今日は病院での少し早いクリスマスコンサート。
人数がなかなかそろわないのと日数も少なく、
時間も30分程度という中での選曲は
やっぱり難しい
MCで引き延ばそうとも思いましたが
患者さんがたの
顔をみても一目でわかる
「音楽が聴きたいねん」
という表情に
押されてしまい楽器紹介をやっぱり入れました
本番は
どの曲も少しテンポを落としたのですが
やはりあと1曲ぐらい入れるべきだったと反省。
(けどなかなか揃わないしね。メンバーそろわないとどれができるかも判断できません)
色んなメンバーに突然の楽器紹介はやめてと言われましたが
この瞬発力が
ほんの少しの期間で曲をつくり上げないといけない当楽団の
使命としては
必要な事なんですよ、と言い訳をしてみる
突然に備えて
レパートリーは作っておいてください。
今日も最後のアンコールにふるさとを演奏。
一緒に歌っていただきたくて後ろを振り返ると
何人かの患者様がその前から泣いていて・・・
もう、こちらが泣きそうになったので
すぐに指揮に戻りました。
選曲をするときには
いつも「内輪受けではいけない」
とお願いしています。
その場その場で演奏するにあたり
この曲だったら
元気になっていただけるかな
とか
楽しんでいただけるかな。
と
まずは考えます。
今日もこういう時の美空ひばりさん、坂本九さんに助けていただきました。
演者がやりたい、知ってる、知らないはあまり関係ありません。
聴いていただくということ。
その頃の記憶を思い出すことができること。
まして
病院の中ですから
難しいかもしれませんが
ふと
入院を忘れるような会であること。
常に、オーディエンスに寄り添える選曲をしていきたいと思います。
涙ぐまれた患者さんの心の琴線に触れたのでしょう。
昨日も今日もいろいろ指摘箇所があったかと思います。
ハーモニー、
スケール、
ダイナミクス。
指揮者に言われなくても何となくでいいので
試奏を聴くときに
自分のパートがどこを支えているのか
楽譜をしっかり眺めてみてください。
そして自分が鳥肌の立つ音色を出せるように
日々練習しましょう。
今日もまた新しくオファーが来ました。
宝塚市内に楽団はたくさんあるのに、です。
ありがたいですね。
頑張りましょう。
お疲れ様でした。
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