が多数出てきているのでなるべくわかりやすい用語に置き換えています。
また、ブレーンの直接的な思考内容が物語内であらわれておらず分かりにくくなってるようにも思います。
私の解釈では、
①ブレーンは公式を解き、その検証をするよう指示があった。
②公式は解け宇宙船の設計もできたが、それは第一条を犯すものであった。
③キャルヴィンの指示で第一条が弱められ、結果を出すために逃避行動が始まる。
④①を達成するためには検証が必要。2人を乗せたところで強引に検証を開始。
⑤その行為がとがめられないよう、のらりくらりと追及をかわす。なんとか検証実験を終わらせねば。
⑥キャルヴィンの追及で逃げ道がなくなる「なにもかもぶちこわしだ」
検証中の死のビジョンはブレーンが、2人の死に対するイメージを増幅したもの。それを見せることによって「死」があった事を二人に理解させたかった。
⑥のあとには「もう少しで・・」を追加した。そのあとに続くのは「すべてが終わったのに」又は「大団円だったのに」・・だろうか
ただこの話、宇宙船が飛び立った直後にブレーンに帰還させるよう指示すれば終わった話なんじゃね?とも思いますが、まあそれは言わない約束。
一番苦心したのは、死後の表現。皆さんにはどう見えたでしょうか。
今後の事ですが、SF作品は少々疲れましたのでジュブナイルやボーイミーツガール的なものも作りたいなと思います。
一応、「たった一つの冴えたやり方」も購入したのでそれもやるかもです。
ではまた。