ドラフトで入った新人は、だれでも成功するとは限らない。
ドラフト1位の楽天・松井裕樹投手(桐光学園高)は、4度目の先発登板に臨んだが失敗した。
2軍降格決定の舞台裏…担当記者が見たプロの壁
18歳の高校生ルーキーに、試練が訪れた。
23日に行われた西武戦(コボスタ宮城)で、制球難を露呈して5回5失点で降板した.
一回から3連続四球を含め、この回だけで5与四球。二、三回こそ三者凡退でしのいだが、
五回には自らの四球で傷口を広げて3失点。
結局、5回5失点、8与四球と、投球を立て直せないままマウンドを降りた。
左腕に試合後待っていたのは、「2軍再調整」という厳しい現実だった。プ
ロの壁に直面した背番号1は、この厳しい現実からどう這い上がっていくのか。