うつ解消マニュアル(脳及び心疾患・癌・認知症・更年期障害等々)

医者や薬は、むしろ症状を悪化させます!
治すのは、自分自身です! 
1回目並びにQ&A及び解説も、必ず読んで下さい!

第52回目 *幸せについて

2009年09月21日 03時03分03秒 | 「人は幸せになるために生まれてきた!」
うつ解消マニュアル
(脳及び心疾患並びに認知症及び更年期障害予防)

第52回目(2009・9・21 作成)
(マニュアルは第1回目にあります。常に最新版にしています。)

「幸せについて」

グー(2007.7.1開設)のブログに開設中
http://blog.goo.ne.jp/kenatu1104







150億56歳・・・
私の宇宙年齢です。

1980年11月10日に、
「コスモス」(朝日新聞社)が出版されました。

カール・エドワード・セーガン
(1934.11.9-1996.12.20、
米国の天文学者・作家、NASAの惑星探査の指導者)
が書いたこの本は、
私に多くの衝撃を与えました。。

「今から150億年か200億年前に
ビッグ・バン(大爆発)があって宇宙が出来た・・・
46億年前に地球が誕生し、
生命が生まれたのは40億年前だ」
と書かれていました。

そして、この本の最後に書かれた文章は、
私の価値観を少なからず変え、
その後の生き方に影響を与え続けています。

あまりに素晴らしい文章なので、
そのまま掲載します。

『私たちは、宇宙の片すみで形をなし、
意識を持つまでになった。
私たちは、自分たちの起源について考えはじめた。

星くずが、星について考えている。

100億の10億倍の、
そのまた10億倍もの原子の集合体が、
原子の進化について考え、
ついに意識を持つに至った長い旅のあとをたどっている。

私たちの忠誠心は、
全人類と地球に対するものでなければならない。

私たちは、地球のために発言する。
私たちは生き残らなければならない。

その生存の義務は、
私たち自身のためだけのものではない。
私たちは、その義務を宇宙に対しても負っている。

時間的には永遠、空間的には無限の、
その宇宙から私たちは生まれてきたのだから・・・。』



      



ポール・ゴーギャン
(1848.6.7-1903.5.8、仏、画家)は、
遺書代わりに描いた画で、
「われわれはどこからきたのか 
 われわれは何者か
 われわれはどこへ行くのか」
と問い続けています。

弟子の子路が死について訊ねると、
孔子(紀元前551-紀元前479、中国、儒家の始祖)は
「いまだ生を知らず。いずくんぞ死を知らん。」と言います。
(もっとも、子路の前に子貢が
「死者は知ることありや 将(は)た知ることなきや」と聞いている。)

カール・セーガンなら、この問いかけに何と答えたでしょう。

きっと、ゴーギャンや子路の問いかけに嬉しくなって、
「一緒に夜空を見よう」と言ったのではないかと思います。

カール・セーガンは、考える人が大好きだったと思うからです。
「一緒に考えよう」って・・・ね。


ブレーズ・パスカル(1623.6.19-1662.8.19、
仏、数学者・物理学者・哲学者・思想家・宗教家)は、
「人間は考える葦である」(「パンセ」)と言ってましたね。



   



私が、うつになって良かったと思える一番のことは、
幸せとは何かを考える時間を貰ったことです。
あまりの辛さに、
幸・不幸を考えざるをえなくなったのです。

何度も何度も考えているうちに、
幸せだと思う時も、不幸だと思う時も、
言葉で考えていることに気が付いたのです。

「そうか、幸も不幸も結局、自分自身が決めているんだ」
ということに、あらためて思い至ったのです。

・・・心や脳のことをもっと知りたくなりました。

これまで、小説や随筆、思想や哲学、
伝記や天文学、映画や音楽、科学や物理など、
実にたくさんの本を読んできました。

脳の本を読み始めて間もなく、
この乱読してきた何の脈絡もないっと思っていた本たちが、
突然ひとつになったというか・・・
分かったのです。
人生に意味のないことなんて一つもないということが。

私たちは、生まれ、生き、そして死んでゆく。

『泣きながら生まれ、笑いながら生き、
そして静かに死んでゆく。』
これが、私が辿り着いた人生のイメージです。

私たちはちっぽけな存在ですが、
行ったこともない宇宙の果てを
考えることが出来る脳を持っています。

「何故、私は今幸せなのか」の理由を考えることなんか、
実は簡単なことなのです。
幸も不幸も、脳はあなたの指示に従います。

幸せはすぐに笑顔になって満足しますが、
不幸のスパイラルは死ぬまで容赦なく続きます。

ただ、
自分の事だけを考え始めると何故か不幸になります。

一つでも上手くいかなくなると、
否定が始まり、
やがて全部を否定せずにはいられなくなります。

問いかけを幸せや大きなものにすれば、
興奮と喜びが待っています。
小さな頭は、
あっという間に150億年もの旅をします。
幸せにならないはずがありません。

私たちの命は、あのビッグ・バンがあってから、
永遠と続いている命なのです。

愉快ではありませんか。
まさに、
「星くずが、星について考えている」のです。

こんなに尊い命を天から授かって生まれてきたのに、
日常的な些細にこだわっているのはもったいないことです。

私たちの総大将は脳です。
しかし、脳は私たち自身なのです。

私たち自身が、
「幸せになるために生まれてきた」と思わなければ、
幸せになれるはずがないではありませんか




検査のお願い

うつ症状は、色々な病気で出る症状でもあります。
必ず、MRIやPETのある病院で検査を受けて下さい。
脳血管性障害、アルツハイマー病、脳腫瘍、
頭部外傷、認知症、更年期障害、脳脊髄液減少症等、
色々な病気が考えられます。



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重ねてのお願い
うつ症状は、色々な病気で出る症状でもあります。
必ず、MRIやPETのある病院で検査を受けて下さい。
脳血管性障害、アルツハイマー病、脳腫瘍、頭部外傷、認知症、
更年期障害等、それから最近知ったことですが、
脳脊髄液減少症かも知れません。

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2 コメント

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Unknown ()
2009-09-23 09:24:29
「幸せ」と思うことで「幸せ」に近づけるとは実感します。「考える」時は、つらいときやいやなことをやっている時が多いので(日常生活の些細なことではありますが)マイナスな考えになってしまいますが、そこを、宇宙規模な考えに早く切り替えて、愉快に考えていこうと思います。
返信する
まーさん、コメント有難う御座います。 (猫好きのけん)
2009-09-23 21:50:10
 嫌な念をつがないのが一番なのですが、これが難しい・・・やはり、空や夜空を見ながら、自分は何処から来て、何処に行くのだろうと、150億歳になって考えるといいのです

 まーさんは、何をしている時が楽しいのですか。

 私は、宇宙と脳のことを考えている時が、一番幸せになれます
返信する

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