以下は父・佐藤憲のプロフィール(01-091229版)である。
●昭和4年(1929年)12月1日
宮城県石巻町(当時)にて、父・佐藤英雄、母・小糸の子として生まれる。
長男・庄一は夭折の記録が有るので、父は長男ではない。ただし記録には、私の祖父英雄の子としてもう一人名前が見られ、そしてそれは私が聞いたことのない名前であるので、父が第何子であるのかはまだ確認できていない。
なお、石巻の . . . 本文を読む
百か日が12月8日火曜日(2009年)なので、それに近い休日ということで12月5日土曜日に帰省した。
これはその備忘録である。
仙台にはお昼前に着いた。兄の忠典が車でお出迎えである。仙台の市場で仕事と食事をし、石巻に着いたのが午後4時頃。車内でだいぶいろいろな話をした。兄の体のこと、享おんちゃんのこと、トヨさんが交通事故の影響で早めに教職を退いたこと、春彦おんちゃんのこと、大塚の牡蠣の美 . . . 本文を読む
父に最後に会ったのは、大塚の亀蔵おんちゃんが亡くなった時だ。2003年か2004年だったろうか。
その年の1月30日に訃報を聞き、仕事の中学受験最盛期だったが、通夜に出るために帰省したのだった。
知らせてくれたのは母(喜久子)だった。後から聞くと、兄の忠典は、もし私が「帰らない」と言ったら、「首に縄をつけてでも引っ張ってくる」と言ったそうだ。
私は母から電話で報せを聞くと、「そうか… . . . 本文を読む
父の思い出として最初に思い出すのは、仔猫を捨てに行ったことだ。
それは私が小学校に入る前のことだったと思う。
家では猫を飼っていて、半年に一度ぐらいであろうか、四~五匹の仔猫を生んだ。
あるとき私は父に連れられて、生まれて間もない仔猫たちを北上川に捨てに行ったのだ。
家から川までは歩いても五分ぐらいだが、車に仔猫たちを乗せていったと思う。
仔猫たちはダンボール箱にボロ布をしいたものに入れ . . . 本文を読む