第７０回オークス＆第２６回東海S

オークスは一強ムード。太刀打ちできる馬は？

距離延長、なかなか後ろが届かない馬場状態。強い馬は強い。
オークスの栄冠は？

◎[７]ブエナビスタ。距離延長に不安がないわけではないが、桜花賞が別次元。
今まで負けた相手がアンライバルドとリーチザクラウンだけ…と鑑みれば、ここも突き抜ける公算が大きい。
ただ、チューリップ賞が辛勝だったように、前にいる馬を捕らえられず、或いは並ばれて末脚に屈するというシーンも、これまでオークス史では数多くあるだけに、並ぶことさえ出来れば、或いは前で粘って粘って…という得意の展開に持ち込めれば…という馬がいることも頭に入れておきたい。
○は、これまで対戦したことがなくて未知の魅力にかけ、[１７]デリキットピース。新馬、忘れな草賞ともに、時計自体も特筆すべき物では無いが、底力勝負になった時に浮上の余地有りとみた。こういった連勝中でも時計が地味な馬は、意外と穴を開けるしーんがあるだけに注意したい。
▲も狙いをオークスに定め、敢えてブエナビスタとは当たってこなかった[８]ディアジーナ。単純な力比較で言えば、阪神ＪＦ２着の△[５]ダノンベルベールをクイーンカップで負かしているのだから、ブエナビスタの２番手、３番手グループにはいるものと判断したい。
以下、無視は出来ない△[３]レッドディザイヤ、自分の形に持ち込めば、フラワーカップ以来の大金星のチャンス有り△[４]ヴィーヴァヴォドカ、敢えて牡馬と対戦したこともある△[１６]ワイドサファイヤまで。

馬券は◎から頭流しと行きたいが、裏目も押さえておきたい。
特に○▲とレッドディザイヤは裏も厚めに。

３連単は◎○▲→◎○▲→◎○▲△でどうでしょう。何点張りになるかわからんが。

続いては中京競馬場の東海Ｓ。

◎[１４]ワンダースピード
○[１０]ウォータクティクス
▲[１１]メイショウトウコン
△[１５]マコトスパルピエロ
△[４]ボランタス
△[３]ヤマニンデュバン

本来ならウォータクティクスで頭鉄板と言いたいところだが、ほとんどを京都で勝ち星を挙げたように、どちらかと言えばスピード形で、力の要る中京の馬場が合うかどうか。中山も突き抜けているから心配ないと言えば心配ないのだろうが、暮れの中山も、開催前半はダートの時計が異様に速かったことも頭に入れておきたい。
もちろん、雨が降って馬場が締まれば印を入れ替えるところ。

ワンダースピードはどのような展開でも安定して上位に来られるだけの力があると見て上位に取る。
前走は番手追走の馬がことごとく潰れた中、好位を追走していた中では最後まで２着争い。良馬場で中京なら逆転。