本題の予想に入る前に、ちょいとお付き合いをいただきとう存じます。
ダート競馬の祭典として、地方競馬に定着したJBCも、回を重ねて今年が8回目。
大井、盛岡、大井、大井、名古屋、川崎、大井と来て、今年は関西初進出、園田で行われるJBC。ちなみに、来年の開催は名古屋と既に決まっております。
そんなJBCも、草薙の東西対抗が重なった2005年の名古屋以外は、全てどこかしらで馬券を買うなり現地観戦なりで、競馬に参戦している。
関東圏で行われている大井と川崎のJBCは、2日分割開催された2006年のJBCクラシックの馬券は買って家で見ていたが、それ以外のレースは全て生で観戦してきた。
盛岡の時は、今は無き宇都宮競馬場まで行って馬券勝負したんだっけ。
馬券勝負するだけなら、別に船橋競馬場で良かったのだけれど、どうせ打つのなら現地発行の新聞を打ってくれる、全レース発売の場外へ行きたくて、わざわざ宇都宮まで出かけたんだっけ。
そんなダート競馬の祭典を盛り上げようと、世の中にはこのようなコラムまでネット上に存在している。
ダート競馬の祭典・JBC物語
この内容がまた、執筆陣によっては痛すぎて目も当てられない。
執筆陣が競馬の現場でプロとして働くライター、アナウンサーと、あくまで柵の外側でファンとして見るべき人達とでは、JBCというネタの料理でも、料理の仕方はここまで違うのかと愕然とさせられる。まあ、「プロ」のお仕事だけ見ておけばいい…という話にもなるんだけどねえ…。
はっきり言って、「JBCを盛り上げるためにこんなことをしました」とか「こんな事を取材してきました」などというてめえの自慢話など聞きたくもない。
こっちが聞きたいのはJBCをどう感じてどう物語にするかで、あんた達の経歴自慢など読んでいて反吐が出る。
分かりやすく、「JBC」を「ロッテ」に置き換えてお読み頂くとよくお分かりいただけるかと。「ロッテを盛り上げるためにオフ会をしました!」なんて報告なんぞ聞いたって、痛いだけでしょ。そんな大上段に構えられたオフ会なんて出たくもない。ロッテはお前を盛り上げるために存在するわけではあるまい。
…それ以前に、そのような人をロッテは選ばないから大丈夫か(笑)。
…まあ、嫌なら読まなきゃいいっていうだけの話ですがね。
明日の園田競馬場は、JBC2個レースに加え、前座と最終レースに、それぞれ3歳馬の重賞「楠賞」と、牝馬の他地区交流重賞「兵庫クイーンカップ」が行われる豪華版。
南関東で開催がある川崎競馬場では、上記4個レースの場外発売に加え、川崎では3歳牝馬の重賞「ロジータ記念」が行われる他、ばんえい競馬では「ばんえい菊花賞」が行われ、競馬場によっては1日5重賞が楽しめる、場外発売の競馬場も、祭典にふさわしいレースを取りそろえている。
園田の「楠賞」は、アラブのメッカだった園田がサラブレッドを導入し、2004年からサラブレッドの重賞になっているが、その昔は「楠賞全日本アラブ優駿」という名前で、夏のアラブの4歳馬(今の3歳馬)の全国交流競走として、ファンに親しまれた。時期的にも5月~6月の開催で、アングロアラブのダービー的な位置づけで、その日は全国からファンが押し寄せていたのも今は昔。
さて、まずは園田9レース、JBCスプリント。
出走表はこちらから。
距離適性で、▲[7]ブルーコンコルドがこちらへ回ってきた。
正直、南部杯のレースを見せられれば、嫌でもこの馬から入らざるを得ない…のか?
落ち目のメイショウバトラーが2着に来るようなレースで、レースレベル的には?がつくが、レース前に「上がり目?」と書いた馬を、ここでアタマから買うわけにもいかないし、さりとてこの馬を外すのは相当無謀。
ここは遠征競馬、距離延長が鍵となるが、去年の覇者◎[1]フジノウェーブから。
春先は精彩を欠いていたが、東京盃では見事に復活。強いケイバを見せてくれた。
去年も馬インフルエンザの影響で入厩が遅れてJBCスプリントはぶっつけ本番だったが快勝。前走も休み明けを快勝とポン駆けは効くが、もとより叩いて良くなりそうな馬。
長距離輸送と小回りへの対応が鍵となるだろうが、下のクラスとはいえ、小回りは東海公営で慣れているだろうから、あとは当日の気配次第。
対抗も未知の魅力で上がり馬○[4]バンブーエール。
一応「交流Jpn1を2着2回」という成績があるけれど、相手は一線級とは程遠いメンバーで、物差しになるのが、春の阪神のコーラルステークスで負けたワイルドワンダーという所からして一抹の不安があるけれど、南部杯でブルーコンコルドに千切られたワイルドワンダーをここで物差しにするのはどうかと思うが、強い頃のワイルドワンダーに食い下がっての2着だから、この相手関係でどうにかならないだろうか。
鞍上に岩田、元地元コースで一発が怖い△[6]スマートファルコンは要警戒。サクセスブロッケンに千切られたとはいえ、JDD2着は立派。
以下、3着ならありそう△[5]アルドラゴン、季節的にそろそろ厳しいか[2]メイショウバトラーまで。
まあ、このレースは助平な皆さんだけ狙って下さい(笑)。
馬券を当てたければ素直に▲から行くべきだと思います。
続いて10レース、JBCクラシック。
出走表はこちらから。
ここは好メンバーが揃って興味津々。
帝王賞馬フリオーソ、かしわ記念馬ボンネビルレコードに、ドバイ帰りのヴァーミリアン、その壁に立ち向かう3歳馬、ダートでは負け知らずのサクセスブロッケンが相対する、祭典にふさわしい好メンバーが揃った。
休み明けも鉄砲駆けの気性で問題なし、後はレース勘だけの◎[5]フィールドルージュから。
川崎記念では「勝つにはこれしかない」という逃げを打つフリオーソをいともあっさり差し切った。
その勢いのままに府中に乗り込んだが、まさかのアクシデントで競走中止。
その無念はここで晴らす。
ここで本命にするだけの理由が、川崎記念のケイバにはある
馬場差もあるので一概には言えないが、帝王賞のフリオーソより速い時計でJDDをぶっちぎった○[1]サクセスブロッケンが2番手。ケイバの内容は、このメンバーに入っても全く見劣りはしない。
▲[2]ヴァーミリアンは、ドバイでまさかの大敗。砂の固まりが飛んできて戦意喪失ということらしいが、それよりも連勝が止まった精神面が尾を引かなければよいと思うのだが…。
△[12]フリオーソは今回目標にされてしまう立場。小回りを利して逃げ切れるかどうか。
以下、地元の意地で見せ場は作りたい[10]チャンストウライ、末一手でどこまで[8]メイショウトウコン、3着狙いに一考[6]マルヨフェニックスまで。
馬券は…、流してもいいし、タテ目を押さえてもいいし。
好配当狙いなら流しで行くべき。
このレースは、今後のダート路線を占う意味でも、なかなか面白い一戦になりそうです。
今年の馬券は…。
オフト後楽園じゃ混みそうで…。
仕事明けに川崎競馬場に行けるかなあ…?
ダート競馬の祭典として、地方競馬に定着したJBCも、回を重ねて今年が8回目。
大井、盛岡、大井、大井、名古屋、川崎、大井と来て、今年は関西初進出、園田で行われるJBC。ちなみに、来年の開催は名古屋と既に決まっております。
そんなJBCも、草薙の東西対抗が重なった2005年の名古屋以外は、全てどこかしらで馬券を買うなり現地観戦なりで、競馬に参戦している。
関東圏で行われている大井と川崎のJBCは、2日分割開催された2006年のJBCクラシックの馬券は買って家で見ていたが、それ以外のレースは全て生で観戦してきた。
盛岡の時は、今は無き宇都宮競馬場まで行って馬券勝負したんだっけ。
馬券勝負するだけなら、別に船橋競馬場で良かったのだけれど、どうせ打つのなら現地発行の新聞を打ってくれる、全レース発売の場外へ行きたくて、わざわざ宇都宮まで出かけたんだっけ。
そんなダート競馬の祭典を盛り上げようと、世の中にはこのようなコラムまでネット上に存在している。
ダート競馬の祭典・JBC物語
この内容がまた、執筆陣によっては痛すぎて目も当てられない。
執筆陣が競馬の現場でプロとして働くライター、アナウンサーと、あくまで柵の外側でファンとして見るべき人達とでは、JBCというネタの料理でも、料理の仕方はここまで違うのかと愕然とさせられる。まあ、「プロ」のお仕事だけ見ておけばいい…という話にもなるんだけどねえ…。
はっきり言って、「JBCを盛り上げるためにこんなことをしました」とか「こんな事を取材してきました」などというてめえの自慢話など聞きたくもない。
こっちが聞きたいのはJBCをどう感じてどう物語にするかで、あんた達の経歴自慢など読んでいて反吐が出る。
分かりやすく、「JBC」を「ロッテ」に置き換えてお読み頂くとよくお分かりいただけるかと。「ロッテを盛り上げるためにオフ会をしました!」なんて報告なんぞ聞いたって、痛いだけでしょ。そんな大上段に構えられたオフ会なんて出たくもない。ロッテはお前を盛り上げるために存在するわけではあるまい。
…それ以前に、そのような人をロッテは選ばないから大丈夫か(笑)。
…まあ、嫌なら読まなきゃいいっていうだけの話ですがね。
明日の園田競馬場は、JBC2個レースに加え、前座と最終レースに、それぞれ3歳馬の重賞「楠賞」と、牝馬の他地区交流重賞「兵庫クイーンカップ」が行われる豪華版。
南関東で開催がある川崎競馬場では、上記4個レースの場外発売に加え、川崎では3歳牝馬の重賞「ロジータ記念」が行われる他、ばんえい競馬では「ばんえい菊花賞」が行われ、競馬場によっては1日5重賞が楽しめる、場外発売の競馬場も、祭典にふさわしいレースを取りそろえている。
園田の「楠賞」は、アラブのメッカだった園田がサラブレッドを導入し、2004年からサラブレッドの重賞になっているが、その昔は「楠賞全日本アラブ優駿」という名前で、夏のアラブの4歳馬(今の3歳馬)の全国交流競走として、ファンに親しまれた。時期的にも5月~6月の開催で、アングロアラブのダービー的な位置づけで、その日は全国からファンが押し寄せていたのも今は昔。
さて、まずは園田9レース、JBCスプリント。
出走表はこちらから。
距離適性で、▲[7]ブルーコンコルドがこちらへ回ってきた。
正直、南部杯のレースを見せられれば、嫌でもこの馬から入らざるを得ない…のか?
落ち目のメイショウバトラーが2着に来るようなレースで、レースレベル的には?がつくが、レース前に「上がり目?」と書いた馬を、ここでアタマから買うわけにもいかないし、さりとてこの馬を外すのは相当無謀。
ここは遠征競馬、距離延長が鍵となるが、去年の覇者◎[1]フジノウェーブから。
春先は精彩を欠いていたが、東京盃では見事に復活。強いケイバを見せてくれた。
去年も馬インフルエンザの影響で入厩が遅れてJBCスプリントはぶっつけ本番だったが快勝。前走も休み明けを快勝とポン駆けは効くが、もとより叩いて良くなりそうな馬。
長距離輸送と小回りへの対応が鍵となるだろうが、下のクラスとはいえ、小回りは東海公営で慣れているだろうから、あとは当日の気配次第。
対抗も未知の魅力で上がり馬○[4]バンブーエール。
一応「交流Jpn1を2着2回」という成績があるけれど、相手は一線級とは程遠いメンバーで、物差しになるのが、春の阪神のコーラルステークスで負けたワイルドワンダーという所からして一抹の不安があるけれど、南部杯でブルーコンコルドに千切られたワイルドワンダーをここで物差しにするのはどうかと思うが、強い頃のワイルドワンダーに食い下がっての2着だから、この相手関係でどうにかならないだろうか。
鞍上に岩田、元地元コースで一発が怖い△[6]スマートファルコンは要警戒。サクセスブロッケンに千切られたとはいえ、JDD2着は立派。
以下、3着ならありそう△[5]アルドラゴン、季節的にそろそろ厳しいか[2]メイショウバトラーまで。
まあ、このレースは助平な皆さんだけ狙って下さい(笑)。
馬券を当てたければ素直に▲から行くべきだと思います。
続いて10レース、JBCクラシック。
出走表はこちらから。
ここは好メンバーが揃って興味津々。
帝王賞馬フリオーソ、かしわ記念馬ボンネビルレコードに、ドバイ帰りのヴァーミリアン、その壁に立ち向かう3歳馬、ダートでは負け知らずのサクセスブロッケンが相対する、祭典にふさわしい好メンバーが揃った。
休み明けも鉄砲駆けの気性で問題なし、後はレース勘だけの◎[5]フィールドルージュから。
川崎記念では「勝つにはこれしかない」という逃げを打つフリオーソをいともあっさり差し切った。
その勢いのままに府中に乗り込んだが、まさかのアクシデントで競走中止。
その無念はここで晴らす。
ここで本命にするだけの理由が、川崎記念のケイバにはある
馬場差もあるので一概には言えないが、帝王賞のフリオーソより速い時計でJDDをぶっちぎった○[1]サクセスブロッケンが2番手。ケイバの内容は、このメンバーに入っても全く見劣りはしない。
▲[2]ヴァーミリアンは、ドバイでまさかの大敗。砂の固まりが飛んできて戦意喪失ということらしいが、それよりも連勝が止まった精神面が尾を引かなければよいと思うのだが…。
△[12]フリオーソは今回目標にされてしまう立場。小回りを利して逃げ切れるかどうか。
以下、地元の意地で見せ場は作りたい[10]チャンストウライ、末一手でどこまで[8]メイショウトウコン、3着狙いに一考[6]マルヨフェニックスまで。
馬券は…、流してもいいし、タテ目を押さえてもいいし。
好配当狙いなら流しで行くべき。
このレースは、今後のダート路線を占う意味でも、なかなか面白い一戦になりそうです。
今年の馬券は…。
オフト後楽園じゃ混みそうで…。
仕事明けに川崎競馬場に行けるかなあ…?
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