本日のニュース拾い読み

乗り過ごし受験生“救助”　ＪＲ東日本が温情停車 (共同通信) - goo ニュース

特急を乗り過ごし入学試験に遅刻しそうになった受験生を助けるため、ＪＲ東日本が２日、ダイヤでは通常止まらない駅に緊急停車した。

ＪＲ東日本によると、受験生は高校３年の女子生徒。独協大（埼玉）の入学試験のため、長野県の信濃大町発、新宿行き特急スーパーあずさ６号に乗り込んだ。地方試験会場の東京都立川市に向かっていたらしい。

生徒は、特急が午前１０時５分ごろ八王子駅（東京）を出た直後、立川駅を通過し新宿駅まで停車しないことに気付いたという。

生徒は母親に付き添われ、車掌に相談。ＪＲは、後発列車の運行に影響がないことを確認し、本来は通過する三鷹駅（東京）に緊急停車した。

生徒は無事試験に間に合ったというが、ＪＲ東日本は「今回は特別措置です」と説明している。

ま た 「 温 情 」 か よ ！
この時期の風物詩ともいうべきニュースがまた舞い込んできたが、いい加減マスコミも「ＪＲの温情停車」という表現はやめたらどうか。
だいたい、母親と揃って二人で八王子で降りそびれるところからして異常としか考えられない。利用する交通手段の停車駅くらいは、あらかじめ下調べしておくのが鉄則中の鉄則であり、こういった話は美談にすり替えられるが、受験生としての心構えがなっていないなによりの証拠であり、別に獨協大学に入らなくても、このご時世、大学は引く手あまたなのだから、他の大学を目指せばよいこと。
テレビの特番で、２、３年前に高校受験の中学生が、蘇我から総武線の快速に乗るべきところを間違って京葉線の通勤快速（当時は蘇我～八丁堀間通過）に乗ってしまい、乗客の助けで舞浜駅で降ろしてもらったことが「美談」として語られていたことがあったが、普通の神経を持っていたらなにをかいわんやである。中学浪人しろとまでは言えないが、交通手段の利用に当たっては慎重に慎重を期すべきで、仮にこれが入社試験で乗り間違えたとか、会社の取引がかかっているとか叫んでみても、周りからすれば一笑に付されるだけで終わりである。
そのうち、よくあることなのだけれど、蘇我から京葉線でディズニーランドに行く客が間違って通勤快速に乗ってしまい、それを「救助」しても「温情停車」と言われる日が来るかも知れない。

競走馬ホリエモン、堀江前社長が共同馬主外れる (朝日新聞) - goo ニュース

ライブドア前社長の堀江貴文容疑者（３３）が高知競馬のホリエモン（オス４歳）とシェアハッピー（メス５歳）の共同馬主から１月３０日付で外れたことが分かった。２頭は１月末のレース出走も取りやめており、同社と業務提携を結んでいる高知県競馬組合は気をもんでいる。

　地方競馬全国協会によると、２頭の別の共同馬主から堀江前社長を除いた馬主変更届が出され、受理した。ただ、競馬法に基づく規定で一度出走した競走馬は馬名を変更できず、馬名はそのままだという。

　２頭を預かる松木厩舎（きゅうしゃ）の松木啓助調教師は「高知競馬から離れていく不安もあったが、残ってくれただけでうれしい」。組合側は同社との提携によるインターネットでの馬券販売などが実現しておらず、「業務提携の話は中断した状態。事件のことが落ち着くまでは身動きが取れず、困惑している」という。

まあ、当然の措置が計られて、「馬生」はとりあえず生き延びたというわけで。
しかし高知競馬、ホリエモン（人）に渡りに船の形で乗っかってしまったはいいけれど、この先の経営再建をどうするつもりだったのだろう。まさかライブドアに全てお任せなどという放漫経営ができる身分ではないということは承知しているだろうが、ホリエモン（人）なしでも経営再建が図れるように立て直さなければ、本丸ごと沈没しかねない。ホリエモン（馬）はなんとか出走できても、ハルウララはＤＱＮ馬主の格好の餌食にされてしまっただけに、看板を二つも一度に失いかねない。ライブドアからの返答を待つ前に、自らが率先して動かなきゃ！　動けないのは重々承知なのだが。

「昔が忘れられなかった」　成人暴走族１１人を逮捕 (共同通信) - goo ニュース

警視庁交通執行課などは２日までに、道交法違反（共同危険行為など）の疑いで、暴走族ＯＢでつくる「旧車会轟（きゅうしゃかいとどろき）」のメンバーで外壁工岩崎晃容疑者（３０）＝埼玉県所沢市荒幡＝ら２０－３０歳の男女１１人を逮捕した。

「旧車会」は１０代中心の暴走族をいったん卒業した成人ライダーの集まりで、一部が再び暴走行為を繰り返している。岩崎容疑者は「昔のことが忘れられなかった」と供述、別のメンバーの１人は「妻に隠れてやっていたのが逮捕でばれ、いい年をしてと怒られた」などと話しているという。

同課によると、東京都内では８つの旧車会に５０人以上が所属しているのが確認されており、少年の暴走族メンバーが減少しているのに対して増加傾向にあるという。

ちなみに、この件に関する当ブログの参考記事は昨年１月３０日付のエントリ。
やっぱりいい年こいた珍走団って、増えていたのね。改めて実感。
名前は言わないけれどもそこのあなた、復活しようなんて言っちゃだめですよ！
そんなにバイクの爆音が忘れられなければオートレースに行けばいいのに。入場料５０円か１００円でエンジンフル回転聞き放題見放題。もしかしたらリターンも少なからずあるかもしれないオートレース。珍走団時代が忘れられない人たちこそが手を出すべきギャンブルだと思うんだけどなー。
オートレースも、オート姫は早いのが好きとか、早漏の人たちを暗にけなすＣＭを作るんじゃなくって（←違）、こうした人たちを巻き込めば面白いと思うのだけれど…。ギャンブル場として明るく健全になるかはともかくとして。

医療少年院を仮退院　「西鉄バスジャック」元少年 (産経新聞) - goo ニュース

乗客一人が刺殺され、四人が重軽傷を負った平成十二年の西鉄高速バス乗っ取り事件で、強盗殺人などの非行事実で医療少年院送致となった事件当時十七歳の加害男性（２２）が一月に仮退院し、保護観察を受けていることが、関係者の話で分かった。保護観察は三月まで続くとみられ、この間、保護観察官らから社会復帰に向けた指導を受ける。

　事件は同年五月三日に発生。佐賀発福岡行きの西鉄高速バスが乗っ取られ、女性客一人が刺殺、乗客四人が重軽傷を負った。加害男性は約十五時間後の四日早朝、バスが停車していた広島県内の山陽自動車道小谷サービスエリアで逮捕された。


　佐賀家裁は同年九月の決定で男性の完全な責任能力を認めたが、強いストレス、トラウマ（心的外傷）によって記憶や意識などと行動のつながりが失われる「解離性障害」と認定。「医療的な矯正施設への五年以上の収容が適当」として医療少年院送致とした。

　男性は昨年四月、重傷を負った被害者と面会、謝罪したことが分かっている。

思えばこの事件、第一報を聞いた場所は、ご休憩中の大塚のラブホテルだったなあ…。
この一報を聞くな否や、大事なことをすることも忘れてテレビに釘付けだったっけ。あれからもう６年近くたつのか。
老けたなあ、俺も…。
それが言いたかっただけなのさ。ふっ。