↑ 2021年11月14日の多摩川河川敷の夕景。
今年もあと数時間。2021年もいろいろなところに行った。
やはり松島の円通院、石巻のマルホンまきあーとテラスが印象深い。
年の前半はややお出かけが少なかったかな。
来年もいろいろなところへ行ってみようと思う。
* * *
ラニャーニャ現象の影響で今冬は寒さが厳しくなるとのこと。
大晦日の生田の空は雲があるが空気が澄んで気持ちよい。
今年も何とか年越しの準備ができた。十年来の懸案であるコンロ周りの掃除はせぬままだが。
良いお年を。
2021年の大晦日
付記1
今年の映画ベスト10
・心の旅路(1942 米)
記憶喪失ものの元祖らしいがクラシカルなメロドラマの名作。今年見た映画で一番。永久保存。
・アンダーグラウンド(1995 仏・独・ハンガリー・ユーゴスラビア・ブルガリア)
今年最大の発見。今はなきユーゴスラビアの戦後を描いた異色作。驚愕の創造力と表現力。1990年代屈指の作品。永久保存。
・我等の生涯の最良の年(1946 米)
実は最悪の年だった男たちのドラマ。池田良がよかった。「ローマの休日」も作ったウィリアム・ワイラー監督。永久保存。
・八十日間世界一周(1956 米)
冒頭スペインのフラメンコの狂喜の場面だけでこの映画を見てよかったと思った。目で見る者としての映画。永久保存。
・地上最大のショー(1952 米)
古典的だが見ごたえあり。若きチャールトン・ヘストンがいい。永久保存。
・ラッシュ/プライドと友情(2013 米・英)
ニキ・ラウダとジェームス・ハントF1黄金時代。B級映画だが台詞がいい。「なぜレーサーは女にモテるのか?同じコースをぐるぐる走り回るからじゃな い。その点はバカにされてる。常に死と隣り合わせで生を謳歌しているから俺たちといると生きる喜びが湧くんだろう。」「お前が俺を高めてくれたんだ。最高だった。」永久保存。
・黄色いリボン(1949 米)
美しき西部の映像遺産。老兵の哀愁。黒澤明のお手本。ジョン・フォード。永久保存。
先住民とも心を通わせていたネイサン大尉(20220101追記)
Mitch Miller - She Wore a Yellow Ribbon (film) 黄色いリボン(映画)/ ミッチ・ミラー合唱団
・フランシス・ハ(2012 米)
小品だが独特のテンポを持つ愛らしい小品。永久保存。
・チャイナタウン 1974 米
今では贅沢に感じられるゆったりした時間の流れが素晴らしいクライムサスペンスの傑作。永久保存。
Jerry Goldsmith | "Love Theme From Chinatown" (Main Title) | Light In The Attic Records (20220103追記)
・薄氷の殺人 (2014 中)
ある時代のある国のある街のある人々の生の匂い。雪、冷気、寒さの匂い。永久保存。
(その他の映画)
・宇宙大戦争 (1953 米)
地球外生命による侵略に対する地球人の無力さと神の存在というテーマで面白かった。原題「The War of the Worlds=諸世界の戦争」。
・聖衣(1953 米)
イエスを磔(はりつけ)にしたローマ帝国将校の話。クリスチャンでないと納得できないだろう。原題「The Robe」。
・サンセット (2018 ハンガリー)
第一次大戦前夜のハンガリー、ブタペストの混沌。原題はハンガリー語「Napszállta」(=黄昏,落日)。ヒロインの眼の緊迫。
・パラサイト 半地下の家族(2019 韓国)
貧者の怨念。
・サンオブゴッド(2014 米)
大河ドラマのダイジェスト版的作りで実質5分で視聴終了。
・砂漠の鬼将軍(The Desert Fox: The Story of Rommel 1951 米)
ナチス政権下のドイツにはヒトラーに連合国との和解を促す知性が存在した。原題は直訳すると「砂漠の狐 ロンメル物語」。
・トリスタンとイゾルデ(2006 米)
ロミオとジュリエットの原型。現代化により陳腐化。
・落下の王国(2006 印・英・米)
CG技術はすごいけど…。
・知り過ぎた男(1952 米)
名曲「ケセラセラ」。ヒッチコックの作品としては脚本が雑。
・ペリカン文書(1993 米)
変装時のジュリア・ロバーツのショートヘア(鬘)が可愛い。
・私は告白する(1953 米)
真実は自ら口を開く。ストーリー、神父モンゴメリー・クリフトが良い。ヒッチ・コック。永久保存。
・赦しのちから(2019 米)
スポーツを通じた良質な社会派人間ドラマと思ったら途中から突如布教用宣伝映画に変わった。
・汚名(1946 米)
暗示・示唆の表現が素敵なスパイ・サスペンスの快作。ケーリー・グラントは演技が固くバーグマンの汚れ役に驚く。ヒッチ・コック。
・朝がくる(2020 日)
母になることの喜び。子を手放す哀しみ。養子縁組と特別養子縁組のちがい。海を越えてつあんがる緑は河瀬直美監督らしい。
・勝手にしやがれ(1960 仏)
若きベルモントの肉体美。奔放美。
・名もなき生涯(2019 米・独)
出征(殺人)か拒否(銃殺刑)か。現代のイエス。テレンス・マリックの映像美はこの作品では生きなかった。
・わが谷は緑なりき(1941 米)
失われていったふるさとへの鎮魂歌。いいなあ。ジョン・フォード。
・白い恐怖(1945 米)
フロイトの夢判断がモチーフ。ラストがなかなか良い。バーグマンと若きGペック。ヒッチコッチ。
付記2
今年の日本酒ベスト7(特に印象的だった7本)
・新政 No.6 X-type 生酒(秋田)…今年飲んだなかで一番おいしかった。
・久野九平治本店 黒田庄町田高2018(愛知)…3年寝かせただけある九平治。
・醸す森 純米吟醸 生酒(新潟)…新人賞。
・小僧山水 純米酒(宮城)…水のおいしさ米のおいしさに驚く。綿屋を醸す金の井酒造の純米酒。
・白隠正宗 純米酒生酛誉富士(静岡)…ふくよかでやわらかで。蔵の個性が際立った。
・七郎兵衛 特別純米原酒(青森)…原酒20度で驚きのまろやか熟成酒。
・一ノ蔵 スパークリング純米酒(宮城)…おいしいスパークリングは値段が高いが気軽に飲める高CPでスカッと爽やかバランス最高。
付記3
2021年お気に入り再生リスト(▶をクリックすると自動的に約70分ほど曲が連続再生されます。)
一番のお気に入りは「あなたみたいな天使に私はふさわしくなかったのよ」と同性パートナーとの別れを歌った⑪Miley Cyrus - Angels Like Youです。
①Why Don't We - Slow Down
➁What I Do - Shab
③Armin van Buuren feat. Duncan Laurence - Feel Something
④Anson Seabra - Walked Through Hell
⑤Clean Bandit - 24 Hours x Gypsy Woman (ft. Yasmin Green, Crystal Waters & Bougenvilla)
⑥LP - How Low Can You Go
⑦The Weeknd - Save Your Tears
⑧Dua Lipa - We're Good
⑨Ava Max - My Head & My Heart
⑩The Kid LAROI, Miley Cyrus - WITHOUT YOU
⑪Miley Cyrus - Angels Like You
⑫AURORA - Cure For Me
⑬Madison Beer - Baby
⑭Madison Beer - Reckless
⑮Pre-Sexual Activities (PSA) - Spotify Your Life
⑯Elton John, Dua Lipa - Cold Heart (PNAU Remix)
⑰Ed Sheeran - Shivers
⑱Billie Eilish - Happier Than Ever
⑲Cam Wales - Over Again
⑳Bruno Mars, Anderson .Paak, Silk Sonic - Leave the Door Open
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます