以前、まさきちさんにオススメいただいた宮部みゆきの「火車」、
やっと読み終わりました。
この人の作品は長編だから、読むのに時間がかかるったら。
通勤電車で読んでたのですが、片道15分しか乗らないもんでね。
でも最後はすっかり引き込まれて、眠い目をこすりながらベッドで
読みきりました。
親戚の男性に、行方をくらました婚約者を捜すことを頼まれた
休職中の刑事。調べていくと次々と明らかになる婚約者の正体と
過去。自己破産、戸籍の乗っ取り、殺人事件。
思いがけない展開の連続にグイグイ引き込まれていきました。
また最後の終わり方が絶妙。こういう余韻を残した終わり方
好きだな~。ちょっとこの後どうなったのよ、みたいな。
まさきちさんのコメントにあった、「彼女のは、ホントの悪者が
いないというか、悪いことした人も、それなりの理由があって、
その理由というか弱さって、誰でもころっと転んでしまい
そうな・・でもそこで踏みとどまっている人がちゃんといて・・・」
っていう意味がよくわかりました。読んでみて良かったです。
いや~、これおもしろかったわ~。
それにしても借金はコワイね。
もうすっかり宮部みゆきにハマってしまった感がありますね。
次は「魔術はささやく」の予定です。
食わず嫌い(?)せずに短編もどーぞ。
とりあえず気をつけましょう。
短編は苦手なの。まあ、おいおいに・・・。
はまりますよぉ~きっと・・・
私は、最近のものより、この時期の宮部作品が好きです。
って、最近のも好きだけど・・
前にも書いたかなぁ、時代物もおもしろいんですよ・・・
孤宿の人とか、震える石とか、かまいたちとか、好きです。
ご紹介いただきましてどうもでした。
次は時代物ですか。
時代物って読んだことないなぁ。
でもせっかくのオススメなので、一度読んでみますね。