お餅が好き

いつも感謝の気持ちを忘れずに。

100日過ぎて

2011年11月23日 22時02分15秒 | Weblog
大変ご無沙汰しております。
約4ヶ月ぶりの更新となりました。
ブログを始めてから、こんなにも長い時間お休みしたことは
なかったかなぁ。
お休み中にプロ野球のシーズンは終了してしまったし、阪神の
監督も変わりました。


こんなに休んでいたのは、今年の夏、わたしにとって辛く悲しい
出来事があったから。
最愛の妻が天国に旅立ってしまったのです。
行年40才。
あまりにも早すぎる、あまりにも辛すぎる別れでした。

妻は5年もの長い間、病気と闘い続けてきました。
痛いとき、苦しいとき、しんどいとき、たくさんあったと思います。
それでもいつも明るく元気に、お仕事もほとんど休むことなく
家のこともしっかりとこなしてくれました。
数年前からはお弁当も作ってくれていました。

妻と過ごす日々は、本当に楽しくて本当に幸せな毎日でした。
僕にとってはかけがえのない大事な大事なパートナーでした。
僕らはどこへ行くにも何をするにも一緒で、いつも2人仲良く
幸せな時間を過ごしてきました。
誰にも負けないくらいの仲良し夫婦だったと思います。
妻のおかげで毎日笑って楽しく過ごしてこられました。
いつまでもこの幸せな日々が続いていくものと思っていました。

それなのに、神様はこんなにも早く妻を天国に連れて
行ってしまったのです。
一緒にやりたいこと、一緒に行きたいところ、まだまだたくさん
あったのにね。
本当に悔しくて悔しくてたまりません。

あの夏の日以来、慌ただしく毎日が過ぎていきました。
気持ちの整理がつく間もなく仕事復帰し、忙しい時間を過ごしてきました。
会社にいる間は気が紛れても、家に帰るとやっぱりさみしさが
こみ上げてきて、大きな喪失感と孤独感に何度も押しつぶされそうに
なりました。
辛くてさみしくて、これまでたくさん涙を流してきました。

それでも僕に大きな幸せをくれた妻のため、最後まで戦い続けた立派な
妻のため、彼女が天国に行って困らないようきちんと供養してあげたい、
痛みから解放されて安らかに眠ってもらいたい、そんな思いでこれまで
一生懸命走り回ってきたつもりです。
仏壇のこと、お墓のこと、手続きのこと・・・わからないことだらけだった
けれど。

そして今日、百か日を迎え、無事納骨を済ませてきました。
少しは天国に慣れたかな?今はもう痛くないかな?
安らかに穏やかにいてくれるといいなぁと思っています。

気が付けばあっという間に100日が過ぎてしまいましたが、自分は
まだまだ気持ちの整理ができずにいます。
心に大きな穴がポッカリ開いたまま。
当たり前ですよね。

百か日は『卒哭忌』とも言い、故人を思い、泣き悲しんでいた
親族や近親者たちも泣くことをやめる頃だそうです。
そうは言っても、正直これからも涙する日々が続くと思います。

それでも少しずつ前を向いていかないといけないと思ってます。
いつまでもメソメソしてたら妻にも心配かけちゃうだろうし。
和尚さまにもあせることないから少しずつ気持ちを整理していき
なさいと言われました。
これからは彼女が生きたくても生きられなかったこの瞬間を
大切にして、強く生きていかなければいけないと思ってます。
妻と過ごした一瞬一瞬を心に刻みながら。

ありがたいことに、自分の周りには自分を心配し気遣ってくれる
家族や仲間がたくさんいてくれました。
みんなの優しさにどれだけ救われ、どれだけ支えられたことか。
みんな本当にありがとう。
そんな人たちの気持ちに応えるためにも頑張らなきゃいけないですね。


妻とは体は離れてしまったし、お骨はお墓に入ってしまったけれど、
心はいつまでも側にいると信じています。
これからもずっと見守っててね。
あなたを近くに感じながら、僕も少しずつ頑張っていくから。


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6 コメント

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驚いています! (なで)
2011-11-24 19:13:00
お休みをされてから時々おじゃましていました。
久しぶりに覗いて見たら、悲しいお知らせがありビックリしています。

お二人で仲良くお出かけされて、
美味しいものをたくさん食べていらっしゃって
素敵なご夫婦だなぁとうらやましく思っていました。
神様は時には辛い試練を与えられますが、これほどの試練が与えられようとは。。。

奥様のためにもくよくよしては居られない・・・
お気持ちはわかりますが涙をこらえる必要はないと思います。
お思い出の数々を笑って話せる日が必ず来ますよ。
ポッカリ空いてしまった空間に慣れるまではかなりの時間がかかると思いますから。。。

奥様のご冥福を心からお祈り申し上げます。
         ・・・合掌・・・
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なでさんへ (たぁ)
2011-11-25 12:50:24
なでさんのところにも2人でよく行かせてもらいましたよね。
毎シーズンおじゃまするのが楽しみでしたが、もう一緒には行けなくなってしまいました。

納骨を終えたら、今まで以上に心に大きな穴が開いてしまったような気がしています。
口ではメソメソしていられない、と言っていても、まだまだ時間はかかりそうです。
少しずつ慣れていきたいと思います。
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たぁさんへ (ウル虎の★)
2011-11-26 00:19:17
たぁさん、こんばんは。
ウル虎です。
久しぶりの投稿に、寄らせていただきました。
ブログを通じてのお付き合いしかありませんが、大変衝撃的な内容に胸が詰まる思いです。
最愛の奥様を失うことは、何にも変え難い悲しみでしょう。
そして辛かったでしょう。
4ヶ月ですか。

阪神ファンが阪神を語らなくなる時。
それは、余程のことがない限りあり得ないと、個人的には思ってます。
家族とは、それほど大きな活力源であり、かけがえのないものなわけですからね。
妻子を持つ身として、強くそう思います。

同じ虎党の仲間として、奥様のご冥福をお祈り申し上げます。
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ウル虎の★さんへ (たぁ)
2011-11-26 11:37:23
こういうことがあって、今年は野球をみることもなくなりました。
阪神がどうなっていたのかもよくわかっていません。

妻も野球好きだったので、よく一緒に観戦に行ったものです。
それもできなくなっちゃったんだなぁと思うとものすごくさみしいです。

来年のシーズンが始まる頃には野球をみる元気が出ているといいなと思ってます。
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ご無沙汰してました。 (マカ)
2011-11-27 21:42:45
たぁさん、お久し振りです。
偶に覗きに来てましたが、
今回のお知らせにただただ驚きました。
とても辛い日々を過ごされていたのですね。
ブログでのお付き合いでしたが、
いつも仲良くお出掛けとかしていて、
素敵な夫婦でとても羨ましく思っていました。
泣きたい時は泣いた方がいいです。
悲しみはすぐには癒えないとは思いますが、
心を強く前に進んで行って下さい。
奥様のご冥福を心からお祈り申し上げます。
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マカさんへ (たぁ)
2011-11-29 12:52:11
ご無沙汰しております。
そんな訳で長らくお休みしておりました。

おそらく半年経っても一年経ってもさみしさは消えないんだろうなぁと。
それどころか、むしろドンドン強くなってくる気もしています。
泣きたいときは泣いた方が・・・と言われただけで泣けてきます。

今は時間の経過が少しずつ悲しみを癒してくれるのを期待するしかないのかな、と思ってます。
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