それはちょっと無理筋でしょ

サスケ氏素顔で政界復帰プラン…ドス・カラスとマスクはぎマッチも - スポーツ報知 - Yahoo!ニュース

覆面議員として話題を呼んだ前岩手県議のプロレスラー、ザ・グレート・サスケ氏（３８）が６日、素顔で政界復帰する計画を明かした。サスケ氏はこの日、東京・新木場１ｓｔリングで行われた「覆面マニア７」に出場。「どこからも打診はないし総選挙がいつなのかも知らないが、はっきり言えることは、政界に復帰するときは素顔だということです」と宣言した。

　「今年前半に私が負けて潔くマスクを脱げる相手とマスクはぎマッチをやる」とし、名前も旧リングネームの「ＭＡＳＡみちのく」に戻すという。

　昨年４月、所属会派の民主党の反対を振り切って県議を辞職、同県知事選に出馬するも落選。その後、リングに復帰し、大みそかの「ハッスル祭り」では元体操五輪メダリスト池谷幸雄のデビュー戦パートナーを務めるなど本業は順調だが、国会のＵＦＯ論争に刺激を受けたようだ。「ＵＦＯやアジア情勢など、独自の情報網で提案したいことはいっぱいあるが、言える立場にない」国政に出るなら無所属で東北の選挙区という。

いくらサスケにはある程度の知名度があるとはいっても、国政はいくらマスクを脱いで精進しますといっても、現段階ではちょっと無理筋のような…。
いや、ことは単純明快。
県議もまともに務められなかった人に、国政なんか任せられません。
まさか、前岩手県知事で現総務大臣の増田寛也氏のつてを頼ろうなんて下手な考えに及んでいるのではないだろうか。
いくら現職の大臣のつてがあるかないかは知らないが、民主党を裏切った形で岩手県知事選に出馬した経歴があるだけに、まず民主からの出馬はあり得ないし、鞍替えするにしても、岩手と言えば言わずと知れた小沢一郎のお膝元、せいぜい握りつぶされるのがいいところだろうねえ…。

まあ、国政云々と言える余力があるということは、それだけカネを持っている…ということだろうが、だったらその財力で、なんで青息吐息の岩手県の経済をどうにかしてやろうという気にならないのかと思う。だから、岩手県知事選の時にどういう経緯があったかは不勉強なので申し訳ないが、世間一般からは「フラフラと」岩手県知事選に無謀にも立候補してしまい、むざむざと県議の椅子を蹴っ飛ばしたというイメージが根強く残っているだけに、国政に出る前に、このイメージをどう覆そうというのかが見物。
大仁田センセイもそうだったが、政治は理想をぶつけ合う場所ではなく、あくまでも力学で作用するものだから、いくら理想をぶつけても、力学の波に呑まれたら、政治の場で生きる術はなくなる。その視点が、「サスケセンセイ」の頭の中にあるかどうか。

っつーか、国政に打って出たいと言う理由が「UFO云々」という時点で終わってるよね。

あんたがトンチ○なのは、リング上だけで十分ですよ…。
国政に打って出たところで、あんたの過去の遍歴を見たら一発でしょ。
夕刊紙のピンク記事あたりが手ぐすね引いて待ってるぞ。マジで。