うつ解消マニュアル(脳及び心疾患・癌・認知症・更年期障害等々)

医者や薬は、むしろ症状を悪化させます!
治すのは、自分自身です! 
1回目並びにQ&A及び解説も、必ず読んで下さい!

第40回目 「ハーフマラソン、完走しました!」「マラソン温泉の真の意味!」

2009年06月28日 21時30分30秒 | 「マラソンって、奥深い!」
うつ解消マニュアル
(脳及び心疾患並びに認知症及び更年期障害予防)

第40回目(2009・6・28作成)
(マニュアルは第1回目にあります。常に最新版にしています。)

「ハーフマラソン、完走しました!」
「マラソン温泉の真の意味!」

グー(2007.7.1開設)のブログに開設中
http://blog.goo.ne.jp/kenatu1104



(北海道鷹栖町、大西ファーム)


ヤッタあ!!!

本日ハーフマラソン、完走しました。
第25回たかすジョギングフェスティバル・午前10時20分スタート、
タイム;2時間16分16秒

体重68.2㎏・体脂肪21%・・・
この4月から全く練習も出来ないままでの出場でした。

一週間前から右足の具合が悪かったけれど、
年に2つしかエントリーしていないマラソン大会、
勿論出場はしたいし、スロージョギングでの挑戦もしたかった。
練習をしていなかったので、
私の持論である「誰でもフルマラソンを走ることが出来る」ことの検証にも、
絶好のチャンスです。


不思議なことが起こりました。
スタートラインに並んだ私の足の痛みは、
全くといっていい程なくなりました。

交感神経ONのせいで、痛みセンサーが鈍ったのだと了解して、
無理は禁物と自分に言い聞かせ、「スロージョギング」に徹しました。

アップダウンが続き、10キロを過ぎた地点でしょうか・・・
身体というのは正直なもので、
知らず知らずのうちに右足をかばったのでしょう、
左足の膝に痛みが走りました。
それにしても、身体というものは不思議なものです。


(北海道旭川市、旭川博物館裏の公園)


私の前を走っていた視覚障害者の伴走者
(私の退職後の夢は、この伴走者になることです)が、
突然うづくまり何か苦しそうです。
苦しそうな息使いの中、他の人に伴走を依頼しました。

私は左足に痛みを感じながら走っていたのですが、
その痛みは何処かに飛んでしまい、
いつの間にかその伴奏者と話をしていました。


「どうしたのですか」(以下、「 」が私、『 』が伴走者)

『急に心臓が痛くなったのです。
以前にも伴走中にこんなことがありましたが、
病院で調べると何処にも異常がないのです。』

「伴走者ということで、責任は重大ですが、負担にはなっていませんか。」

『勿論、責任は重大です。そのために充分な練習量もこなせねばなりません。
何時も最後まで走られるかどうか、不安です。』


こんな会話が歩くようなスピードで10分も続いたでしょうか。
給水所にたどり着いて、そこでお別れしました。

伴走者は誰でもなれる訳ではないし、
何より視覚障害者とゴールすることに幸福感を感じられる優しさと、
視覚障害者をリードしながら走る訳ですから、
そのためには相当な練習量をこなすことが出来る厳しさを
併せ持たねばなりません。

だからでしょうか・・・
伴走者には、何時も憧れと共に尊敬の念を禁じえません。

その人は実直そうな女性の年配者でした。
伴走者は、人格者であることを要求されますから、
中々いないと聞いています。
過去に、胸の痛みのせいで伴走を諦めた経験があるのであれば、
きっと悩みに悩んで引き受けたに違いありません。

しかし、身体は体調万全にみえても予期しないことが起こるものです。
特にマラソンでは何でも有りです。
突然走れなくなることが良くあるのです。


私には、伴走者の身体が次のように言っているように思えてなりません。
「もうやめなさい。
でもあなたは頑張り屋さんだから、
少々のことではやめないでしょう。
ちょっと痛い目にあわせるよ。」



(北海道鷹栖町、大西ファーム)


さて、私の足の痛みですが、
何時もそうするように冷やすのではなく、
むしろ温めて治しています。
私は、無類の温泉好きなのですが、
マラソンをした後は何時も温泉に入っていました。

医者もランニング歴の長い仲間も、
炎症が起こっている時は冷湿布が常識と言うのです。
しかし、マラソン開催地には何故か温泉があり、
入らずに帰ることが出来なかった私は、
経験的に冷湿布に疑問を持っています。

何故なら、温泉などで温めた方が足の回復が早かったからです。
話は少し脱線するようですが、
風邪を引いた時も常識では決してしてはならない長風呂で汗を流して、
翌日元気で出張に行ったものです。


これから書くことは、うつの経験を通して学んだことです。

身体を修復するのは、ご存じのとおり豊富な血液です。
身体に非常事態が起こった時(頭・腰・膝・歯等の痛み)に出るホルモンは、
プロスタグランジンです。

身体に障害が起こると、
先ず、身体は交感神経ONにして血管を収縮し血流を低下して、
危険を回避できる場所への移動を可能にする時間をつくります。
私がマラソンのスタートラインに立った時に、痛みが消えたのは、
このせいだと思います。

しかし、この交感神経優位の状態が続けば、
極端なことを言えば生命の危機です。
何故なら、身体を修復するのは豊富な血液だからです。

交感神経の行き過ぎを自律神経が察知すると、
副交感神経反射が起こります。
そこで登場するのが、プロスタグランジンというホルモンです。

このホルモンは、血管を開き、痛みと発熱を起こさせるのです。
つまり、血流を増やして傷ついた組織を修復するのです。

痛み止めである消炎鎮痛剤は、
このプロスタグランジンの産生を妨げますから、
一時的に痛みを和らげてくれます。
しかし、血流が悪くなるわけだから痛みの原因はそのままです。

かくして、痛みの原因治療はしないまま、
痛みが出れば薬を処方するということをする訳だから、
依存性と耐性が出来てしまい、一生辛い痛みと付き合う事になるのです。

日常的に身体を温めておけば、身体を冷やさない生活を送れば、
常に血流の多い状態が続くので、軽傷時に修復作業が可能になるので、
それほどの痛みも経験しなくても良いということになりませんか。

必要なときに、
交感神経と副交感神経のスイッチON・OFFが出来るように
自律神経を鍛えておかなければなりません。

食生活・生活習慣・心の有り様等、
私の「うつ解消マニュアル」を日常的に意識していただくことが、
もっとも恐ろしい自律神経失調症から逃れる早道だと確信しています。

コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第39回目  緊急!「朝型人... | トップ | 第41回目 ブログ開設2周... »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown ()
2009-06-28 23:39:41
私が時々行く整形外科医も、「お風呂でよくあたためるように」と言うので、温めるのは正しいと思います。実際、普段からお風呂でよく温めるようになってから効果があります。その医師が言うには、湿布は温湿布でも冷湿布でも効能は変わらないといっていました。理由は聞いていませんが。
返信する
はじめまして。 (ゆめ)
2009-06-30 07:52:24
脳脊髄液減少症ってご存知ですか?

うつ病や更年期障害、認知症、脳疾患
心疾患、そっくりの症状がでます。
返信する
ゆめさん、コメント有り難う御座います。 (猫が好きな、けん)
2009-07-01 20:25:05
コメント、只今確認しました。
遅くなってしまい、すみません。

脳脊髄液ですか・・・多いのも少ないのも脳に悪さをする程度で、詳しいことは知りません。
全てのことは、バランスだと思っています。

私が自分のブログで強調していることは、うつ症状は心の病いだけではないので、必ずMRIのある病院を勧めています。

心の病いとと分かったら、脳に直接働くような薬を出来たら飲まないということです。
それにも増して大事の事は、カウンセリングや認知療法をしない出来ない医者にはかからないことです。

ゆめさんのお陰で、脳脊髄液減少症の勉強をしました。

医者や学者の研究や勉強不足、そして国の機関の対応の遅さには、ただただ呆れるばかりです。

病名も分からずに、地獄を生きてきた人達の思いや絶望感にどう応えるのでしょう。

一日も早い、原因究明・治療法の確立を望むばかりです。
返信する
まーさん、コメント有り難う御座います。 (猫が好きな、けん)
2009-07-01 20:55:00
温かいのは身体に沢山の血液が回っている証拠。

悪いはずがない!

身体を一番知っているのは、隅から隅まで回っている血液に違いないのだから!などと真剣に考えています

低体温が全ての病いを誘発していることは、間違いないのです。

心も温かい、まーさんは完璧ですね
返信する
けんさん・・・・・ (ゆめ)
2009-07-03 08:13:10
おはようございます。

お返事ありがとうございました。

けんさんのおっしゃる通りです

うつ状態は、精神的なショックやストレスだけで起こるものではないと私も思います。

体のすべてのバランスを保つ中枢は脳で、その脳の非常事態でもうつ状態は起こるのに、
精神科に行くと、薬ばかりの治療になります。

患者も医師や薬に依存しがちです。

精神的な病に抗うつ剤、やSSRIなど、回復のために必要な部分もあるけれど、だからといって、それが回復への道のすべてではないことを、もっと知ってほしいと思います。

うつ病が世間で認知されてきたのは、うつ病イコール精神病のような暗いイメージがあった時代より、ましだとは思いますが、

うつ病という病名に隠された、別の病気まで、うつ病にされている危険を感じます。

それに、患者は医師に何かの病名をつけられるとすぐ信じてしまい、
「別の病気の可能性」さえ、疑わなくなってしまう点や、

与えられるままに薬漬けになり、薬が治るためのすべてであるかのように、過信してしまう点が私は非常に問題だと感じています。

本来、薬や医師は、人の体が回復し、バランスが正常になるための助けでしかなく、

人間は自分で自分の体を治していくのだという視点が、患者さんに薄れてきているように思います。

「病気は医師が治すもの、薬が治すもの」と
思い込んでいる患者さんが多すぎると思います。

私のブログ、以前、嫌がらせコメントが続いて嫌気がさし、普段は書き込めない設定になっています。

申し訳わけありません。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。