いつか。

今日、役者の先輩が天国へ旅だった。


少しだけ年上で、美人で、スラリとして、でもきさくで。

会うと「こじま～」と声をかけてくれた。

一緒に舞台をしたけともないのに、ごはんを食べたり、いろいろ話をしてくれた。

こんなに急に別れがくるとは、思ってなかった。

でも、彼女はすごく頑張って生きたんだ。最後に顔を見て思った。

さすがだ。がんばってたんだ。あたしはちっとも知らなかった。


昨日、お別れを言ってきた。

私なりに、しっかりと。


今日は抜けられない打ち合わせで美浜にいる。


美浜の空に、彼女のしあわせを祈る。


いつか、また、会いましょう。


いつかのときに、いろいろ話せるよう、あたしもがんばるだけだ。