小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

打線はハッスルが足りない

2010-09-05 02:08:40 | 千葉ロッテマリーンズ
(´エカ`) <何やってんだ、このタコ!!

ロ0―1日(4日) 日ハムが4連勝(共同通信) - goo ニュース

[ニッカン式スコア]

○ 木木 1勝1敗
S 久志 5敗14S
● 顎 4勝3敗


え~…。
現地観戦の皆様、猛暑の地獄の中、大変お疲れ様でした。
9月に入れば、大抵は猛暑も一段落し、秋風とまではいかないまでも、そこそこの残暑の中の試合…と誰もが思い描いているけれど、今年の猛暑は特に異常で、我々客はともかく、超一流のアスリートであるはずのプロ野球選手でさえ熱中症の症状を訴えるほど。7月初旬のデーゲームで、サブローがプレー中に熱中症の症状を訴えていたのは記憶に新しいところ。

前段では少々試合内容とは話はずれるけれど、先日、プロ野球選手会が、7月、8月の屋外球場でのデーゲームを極力減らして欲しいとの要望が出されたが、これは今年の暑さを考えれば至極当然の訴えかけ。
グラウンドで走り回る選手、審判は元より、球場内外で各事業に従事する人達、そして「暑い」と分かっていても、ひいきのプロ野球チームが地元で試合を行うとあれば、極力足を運びたいと思うのがファンの人情というもの。選手だけではなく、関係者、出入り業者、観客それぞれの立場で、やはり真夏のデーゲーム開催は、極力避けて欲しいなあ…というのが偽らざる心境。
今年はなかったけれど、7月の3連休中に当日移動が絡む関係で、真夏の3連休中にデーゲームを組みやがった年があった時など、当ブログでも「移動の絡みとはいえ、日程を見直して欲しい」と触れたことがあった。現に、直射日光に晒される千葉マリンの3塁側の当時のボビーシートで、煮え立つビールを我慢しながら飲んでいる最中、周囲で客がバッタバッタと倒れて運ばれていく光景を、こちとらも何度も見ているのだ。

客席でさえそういった環境下にあるというのに、そうした客の声を伝えるべきマスコミが、エアコンが効いた記者席でのうのうとスコアを取りながら、すっとぼけたことを書いていると、そんな新聞は二度と読むのは願い下げとも思いたくなる。

【甘口辛口】9月3日 - コラム - SANSPO.COM
この夏の暑さは気象庁が統計を取り始めた1898年以降、平均気温が最も高く、113年間で1番の猛暑とか。さらに5日ごろから1週間程度、気温が平年よりかなり高くなる恐れがあると、「異常天候早期警戒情報」なるものが発せられたそうで、もう勘弁して、という感じだ。

 プロ野球の選手もこの暑さにネを上げ、「来季から7、8月の2カ月間は屋外球場でのデーゲームはやめてほしい」と、選手会から日本野球機構に要望が出されたという。空調がきいたドーム球場はともかく、最近は本拠地が屋外でも、ファンが帰りの時間を気にせずに楽しめるよう、7月にデーゲームを組む球団が増えた。

 しかし、選手からは「ナイター翌日のデーゲームは暑さに睡眠不足も重なって辛い」との声が出ているとか。甲子園では高校生が酷暑の中で戦った。プロが何を甘ったれて、といいたい。サラリーマンは前夜、遅くまで残業し睡眠不足で辛くても暑い中を出勤しなくてはならない。高給取りの選手に「あなたの仕事は何なの」と聞きたくなってしまう。

 「お客さんも暑さでへばっている」という理由も、とってつけたように聞こえる。それよりも5~6月にかけて、2週間で10試合ペースというセ・パ交流戦のスカスカの日程を見直し、夏場の日程に少しでもゆとりをもたせるよう要望した方が、まだ前向きだろう。

 セ・パ両リーグの今季の平均試合時間(延長戦などを除く)は、1日現在で3時間12分。暑さでだれているのか、昨季より4分長くなっている。デーゲームをうんぬんする前に、暑さを感じさせないスピーディーなゲームで、目標の「3時間以内」を達成することが先決だろう。(今村忠)


敢えて言ってやろう。
「お客さんも暑さでへばっている」。
これはとってつけた理由でもなんでもなく、現実に屋外のスタンド各所から聞こえるファンの生の声だ。このコラムを書いた今村忠という記者が、プロ野球のチーム付きの記者なのか、本社勤務のデスクなのかは、「サンエイサンキュー事件」以来サンスポは嫌いになったので読んでおらず、生憎と把握はしてはいないけれど、あんたらはエアコンが効いた室内で記事の一つや二つ、おもしろおかしく書いていればいいだろうが、例え暑いということが分かっていても、ファンはひいきのチームにカネを払い、チームの勝利を願ってスタジアムに足を運ぶのだ。
事実、試合中は日影になる千葉マリンのライトスタンドの客でさえ、「明日明後日のデーゲームはきっついよねえ…」という声を、金曜日に至るところから聞いたんだぞ。

そしてもう一つ。
高校野球を引き合いに出すな。
元々高校野球は教育の一環として行われるモノで、収益、興行、勝敗が優先されるプロ野球と同列に語ること自体が間違っている。まあ、勝敗が優先されると言ってしまえば、一部強豪高校も当てはまってしまうのだろうが。

この記者が、記者席にこもりっぱなしの人なのか、現場もろくに知ろうとしない本社勤務のお偉いさんなのかは分かりかねるが、「お客さんもへばっている」という声がとってつけたように聞こえるというなら、実際に屋外球場のスタンドに足を運んで、不特定の客を捕まえて、耳をかっぽじってインタビューしやがれ。
それでなおかつ、「へばっているお客さんは少数でした」というのなら、今村忠さんの前で土下座してアタマを丸めてやる。

え~。
少々言葉尻が過ぎましたm(_ _)m

まあ、ダルビッシュとペンの先発。
ダルビッシュからそうそう点が取れないのは想定内とはいえ、それ以上にファンの度肝を抜いたのが、10回を無失点で投げきったペン。
今日はさん付けで呼ばせて貰います。ペンさんごめんなさい。私は昨日、「ペンは7失点ノックアウト」とか予想しちゃいました。

それだけに、打つ方がなんとかしてあげたかった。
ダルビッシュ相手にそうそう打てないことなど分かりきっているのだから、一旦出たランナーは、大事に、時として大胆に次の塁を意識して狙って欲しかったのだが…。

残念だったのは、9回裏の攻め。
清田2塁打、大松フォアで1死1、2塁のサヨナラのチャンス。
監督はここを勝負と読んだか、的場に代えて、昨日の試合で足を痛めた様子でスタメンを外れていた今江を代打起用。
今江の当たりは左中間を襲うも、センターは糸井、なんとか背走キャッチで追いついた。

…なぜ清田はハーフウェイに飛び出しているんだ…。

あの場面、確かに抜けていれば清田の足を持ってすればゆうゆう還れる場面。
でもあそこはまだ1死。糸井が背走しながら捕球した当たりなのだから、当然清田は帰塁してタッチアップを試みていたはず…と思いきや、なんとまあ清田は走れず。
思い返してみれば、昨日金曜日の大松もそう。
サード小谷野の後ろに落ちそうな当たりを背走しながらキャッチ。飛び出していた大松が2塁に帰塁出来ず、1死1、2塁のチャンスがいともあっさりつぶれた場面があったが、ランナーが違うだけで全く状況は一緒。
昨日の段階では、大松はとにかく次の塁を狙う走塁が苦手で、タッチアップして欲しいところでしていなかったりする状況が見られたので、大松だけの問題と思っていたのだが、清田でさえも、胸突き八丁の9回裏で、セオリー通りのチャレンジを放棄した安全運転の走塁しか出来ない…ということを考えると、大松や清田だけの問題ではなく、チーム全体が、次の塁を積極的に狙っていこうという意識が希薄なのではないかと思えるところ。
一言で言うなら、昨日に限って言えば、清田には積極果敢な「若さ」が微塵もなかった。「ハッスル」がなかった。
積極果敢と言えば、彼の持ち味は早いカウントからの打撃と徹底した右打ち。
ただ、それでいともあっさりと初球に手を出してはチャンスを潰しているところを見ると、何のために2番(土曜日は6番だったが)で起用されていたのだろうかと思える。それは今日2番に座っていた岡田も一緒。簡単に初球を当てに行く。粘って揺らすことを考えないと、それこそピッチャーの思うつぼ。

剛や今日サードを守った根元、テギュンに、守りではいいプレイが飛び出していたし、ペンも快刀乱麻のピッチングとあれば、延長12回まで競っただけに、なんとかモノにしたかったのだが…。

うん。
あそこまで行ったなら勝ちたかった。
そりゃ、相手だってまだまだCS出場の目が残っている状況。目先の試合を取りたいのは、ハムさんもマリーンズも一緒。
だからこそ、「取らなければ意味が無い試合」が存在するのだ。
ちきしょう、ちきしょう…。
現地にいたら、試合終了の瞬間、多分イスに壊れない程度に殴る蹴るの暴行を加えていただろうね、俺…。
ペンがあれだけ一生懸命投げていたのに、勝たせてやることが出来なかった。
ちきしょう、ちきしょう…。

たかが一敗。
されど一敗。

連勝でハムさんは一気呵成。
この流れを、どう食い止めたらいいんだ…。

まあ、最後の最後まであがきつづけますがね。
それは皆さんも一緒でしょ?

とにかく、何の根拠もないけれど、流れを止めよう。
今願えるのは、ただそれだけ…。

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6 コメント

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亀レスご容赦ください (小馬太郎兵衛)
2010-09-09 11:00:27
>yomikakiさん
そりゃあ記者席はエアコンが効いてますからねえ…。ファンはエアコンが効いている逃げ場ですと、一部食堂かグッズ売場に逃げるしかありませんからねえ…。
取れた試合を落とすのは、この時期になると余計に響きます…。

>てんとう虫さん
清田のあの走塁を見ていると、どうも清田だけが責められるのも酷なようで、チーム全体がギャンブルのような走塁を忌み嫌っているような傾向があると思うのです。
清田にも必死さが感じられるので、なおさらチームがバックアップしてやって欲しいと思うのですが…。

サンスポの記事は、まあ、取り上げること自体がアレだと思ったのですが、あまりにも酷い記事で、この時期のデーゲームを強いられる我々ファンをも冒涜する記事であると憤慨したので、敢えて取り上げました。

>かわまりさん
アレはないですよねえ…。
じゃあ、42度のスタンドで、休憩を挟まずにスコア片手につけてみろと言いたくなりますな。
私は高校野球でそれをやって(アルコール付きww)ものの見事に撃沈しましたorz

でも、交流戦のハンパな日程は一考ですね。それはその通りだと思います。

>JR京阪さん
お褒めに与り大変恐縮ですm(_ _)m

昨日のような、9月のデーゲームは、ここまで暑くなることは全く予想していなかったですから仕方ないと思うのですが、暑さ次第では日程、時間に余裕を持たせてもいいような気がしますね。

>マリンライナーさん
TBありがとうございます。
なるほど、元相撲担当でしたか、
じゃあ、国技館で見つけたら因縁をふっかけてやろうかしらww
今でも国技館に出入りしているかどうかは分かりませんがww

だいたい、国技館だって客席は空調完備でしっかり守られているじゃないですか。屋外競技と違って…。
返信する
今村氏は相撲担当でもあり (マリンライナー)
2010-09-05 22:08:08
今晩は。
今村氏はもともとは相撲担当記者で、
大の朝青龍嫌いでは有名であります。
時津風部屋の不祥事を愛のムチとかいって擁護した前科があって、
張本氏顔負けの精神論者でありますから、
こんなお方の書く記事など相手にしない方が
よいでしょう。
ちなみにデーゲームうんぬんについて
論評したエントリーを書いたので、
トラバします。
返信する
「ハッスル」か… (JR京阪)
2010-09-05 19:24:20
今回の小馬殿のエントリ-は、今年一番のハッスルを感じました
8月頭の神戸2DAYS、時間もあったのに(ナイターなのに)いかなかったのは、暑かったから
ハッスルがたりない!!(オレ)
去年はイースタンもウエスタンも、独立リーグも行きまくったのに…

基本は屋外デイゲーム論者なんで、(今年は例外!)
5-6月のユルユル日程の件は圧倒的に同意

ただ、未決のマリン中止分日程次第では行きたいなぁ


返信する
Unknown (川崎まりんず)
2010-09-05 12:50:08
あまりの暑さに、週末のマリン開催が最後だと分かっていながらも現地観戦を回避したわたしとしては「なに抜かしとるんじゃ、サンスポ記者のタコ野郎!」と怒鳴りたいところですね。
観客だって、大人ばかりではなく小さい子どもだっているんですから・・お客あってのプロでしょうに。

まあ、9月に入った今週末に関しては、今年の猛暑がここまでヒドいとは予測できなかったというのはあるかと思いますが、7月8月のデーゲームはホント勘弁です。根性論ではなんも解決せんでしょう。

ところでこの記事の中で、交流戦の頃のスカスカ日程を見直せ、と言うのには同意。夏の日程にゆとりがあれば、サトも嫌がっている「ナイター→デイ」の日程も見直せるかな?と思ってみたりもします。
返信する
暑かった。 (てんとう虫)
2010-09-05 10:22:34
サンスポの記事にはびっくりです。
というかスポーツ新聞という最前線にいてなおこの程度の認識なのかと思うと情けないです。客の動向気にせず開催されるアマチュアとかと訳違いますよね…
昨日はなんとか試合が終わりました。しかし熱中症で倒れる選手が出る以上、簡単に考えてはいけません。

そんな中最後まで戦った選手たちやファンの気持ちを思うと昨日は勝ちたかったです。
でも勝つためにするのは策だったりそれを実行するスキルや気力だと思います。
ケガ人多発で控え選手ばかりで試合せざるを得なかった分、そのへんの意識レベルに一定なものが感じられなかった。ここは2005年のあの味を、2007年のあの悔しさを知ってる選手たちの経験が必要です。
清田選手の惜しいプレーに話題が集まってますが、野手としての経験の足りなさが今欠点になって出てきてるように思います。それでも他の若い選手に較べて必死なのが感じられるので、これからも頑張ってほしいです。
返信する
さすが (yomikaki)
2010-09-05 08:41:26
さすが記者様の考えることは違いますねぇ
まさかエアコン効いた部屋でぬくぬく記事を書きつつ、
「試合が長げーな。これじゃ締切りまでドタバタしちまうよ。デーゲームだったら、早く帰れるのにナイターなんかやるんじゃねーよ」
なんて考えは微塵もよぎらないんでしょうね。

しかし昨日は半端なく暑かった。
だからこそ勝ちたかったなぁ...
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