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笑福亭仁鶴さん死去「四角い仁鶴がまぁーるく」の名セリフ17年に「笑百科」初めて休む

2021-08-20 20:57:21 | Weblog

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/dailysports/entertainment/20210820114


落語家の笑福亭仁鶴(本名岡本武士=おかもと・たけし)さんが骨髄異形成症候群のため17日に大阪府内の自宅で亡くなったことが20日、分かった。84歳。吉本興業が発表した。大阪市生野区出身。05年には吉本の特別顧問にも就任した。

 葬儀は近親者、関係者で執り行われた。

 1985年に始まり、「四角い仁鶴がまぁーるくおさめまっせ〜」の名フレーズで有名なNHKの法律バラエティー番組「バラエティー生活笑百科」では、30年以上司会を務めた。

 同番組では、16年4月から桂南光が“相談室長”の仁鶴を支える“室長補佐”として出演。17年5月には、司会を務めて32年になる同番組を初めて休んだことから、体調を心配する声が集まっていた。

 南光は現在、“相談室CEO”に就任している。


このところ、自身が持つテレビ番組「生活笑百科」にはまったく出ていらっしゃらなかったので、まあさもありなん、でもそうだとしてもどこかで生きていていほしいと思う気持ちはあったんですが、やはりこのところを襲い来る病魔には勝てませんでしたか…。

生活笑百科といえば、1994年2月のド平日に、島原外港から熊本新港までのったフェリーの中で、土曜日でも昼間でもないのにこの番組が流れてきて、どう考えても島原も隈本も関係なさそうなおばちゃんがテレビを見てゲラゲラ笑ってったっけなあ。

というより、笑福亭仁鶴師匠といえば、生活笑百科よりは思い出すのは、キダタロー大先生の作曲した「花の定期便」ですかなあ。
この世代、バリトンボイスはあまたあれど、バリトンより低いテノールボイスを歌に乗せる歌手はいなかったんじゃないかしら、

花の定期便 (笑福亭仁鶴)


当時バリトンボイスのアナウンサーはいろいろといらっしゃったんでしょうが、テノールボイスはそうそうにはおられなかったんではないかと。

仁鶴師匠ね。
20年以上前からテレビでたまに拝見していて、いつかご存命の間に仁鶴師匠の高座を聴きたかったなあ…。
もうかなわないのかなあ…。
仁鶴師匠の初天神なんてなあ、これはお酒を飲まずとも聞きたいものではあります。

仁鶴師匠の初天神とかとっても聞きたいですもの。

『初天神』 笑福亭仁鶴


仁鶴師匠のものすごくきれいな大阪ことば、
仁鶴師匠の高座は、どこかで絶対に高座を聞きに行きたい噺家さんと思いまして、西では笑福亭仁鶴師匠、東出は柳亭市馬師匠、柳家喬太郎師匠。春風亭市之輔師匠とかいっぱいおりますけれど、上県落語ではどれだけいてるんやろうなあ。少なくとも笑福亭仁鶴師匠を超える大阪ことばを巧みに操れる人でないと聞きたくはないわなあ…。

四角い仁鶴がどうやってま~るくおさめますねん。

あまりにも寂しい。
このところの病状を察していたからこそ、巨星落つ!という気持ちもあるし、いつまでも四角い仁鶴がまーるく納めてくれるイメージもありますねん。

あれは
1994年2月、島原外港から熊本新港に乗っていたフェリーの中、なぜかテレビでかかっていたのは週遅れの生活笑百科。
あのイメージがなにも忘れられませんらためて
改め笑福亭仁鶴師匠のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
ほんまに言うたら。仁鶴師匠のあのきれいな大阪ことばを、心行くまで堪能したかった。
ご冥福をお祈りいたします、ごゆっくりお休みください。


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