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秀哉本因坊の碁盤

2014-01-27 03:39:10 | 囲碁
秀哉本因坊の碁盤発見のエピソード
 7月19日(平成24年)の朝3時半に目が覚め、風呂にいった。
一人、先客がいて話をすると、富山県の井波町のYさんと言い、腕前は県代表クラスだとの事。
早速、4時から対戦して、1勝1敗。
食事後、決戦をして、力戦派同志なので実に5転して、最後に彼が間違えて、勝った。
 

 130人参加の志賀高原囲碁セミナーのBコースの中で、唯一人だと吉岡先生に言われた碁を打たない参加者が、なんと、もう一人いた!
彼の奥さんもそうだと。私の妻と四人が知り合い、朝食後に、彼の車で近くの名水の場所や蓮池、丸池などを回った。

 翌日の朝8時、車で彼が出発する前に、部屋に来て話し始めた。
田舎の井波町の知り合いの古物商に古い碁盤、掛け軸の鑑定を頼まれ、○○万円で今売りに出しているそうだ。

なんと、秀哉(しゅうさい)本因坊(世襲最後の本因坊で、引退にあたり、本因坊の名跡を日本棋院に寄贈し、以後、タイトル制になる。 日本棋院一の恩人で、その銅像が日本棋院の入り口にある。)のサイン入りとの事。
私は、「そりゃ、世間に散逸させてはならない!私が買って、日本棋院に寄贈する!
早速買いたい」とお願いをした。
 夕方、17時に帰ると同時に電話が鳴り、「まだあった」とのこと、早速、振込先を聞き入金をした。

だたし、金曜日の18時だったので、指定の銀行には月曜日の23日になる由。
ゆうちょ銀行の振込証のコピーをFAXした。
荷物は、22日の日曜日に着いた。
 一週後、碁盤、掛け軸を囲碁殿堂資料館に寄贈した。
なんと、資料館で一番古い碁盤だそうで、一番奥の有名な川端康成の書「深奥幽玄」の横に展示されている。 

(このことは、25年5月27日号の「週刊碁」及び「碁ワールド」12月号に報じられている。S学芸員の話では、TVのお宝鑑定団に出すと、1,000~1,200万円の値が付くでしょうとのことだった。)


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