昨日12月7日17時18分に北海道・東北・関東にかけて強い地震がありました。私が住む神奈川県川崎市でも強い長い揺れを感じ、大きな地震が来たかと緊張しました。
幸い私自身、そして石巻の実家にも被害はないようで安心しておりますが、宮城県沿岸部には津波警報が出され、1mの津波も到達したとのこと。大事には至っていないようですが、今後も備えが必要と痛感させられる夜でした。
石巻からは鰐陵(石巻高校)同窓生の坂本くんよりメールで現地の様子を伝えていただました。
17時50分のメールによると、坂本くんは地震の際、職場である石巻市役所におり、強く長い揺れだったものの、物が飛ぶということはなかった。津波警報が発令され、沿岸部1mの津波予報も出る。石巻駅から日和山方面の道路が渋滞し、駅前の国道は上りは車が速い流れで動くも、海岸方面への下りは一台も動いていない。庁舎内は一時緊張が走り、避難者が集まる。災害対策本部から各課連絡員が招集される。電気・携帯電話は普通につながっている。前回のことが思い出されたか床に坐りこむ人や悲鳴があがるが、今は落ち着いてきた。
19時20分のメールでは、津波警報と避難指示が解除。避難所の方はほとんど帰宅。列車・バス利用の通勤・通学学生が駅周辺に多数。大きな被害もなく解除になったことで安心している。3.11を思い出しながら、いろいろと課題もあった、とのこと。
今回の地震はあの時程ではなかったものの、あの時を経験しているだけに不安はふくらむでしょう。まして小さな地震でも大きな津波が来ることはある。1mの予想でももっと大きいかもしれないという思いも生まれる。あの時の経験から車での避難はできるだけ避けるべしという感が強かったが、今回は地震が17時18分で、津波の到達予定時刻が17時40分頃だった。徒歩で高台に避難するのが難しい人も多い。このあたりは課題としてあるのかもしれません。
備えというのは避難グッズだけでなく避難経路や避難手段、そして心構え(冷静さ)もということだと思いました。
17時18分の地震
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