新日本の田中リングアナが退社を表明 (日刊スポーツ) - goo ニュース
まさかケロちゃんまで新日を離脱するとはねえ…。
80年代後半から90年代にかけて、一時は「新日本最後の良心」とまで言われたケロちゃんまで離脱するのだから、新日の経営自体が抜き差しならない状況に来ていることは、多分に想像できる。
だいたい、選手が大量離脱するときというのは、そのほとんどがギャランティか方向性の違いなのである。それは過去、いくつものプロレス団体が分裂してきた経緯から見ても歴史は繰り返すという奴で…。今回の場合は、方向性の違いというよりも、会社自体が選手に見合うギャランティを払えなくなっている、すなわち相当弱体化しているのではないかと見るべきだと、俺自身は考える。というのは、今まで各選手の方向性が違えどうまいこと(というべきなのか、新日は?)やってこられたのは、ひとえに生活の支えになっている物があったからで、よっぽど団体内で虐げられた扱いをしなければ、団体を出て行く必要など無いのである。
今回の新日の大量離脱騒動に、かつての全日本女子の大量離脱劇を重ね合わさずにはいられない。まあ、あの時は全女が不渡りを出したり、実際問題給料の遅配という事実があったからこその大量離脱になったわけだから、今回と事由が必ずしも合致しない部分はあるのだが。
そんな新日に、さらに追い打ちをかけるようなこのニュース。
ブラック・キャットさんが急逝 (日刊スポーツ) - goo ニュース
ぶっちゃけて言うと新日ファンじゃないんで、ネコさんの想い出を語れと言われても全く思いだせないのだが…。一説によれば、1986年から87年にかけて新日マットに出没した海賊男の正体がネコさんとも噂されているのだが…。このあたりはなにせプヲタではあっても新日ファンじゃなかったからなんとも…。
ご冥福をお祈り致します。
それにしても新日よう…。
ノアの一人勝ちだったら、間違いなくこの業界は衰退するぞ。
いや、もう衰退はとっくの昔に始まっているのだが。現状、唯一「ハッスル」が芸能人を起用したエンターテイメントで気を吐いているに過ぎず、「ノアだけはガチ」と言われる所以でただ一団体気を吐いている状況。一時期は黒船の勢いだったWWEもこのところ青色吐息だし、新日がなにかカマしてくれないと、業界全体が面白くない。
はっきり言って、大人から子供まで夢中になった初代タイガーマスクの時代になど、もう戻れるわけがないのだから、どこかしらで新日というプロレスのスタンスを示さないと、今以上にファンに飽きられる。まあ、スタンスを示せなかったからこの体たらくなわけで…。少なくとも、プロレスをサブカルチャーに貶めた責任の一端は、明らかに新日本プロレスにあることは間違いない。
だってそうでしょう。昔は学校に行けば、馬場猪木、タイガーマスク、あるいはクラッシュ・ギャルズ長与飛鳥の話ばかりだった。
それが今や…。電車の中で延々プロレスなど語ろうものなら、周りの客はおろか、連れからもドン引きされる始末。
それでいいのかプロレス!?
新日本の名物リングアナ・田中秀和氏(47)が28日の後楽園大会で退社を表明した。24日に辞表を提出済みで、2月19日の両国国技館大会が最後となる。「ケロちゃん」の愛称と独特の前口上で人気を博し、団体の象徴的な存在だった。すでに山口秀幸リングアナ(31)も退社しており、新日本は来シリーズ以降リングアナ不在という異常事態に陥る。この日、ヒロ斉藤、井上亘の退団も判明。計8人もの退団者を出した大量離脱劇は、ついに主要スタッフにまで波及した。
四半世紀もの間「新日本愛」を貫いてきた男が、ついに惜別を決断した。後楽園大会終了後、控室に続く階段で田中アナが切り出した。「辞表を出しました」。選手の契約更改が一段落した24日に会社に退社を申し出たことを明かした上で、「もう一緒に頑張ろうという気持ちが起きなかった」と吐露した。
原因について「自分の中にある一番大切なものを守れなくなった」と話すにとどめた。経営難が深刻化した昨年末から「田中アナが独立して新団体を立ち上げるのでは?」という話が広まった。際立った人脈、才覚がうわさを呼んだ。「事実無根」と否定したが、愛していた会社を信じられなくなった可能性はある。
80年に21歳でリングアナデビューした。独特の表現力で選手を紹介する試合の前口上で、会場のボルテージを一気に過熱させた。スター選手に匹敵する人気者だった。雑誌には軽妙な文章でコラムも掲載。昨年からは執行役員に昇格し、マッチメークも手掛けるなど仕事の幅を広げていた。
誰よりも新日本を愛していた。ファンの暴動にリング上で涙を流して謝った逸話もある。その熱い新日本愛も急速に冷めた。会社からは慰留されたが、決意は変わらなかった。辞表は「先に出したら迷惑が掛かるから」と選手の契約更改が一段落してから提出した。それが最後の愛情だった。
後楽園大会直前には山口リングアナウンサーも退社している。田中アナは2月19日の両国大会まで役目を全うするが、次期シリーズからはリングアナウンサー不在という異常事態になる。この日、ヒロ斉藤と井上亘の退団も明らかになった。新日本の激震はまだ当分終わりそうもない。【来田岳彦】
まさかケロちゃんまで新日を離脱するとはねえ…。
80年代後半から90年代にかけて、一時は「新日本最後の良心」とまで言われたケロちゃんまで離脱するのだから、新日の経営自体が抜き差しならない状況に来ていることは、多分に想像できる。
だいたい、選手が大量離脱するときというのは、そのほとんどがギャランティか方向性の違いなのである。それは過去、いくつものプロレス団体が分裂してきた経緯から見ても歴史は繰り返すという奴で…。今回の場合は、方向性の違いというよりも、会社自体が選手に見合うギャランティを払えなくなっている、すなわち相当弱体化しているのではないかと見るべきだと、俺自身は考える。というのは、今まで各選手の方向性が違えどうまいこと(というべきなのか、新日は?)やってこられたのは、ひとえに生活の支えになっている物があったからで、よっぽど団体内で虐げられた扱いをしなければ、団体を出て行く必要など無いのである。
今回の新日の大量離脱騒動に、かつての全日本女子の大量離脱劇を重ね合わさずにはいられない。まあ、あの時は全女が不渡りを出したり、実際問題給料の遅配という事実があったからこその大量離脱になったわけだから、今回と事由が必ずしも合致しない部分はあるのだが。
そんな新日に、さらに追い打ちをかけるようなこのニュース。
ブラック・キャットさんが急逝 (日刊スポーツ) - goo ニュース
激震の続く新日本に突然の訃報(ふほう)が飛び込んだ。20年以上も前座リングの顔として活躍したブラック・キャットさん(享年51)が28日午前3時、急性心不全のため急逝した。明け方にソファーから滑り落ちるように倒れているところを家族に発見された。02年の現役引退後はレフェリーと並行して、外国人選手の出場交渉を行うなど重要な役割を果たしていた。
キャットさんは80年代の黄金期から前座戦線を支えてきた。若手の壁であり、教育係でもあった。引退後はレフェリー業務と並行し、母国メキシコとのパイプ役にもなった。昨年のCMLLとの業務提携でも大きな役割を果たした。「メキシコと日本で活動して、プロレス界が大きくなるように」と夢を語っていた。新日本再生へ欠かせない人材だった。
藤波副会長は「私がメキシコから連れてきたようなもの。結婚の時は仲人もやった。最近は夜中も寝ないで仕事をしていたと聞いた。メキシコとの連絡もあったのでは」と無念そうに話した。蝶野も「橋本(真也)とホテルでケンカしたこともあったが、若手の勘違いを正してくれた」。この日、後楽園ホールのリングで惜別のテンカウントゴングが鳴り響いた。
ぶっちゃけて言うと新日ファンじゃないんで、ネコさんの想い出を語れと言われても全く思いだせないのだが…。一説によれば、1986年から87年にかけて新日マットに出没した海賊男の正体がネコさんとも噂されているのだが…。このあたりはなにせプヲタではあっても新日ファンじゃなかったからなんとも…。
ご冥福をお祈り致します。
それにしても新日よう…。
ノアの一人勝ちだったら、間違いなくこの業界は衰退するぞ。
いや、もう衰退はとっくの昔に始まっているのだが。現状、唯一「ハッスル」が芸能人を起用したエンターテイメントで気を吐いているに過ぎず、「ノアだけはガチ」と言われる所以でただ一団体気を吐いている状況。一時期は黒船の勢いだったWWEもこのところ青色吐息だし、新日がなにかカマしてくれないと、業界全体が面白くない。
はっきり言って、大人から子供まで夢中になった初代タイガーマスクの時代になど、もう戻れるわけがないのだから、どこかしらで新日というプロレスのスタンスを示さないと、今以上にファンに飽きられる。まあ、スタンスを示せなかったからこの体たらくなわけで…。少なくとも、プロレスをサブカルチャーに貶めた責任の一端は、明らかに新日本プロレスにあることは間違いない。
だってそうでしょう。昔は学校に行けば、馬場猪木、タイガーマスク、あるいはクラッシュ・ギャルズ長与飛鳥の話ばかりだった。
それが今や…。電車の中で延々プロレスなど語ろうものなら、周りの客はおろか、連れからもドン引きされる始末。
それでいいのかプロレス!?
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