倉庫に永らく放置されていた諸々を整理するために、というより、そも何があるのか?を確認するために(これが今回の帰省の目的の一つであった)、入ってみた。
こんなものが?!というものがいろいろあった。
箪笥、長持ち、行李、御膳、踏み台、滑り台、クレヨン画、川開きの七夕飾りの籠(昔川開きでは商店街で七夕飾りを飾った。色のついたチリ紙で花びらを作り、それを細い針金で籠にくくりつける。家族・店員さん総出でつくっていたが、手間がかかるということでいつのまにか行われなくなった。)、火鉢、神棚、くるみどうふを作る大鍋と箆(へら)、碁石の箱、高一コース(私は「時代」だったのでこれは兄のだ)、昔座敷に飾ってあった先祖の肖像画(夜寝ている時に見ると顔が動いて見えた。色つきだったことに初めて気がついた。)、女学校の卒業写真らしきもの、佐藤庄之助宛の葉書、佐藤忠之進らしき名前の見える借用証書、兄と私のものと思しき弁当箱、そして憲ちゃんの修了證書である(時代を映して「国民学校」とある。保育所の修了証書もあった。)。
その他憲ちゃんのではないが通信簿やら領収書やら、達筆過ぎて解読できない書類やらがいくつか出てきたので、驚きながらカメラに収め実物も保存するようにキクちゃんにお願いした。現在倉庫に残されているもののうち、何を残して何を捨てるかは決まっていない。
以前憲ちゃんのプロフィールをまとめた時、石巻小学校に憲ちゃんの卒業について問い合わせたことがある。学校側からは、学籍簿は一定期間を超えると保存の義務がなく、また校舎が工事中であるので、昭和初期の書類が残されているかどうかの確認には時間がかかる、今はちょっと勘弁してほしい、という回答をいただいていた。
しかし以上ようなわけで、この日憲ちゃんの初等義務教育修了が確認されたのである。
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くわしい写真はこちら ↓ (右下隅をクリックすると拡大できます。
20130415-16 帰省4 ―憲ちゃんの卒業証書―
付記1
この数日後、矢本の英雄さんトヨさんが訪問、骨董的価値のありそうな(?)蝋燭立て等を引き取ってくれたとのこと。
付記2
憲ちゃんのプロフィールの初版はこちら→父のプロフィール
付記3
今年の石巻の桜は雪をかぶったりしたようですが、その模様も含め石巻新聞さんのサイトから、広域化した石巻の桜の風景を見ることができます。→ 石巻の桜百景2013 (写真右下「写真ビューアで見る」をクリックすると拡大できます。その画面中段両端の>もしくは<をクリックすると他の写真に移動します。)
追記
桜については 【石巻の桜、ツイッター上では弘前・函館と並ぶ人気】なんて記事もあったようで、GWに北日本地区は「桜が満開で見頃となり、花見に行こうという投稿が多いのが分かりました。
主な行き先としては、「石巻」、「弘前」、「函館」といった桜の名所が挙がりました」とのこと。→ジャパン・インターネットコム4月26日プレスリリース
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