古性優作選手がKEIRINグランプリ制覇

皆様こんにちは。
昨日はしっかりやられた小馬太郎兵衛です。
本当はユンソンニョル大統領が逮捕されるか否かという話を書いていたつもりが、いつの間にかグランプリの予想になってしまいました。

さて、そのKEIRINグランプリは、福井の脇本雄太選手の渾身のジャンガマシにつけきった古性優作選手の優勝と相成りました。

【競輪】古性優作が３年ぶり２度目のGP制覇果たす　２着に清水裕友、３着は脇本雄太／静岡GP - 競輪 : 日刊スポーツ

最近の競輪は位置取りが本当に大事でして、大昔の競輪も号砲がなってスタートを取るのが圧倒的に有利になるので、枠順がS取りに大きくものを言ったのですが、昭和後期から平成になってあまりそういったことはなくなったのですけれども、最近は２分戦が多くなった関係か、号砲がなって先頭誘導員の後ろを取る、いわゆる「S取り」というのがかなり重要視されているのですね。
競輪に関しては最近ほぼ浦島太郎状態なので、へえへえなるほどとしか。
スタートは古性が狙ったのですが、まさかの平原が主張しましたね。おそらくは道中前受けで、おそらく北井郡司岩本の南関東ラインが先に動くだろうから、眞杉を先頭に迎え入れてちょっと下げて中団、後ろも見られる展開に持ち込みたかったのかもしれませんね。
残り２周の赤板で南関東3車が進出、お互いに突っ張るのか眞杉がインで粘るのか、ちょっと中途半端になりましたかね。
ジャンバックで南関東ラインの3番手岩本の位置で眞杉がちょっと絡んだものですから、北井は一瞬後ろを見て流してしまった。ここが大きな勝負所でしたね。
ジャンで流されたら真後ろにいた脇本雄太にとってはおあつらえ向きのジャンガマシの展開。
というか、おそらく他の陣営はまさか脇本雄太がジャンガマシするとは全く思っていなかったと思うんですよ。
いくら脇本雄太とはいえ、絶好調であればゴールまで持つかもわからないけれど、あまり調子が良くない。
でも脇本雄太にジャンガマシされたら、他の選手は何も抵抗はできません。なにせ発進時のスピードが全く違うから、岩本も何もするすべがない。
世界の脇本雄太が400バンクの静岡競輪場を1周半メイチでぶん回したら、ついてこられるのは古性優作選手だけですね。
こうなっては他の選手はどうしようもない。郡司選手も残り1周のホームで北井をあきらめて自分で踏んでいったのですが時すでに遅し。
先に踏んでいった選手で決着がつきました。

いやあ。脇本がダメでも古性がしっかり結果を出してくれる。
だから脇本もジャンガマシという選択ができたのだと思います。
古性も強いけど、このレースで一番強いレースをしたのは脇本雄太選手のジャンガマシだと思います。

僕は静岡は南関東だし北井郡司岩本の南関東ライン、郡司アタマの2車単総流しで買っていたのですが、北井が流しちゃった時点で勝負ありましたね。
他のレースならともかく、あそこで後ろを見たらワッキーだったら行っちゃいますよ。
南関東としては捲土重来。
また来年頑張りましょう。

競輪ネタを書いたのって何年振りだろ？ｗ