新装!中島賢介研究室

勤務大学における授業内容や雑談に関する説明などを中心に綴ります。よかったらお立ち寄りください。

後回しにしたことで後々苦労する

2010-01-12 08:48:30 | 子育て
 最近よくするのが、「後回しにしたことで後々苦労する」ことです。
 優先順位に主観を持ち込んでしまうことが原因と思われます。
 本当は大事なことでも、つい面倒になってしまい、「この仕事とこの仕事の次にやろう」ということになる。
 今日こそは、と意気込んで取り掛かろうとすると、緊急の用事が入ったりするとその対応に追われてしまい、結果的には中途半端になってしまう。
 いつまで経っても、計画表の一部分が「終了」と書き込めない。
 忘れているわけではないので、やらなければという気持ちはあっても、なかなか取り掛かれない。
 実は、後回しにしたことを完了しなければ前に進めないということに気づきました。
 皆さん、そういうことはありませんか。

雪山登山!?

2010-01-06 09:06:27 | 子育て
 本日より勤務日です。(とはいえ、昨日から仕事をしておりますが)
 大乗寺から除雪された形跡のない道を四駆で掻き分けながらの出勤。
 積雪自体は数十センチですが、北陸の雪は湿気を多く含んでいるためかなり重い感じがします。
 何とか研究室にたどり着けたものの、窓外の景色に圧倒されました。
  

創作指導の困難さ

2010-01-05 10:02:49 | 研究
 日本国語教育学会が編集している『月刊国語教育研究』の今月号の特集は、「詩歌の鑑賞と創作」です。
 私もこのテーマで発表したことがあるので、現場の先生方のご苦労がよく分かります。
 本来、鑑賞と創作はセットにして考えるべきですが、指導者にも子どもたちにも得手不得手があるため、創作まで上手く結び付かないのが現状のようです。
 その理由の一つに、出来上がった作品の完成度を評価する・されることがあります。
 教科書の作品がよければよいほど、「自分には書けない」という気持ちが強くなってしまいがちです。
 私は、作品の完成度は二の次にして、とにかく一人ひとりが創作の体験をするということが重要ではないかと考えています。
 指導者の作品も子どもの作品も、未熟未完成でもよいのです。いや、未完成の方がよいのです。
 作品そのものの評価よりも、それぞれの育ちに応じて、より満足のいく作品に創作しようとする意志を育てることの方が大切なのではないでしょうか。