新年早々怒髪天

昨日、京成津田沼駅からボートピア習志野（新習志野駅前）まで、タクシーで乗り付けた時の話です。
京成津田沼に着いたのが１３時３５分くらい。
バス停に行ったら、ＪＲ津田沼駅からやってくる送迎バスの発車時間も同じ３５分で、客の姿もいなかったところから、どうも同着同発をやられたらしい。新年早々ついてないや。

時刻表を見たら、次の発車は５５分。約２０分待ち。
ええ～？
普段だったら２０分くらい平気で待つのだが、今日はちと訳ありで急いでいた。
というのも、先のエントリで触れたとおり、２時から阿武松部屋特製ちゃんこの振る舞いが予定されていたので、なんとか２時までには入りたかったのだ。５５分まで待つと、おそらく１５分くらいはかかるだろう。普段のボートピア習志野の客入りを考えると、そうそう早くに売り切れ…なんていうことはないだろうが、早く行くに越したことはない。
ええい、タクれや。
駅に付けていた○ト交通のタクシーに乗り、ボートピアまで…と告げる。
運転手は初老の小太りの男性。青いジャンパーは支給品だろうか。

今思えば「やたらアクセルの踏み方が乱暴だった」っていうのも、伏線だったのかなあ…。でも、そんなのはタクシードライバーからすれば当たり前の話だから、そんなもんはいちいち気にしていられない。

１０分ほどでボートピアの正面に回り込んで、いざ運賃を払う段になると…。
運賃は…１１４０円か。
ちっ、参ったな。５０００円しかないや。
「すいません…、大きくなってしまうんですが…、これで…」

「ああん？細かいのはないの？」

（細かいのがねえから５０００円出してるんだろボケ）「すいません、これでお願いします」

「チッ…！！」

次の瞬間、運転手の想像を絶する行動に、二の句が告げられなくなってしまった。

運転手、おいらから５０００円を受け取るや否や、５０００円札を助手席の床にぶん投げた！！

見ると、床にはおいらの５０００円の他にも、他の客から受け取ったと思われる１０００円札が２枚ほど転がっていた。
これにはただただ唖然呆然。
客から受け取ったお金をここまでぞんざいに扱う運転手は、初めて見たぞ。
酒が入っていたり、機嫌が悪かったりしたら、速攻でもそもそと怒鳴り散らすところだが、そこは心のブレーキがかかったらしく、ぐっとこらえて、お釣りを受け取る間にタクシーの乗務員名札をしげしげと眺め、○○信○（っつーか名字は忘れた）という乗務員であることを確認して「どうも、ありがとうございました」と、宅配便のドライバーよろしく、大声で礼を述べてタクシーを即座に降りる。運転手から？　なんの言葉も返って来ませんでしたよ。返して欲しくもなかったし。

しかしなあ…。
人からいただいたお金をぶん投げるとは、会社及び両親から、どのような教育を受けていたのか。会社もまさか、お客様から頂戴した運賃を、客の目の前でぶん投げる運転手がいるとは、よもや思うまい。お金を大事に扱うということなど、運転手の接客云々以前の問題で、人として当たり前のことである。
文句を付けようと思えばいくらでも付けられる。いくら正月で金融機関がお休みで、釣り銭が不足する…という運転手の気持ちもわからなくはないが、だからといって不機嫌に「細かいのはないの！？」なんていうのも、客をバカにした話ではあるが、もはやそんなことはどうでもいい。
他人様から頂いたお金をぞんざいに扱える神経が理解できん。

これって、マジで会社に抗議の電話を入れた方がいいのかなあ…。
ちょっと本気で正月早々ケンカしようかと考えてます…。

でも「金持ちケンカせず」って言うしなあ…。
こういう時って、皆さんならどうされます？

　　
↑♪あなたな～らどうする～