この日目指していたのは枡形山の桜だが少し寄り道してみようと緑地西口を入ってすぐのあたり左手の階段を降りていく。
どんどん下っていくことができどうやらこのあたりは枡形山と緑地の境界あたりで谷をなしているらしい。「谷戸」についての説明板がある。
竹林もある。探せば筍もあるのだろう。
谷底には木製の遊歩道がしつらえてあり湿地帯のようになっているが流れも整えられている。それにしても多様な植物が見られる。
案山子が見えたので田圃があるのがわかった。このあたりはホタルの里のはずだがホタルを育てるのに必要なのだろうか。
田んぼには鴨が数羽。
と背後でカサカサ物音がするので振り返ると…。猫。
この猫は何をしにきたのか。鴨を食いに来たかそれとも眺めに来たか。
飼い猫か野良かはわからないが眼が合ってもこわがらないので人には慣れているようだ。
この階段を上ると戸隠不動堂跡。かつて神社があったらしい。
1993年と比較的最近焼失後に市が跡地を譲渡されるが政教分離の観点から復元は困難なため本堂の柱や燈籠などを模したモニュメントが残されている。
グリーンアドベンチャーは緑地内の樹木の名前をあてるクイズが楽しめる森林浴コース。
パネルの説明を読み、
実物を見て…
何の木かを当てる。勉強になるコースである。
画面から切れているが「谷間の自然探勝路」。「探勝」は「名勝の地を見に行くこと。よい景色を捜して見て歩くこと」。初めて知りました。(20200413追記)
こちらも山躑躅(ヤマツツジ)。庭園などでは群生を見ることが多いのですがこのあたりはそうでもないようです。(20200413追記)
ホタルの里は毎年ホタルが100頭(ホタルは学術的にはそのように数えるそうだ)前後発生するようでNPO法人によって観賞会も開かれているようだ。今年あるかどうか分からないが時季になったら訪れたいと思う。
それにしても意外な出会いのある散策である。
動画 20200405 生田緑地散策2―ホタルの里 鴨と猫―
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20200405 生田緑地散策2―ホタルの里の鴨と猫―
付記
最近つぶやいた曲
Conan Gray - Maniac
※Maniac マニアックは凝り性というか何かに夢中になっている狂っているおかしいよという意味合い。Conan Grayはお母さんが日本人だそうである。
BENEE - Supalonely ft. Gus Dapperton
※ Supalonely はsuper lonely 超孤独を縮めたもの。昔サタディナイトフィーバー(映画)の中で「super」(スーパー=凄いわ!)という言葉に「その言い方はもう流行おくれでダサイ」みたいに言うシーンがあって日本でも「チョーカワイイ!」みたいに「超」を使うことがありそれと似ているのだろう。日本は流行り言葉の使い捨て度が高い気がするがそれと比べるとアメリカなどは昔の流行り言葉がスラングも含めて残っていることも多いのでこのsuperもその一つかもしれない。因みにBENEEはニュージーランド人。とことん落ち込んで失恋を笑い飛ばせるような曲にしたかったらしい。詞の内容がネガティブながら軽妙・奇妙な雰囲気、キッチュさもありちょっと不思議な感覚が面白い。
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