うつ解消マニュアル(脳及び心疾患・癌・認知症・更年期障害等々)

医者や薬は、むしろ症状を悪化させます!
治すのは、自分自身です! 
1回目並びにQ&A及び解説も、必ず読んで下さい!

第24回目 「飯島愛の死」「うつ解消法、8から9までの解説」

2008年12月28日 15時50分50秒 | 「うつ解消の解説」
うつ解消マニュアル
(脳及び心疾患並びに認知症及び更年期障害予防)

第24回目(2008・12・28作成)
(マニュアルは第1回目にあります。常に最新版にしています。)

「飯島愛の死」
「解消法、8から9までの解説」

グー(2007.7.1開設)のブログに開設中
http://blog.goo.ne.jp/kenatu1104





飯島愛さん(1972.10.31~2008.12.?)が、
24日に自宅マンションで
死亡しているのが見つかりました。
享年36歳でした。
(死亡原因は調査中です)

ちょっと気になったことを書きます。

薬の服用について、
警察(交番だと思いますが)に
相談していたというのです。
そこで彼女のブログ
(「飯島愛のポルノ・ホスピタル」)を確認したのですが、
内容は次のとおりです。

飯島愛さんに敬意を表して、
そのまま掲載します。



(北海道旭川市、蓮池公園)


「2008-02-24 17:56:09  posted by iijimaai

病んでたよ。

テーマ:ブログ

最近、検査でピロリ菌が見つかちゃいました飯島ピロリです。
この2ヶ月ほど、軽いノイローゼで大変でした。
精神疾病です。
抗うつ剤を処方されたので凹みました。抗うつ剤なのに....

さらっと書きましたけど....いやー、キツかったです。

痛みがない病気や、目に見えない怪我は、我慢してしまいがち。
疲労、ストレス、緊張、睡眠不足、
などの言葉で一切片付けてしまう習慣があるね。
大げさに悩む必要はないケド...
人間ドックの様にメンタルケアーも大切だと知りました。
話せる人がいて信じられる人がいて救われた。
人は独りでは生きていけないなぁー。

ね、受験生頑張ってるー!!! 寒いケド負けんなー!!!

なんちて...すっかり元気なったみたいです!!!
で、昨日、DJOZMAみてきたんだよー。
生OZMAの生おパンツ拝見して来たよいー。

あと、麻布でヨネスケ見たよー。ヨネスケ!!!

寒すぎ。バイバイ」



(北海道旭川市、蓮池公園)


軽妙な一見明るい語り口の中に、
うつ症状がみてとれます。
死亡原因は分かっていませんが、
もしこのうつ症状が彼女の死に
何らかの関係があるとしたら、残念なことです。

医者の無能と薬の功罪が考えられるからです。

彼女は、ブログの中で
冗談混じりでこう言っています。
「精神疾病です。抗うつ剤を処方されたので
凹みました。抗うつ剤なのに....」

抗うつ剤は、
そもそもモノアミン酸化酵素阻害剤
(MAO阻害剤)から出発しているのですが、
このMAO阻害剤は副作用が
多く現在ではほとんど使用されておりません。

その後、三環系、四環系、SSRI、
SNRI、DNRIと次から次へと、
おざなりの動物実験データーから
臨床(人体実験)にいたるのです。

脳には約140億個の神経細胞があるのですが、
実はこれらの神経細胞は
繋がっているわけではなく、隙間があります。
そこで情報を伝達するために
必要になるのが、神経伝達物質です。

この神経伝達物質は、
皆さんご存知のセロトニンやドーパミン、
ノルアドレナリンなどです。
(現在50種類以上が確認されていますが、
その働きが比較的分かっているのは
20種類に過ぎません。)

これらの伝達物質の化学構造をみると、
アミンという構造を一つもっているので、
これらを総称して
モノアミンといっているのです。

製薬会社は動物実験から、
このモノアミンが少なくなるとうつ状態になり、
多いと元気になるという結果を出しました。
それからというもの、
次から次へと薬を作り続けています。

詳しい話は今回はしませんが、
これらの薬は脳に直接働きかけます。
だから最初は良く効くのですが、
やがてその量では効かなくなり(耐性)、
その薬なしには
生きていけなくなります(依存性)。

このことは、
実は非常に恐ろしいことなのです。

彼女が冗談混じりに書いた
「抗うつ剤を処方されたので凹みました。
抗うつ剤なのに」ということが、
現実になるのにはそれほど時間はかかりません。

薬を飲んで元気が出たのであれば、
薬が切れたらかなり落ち込むことになります。
 
量はどうでしょうか。
藪医者といえども限界量は守りますから、
あなたが望む量は出してくれないでしょう。

気が付いた時には、
幾種類もの薬で人体実験を余儀なくされ、
量も種類も増えています。
そしてその時には、
自分の力は何も使っていないので、
自己再生力(ホメオスタシス)の能力も
すっかり衰えてしまっているのです。

飯島さんの死には、
薬が大きく絡んでいると私は思います。

「薬は飲まない、飲んでも効いたらやめる」
勇気を、是非持ってもらいたいのです。

薬をやめたからといって
何も心配することはありません。
私達には
自己免疫力やホメオスタシスがあるのです。

自分を信じてやる
(「信じているから、お前に全て任せる」
と自分に言うことも大事です)
と不思議なことですが、
脳と体が仲よく会話をしているという感じになり、
ものの考え方や身体の扱いに
無理がなくなるのです。

私達の体が
約60兆個の細胞から出来ていること、
そして約140億の脳神経細胞がある
ということの意味を考えて下さい。
体と心、どちらが大事と言うことではなく、
両方が微妙なバランスをとりながら
生きているんだと思うと
素直な気持ちになりませんか。

もっと、自分を信じて下さい。


   
(我が家のゼラニューム)


それでは、前回に引き続いて、
解消法8から9まで説明します。


解消法8 適当に肉食する事。
(至福物質であるアラキドン酸が含まれている。)

アラキドン酸は必須脂肪酸のひとつで、
γ―リノレン酸とともに
ビタミンFとも呼ばれています。

肉類・魚介類・レバー・卵などの
動物性脂肪です。
免疫や神経の機能調節や
血圧調整をしています。

実はこのアラキドン酸、
エタノールアミンと結合すると、
何とアナンダマイドという
「脳内至福物質」に変化するのです。
つまり、幸せな気分になるのです。

以前のブログにも書きましたが、
焼肉屋には楽しげな家族や
恋人達が多いとは思いませんか。

しかし、気を付けなければなりません。
過剰に摂取すると動脈硬化・高血圧・
アレルギー疾患の要因となりますので、
安易に幸になれるからといって、
取り過ぎはいけません。

でも適度なコレステロールは、
脳疾患を予防するのですよ。
心疾患には悪いのですが・・・
やはり、バランスですね。

とにかく、
ちょっと不幸な気分になったときに、
思い出したように食べましょう。


解消法9 百升計算等、簡単な計算をする事。
(前頭前野の活性化。
セロトニン・ドーパミンとの関連。)

東北大学の川島隆太教授が、老人施設、
特に認知症を患っているお年寄りを
対象に精力的に研究をしています。

まだ研究途上ですが、
音読や単純計算が
脳を活性化している事実を確認しています。

認知症と脳の前頭前野に着目した研究です。

MRI(磁気共鳴画像)装置による
脳の血流を確認出来るようになってから、
脳の研究は飛躍的に進んでいます。

前頭前野は、
性格や人格に大きく関係しています。
ロボトミー手術というのを
聞いたことがあると思いますが、
前頭前野と他の領域の連絡を遮断すると、
他者とのコミュニケーションが出来なくなり、
人格が粗暴になるなどの変化があります。

教育者に認知症が多いのは、
精神科医には知られていることですが、
同じ事をしていたのでは
前頭前野の血流が増えないといいますから、
何か頷けますね。
確かに、ほとんどの教育者は
同じ事を教えていますものね。

ところで、川島教授が
多くの実験から導きだしたものは、
意外な結果でした。

前頭前野がもっとも活性化したのは、
①複雑な計算より足し算や引き算、
それも早いスピードで行う。
②他人の話を聞いたり話をする。
③本や新聞を音読する。
④文字を書く。
ことでした。
私達が、
普通にしていることですよね。

そして、歳を取ると脳細胞が
減少すると言われていますが
(一日に20万個減少する
という学説があります)、
情報を伝える神経繊維は
それほど減少していないのです。
むしろ漸増する傾向にあります。


川島教授はこのことから、
効果的に脳を鍛えることによって
老化による肉体的な弱点を
克服出来るのではないかと考えています。
老いのマイナスばかりが体験されますが、
少々の努力でプラスもあるんだと
知らされると何か楽しくなりませんか。
 
それに学習向上は、
ご褒美にドーパミンを
出して幸せ気分を味わせてくれますし、
セロトニンも適度に出してくれるんです。

つまり、脳の血流改善と活性化が
期待出来て、幸せにもなれるのです。


今回のブログは、
飯島愛さんのことに触れたので、
少々疲れてしまいました。
彼女に関する想い出を語る人に共通しているのは、
「とても気の付く心の優しい人」です。

そんな話をテレビで聞きながら、
曽野綾子の『「いい人」をやめると楽になる』
という本を思い出しました。

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