昨夜飲みすぎてしまい更新が遅くなりました。もう除夜の鐘が聞こえます。
大晦日に2019年の簡単な振り返りを。
①今年印象に残った美味しい日本酒ベスト7
・三連星 純米吟醸 無濾過生原酒 中取り(滋賀)
・神渡(みわたり) 純米吟醸 Petillant(ペティアン)(長野)
・基峰鶴 RAKES CHAPTER1 おりがらみ 純米吟醸 生(佐賀)
・寺田本家 五人娘 菩提もと仕込み 醍醐のしずく(千葉)
・隆 純米吟醸 雄町50 無濾過生原酒 2017BY(神奈川)
・花巴 南遷 オーガニック 山廃仕込み 有機純米酒 生酒(奈良)
・杉錦 天保十三年 山廃純米(静岡)
②今年見た映画
・「ツリー・オブ・ライフ」(2011 米):新年早々本年No.1候補。「2001年」の末裔的映像詩。永久保存。
・「シャイニング」(2011 英米):前半の映像の緊張感が秀逸。
・「さざなみ」(2015 英):高齢化時代における夫婦の生活と愛情。積み重ねてきた幸せが大きいほど失望も大きい。原題は「45years (45年間)」。
・「マイノリティリポート」(2002 米):予知夢を見る者のキャラクターは面白い。タイトルにマイノリティとあるが人種問題とは無関係。
・「マイカントリー・マイホーム」(2018 日・ミャンマー):日本における外国人実習生の現実の過酷さと理想化されたミャンマー。
・「フラッシュダンス」(1983 米):チャレンジすることの大切さ。爽やか。
・「やさしい本泥棒」(2013 米):純粋な子どもほどよく教育されることの恐ろしさ。内側から見たナチズム社会。登場人物それぞれに存在感有り。永久保存。
・「それでも夜は明ける」(2013 米英):いかなる状況にあっても己を失わないこと。奴隷時代のアメリカにおける黒人拉致の歴史。Sマックイーン監督。
・「万引き家族」(2018 日):現代日本におけるどん底。永久保存。
・「ルーム」(2015 米):親は子に救われる。
・「アメリカの友人」(1977 西独・仏):自分が何者であるかが分からなくなる怖さ。永久保存。
・「vision」(2018 日):緑、命、愛。河瀬直美監督。
・「東京暮色」(1957 日):絶対的な孤独を引き受けるところににのみ救いと幸いの可能性はあるという認識は「エデンの東」にはなかった。永久保存。小津安二郎監督。
・「ラ・ラ・ランド」(2016 米):愛した人との再会は微笑みとともに。良品ミュージカル。
・「ビバ・マリア!」(1965 仏):ブリジッド・バルドーとジャンヌ・モローの競演を楽しむ。ルイ・マル監督。
・「お茶漬けの味」(1952 日):結婚が欺瞞から真実に変わる時。小津安二郎監督
・「ジンジャーの朝、私の愛した世界」(2012 英):従来の世界が失われる青春の苦しさ。エル・ファニング。
・「死刑台のエレベーター」(1958 仏):愛する人と共に生きることのできない時間を思う絶望。人間に宗教が必要な理由がわかる古典。ここでもジャンヌ・モローとルイ・マル監督。
・「恋のしずく」(2018 日):日本酒応援映画だが鑑賞後に残ったのは三島由紀夫の「橋づくし」だった。
・「砂漠の流れ者」(1970 米):クレジットが終わるまで10分以上のかかるオープニングでいっぺんにお気に入りになってしまった。生は砂漠の流れ星の如し。ペキンパーのファーストシーンはいつも素晴らしい。永久保存。
③印象的だったボクシングの試合「井上尚弥vs ノニト・ドネア WBSS決勝」
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年末年始の友(SAKE)* * * *
今年は病気と怪我でたいへんだったが、総じて良い年だった。
来年も良い年にしたい。
皆様、良いお歳をお迎えください。
付記1
あとでいろいろ足しておきます。
付記2
2019年のお気に入り(20200101 追記)
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