花鳥風月、、2023年からの第二の日記

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シャクヤクボタンの 、、、愛は尊し

2022年06月30日 | 日記


     





この花は 、現役の薬剤師の頃
名寄の植物園で

本間先生という、、園長さんから
学会の帰り道に
抄録をお渡し居たら、

「このシャクヤクは原種ですから
   学会の植物園の見学会の時以外は
     お配りできないのですよ、、、」

ニコニコしながら

おおきな半夏の数珠つなぎのサンプルと
  いただいたものです。

昭和生まれの生薬好きの薬剤師にとって
本間先生は植物の高嶺の花の知識を
   さりげなく、、、一冊の本にして

      教えてくださるような大先生でした。

原種の花を30年以上
  庭で育てていましたが

coronaになって

庭でしか、遊べない日々が続きました。

息子が、東京に出てゆくとき
  植えていったボタンも

     20年は経ちました。


ふと、、、この種を混ぜて、、

    接ぎ木のように合わせて、

        土に埋めてみました。


    一本の枝に、、、
       4個の花が咲きました。



         



    めしべのいっぱいある花の真ん中から


        ボタンの花弁が出てきています


    シャクヤクでもない、、、
           ボタンでもない、、、

  Ⅰッ本の華軸に、、、4つの大輪が

     ひしめいて咲いている。。


        

        本間先生の
        造詣の深いお話が
        聴こえるような花ですね、、


息子のボタンが、、、
   シャクヤクとボタンの,、、
         愛の子の花を、、、、

       アイノコ、、?愛の子、、、間の子??

咲かせてくれました。

「和の子ボタン」

と表現すべきか?

   「遭いの子シャクヤク」と

          描くべきか、、、

       迷ってしまいました。

私の野草の庭には、、、

   山シャクヤクもありますから

次は、、、山シャクヤクと
     息子のボタンを掛け合わせ

    見事な花の孫を咲かせようかしら、、、(^^

       


シャクヤクも、、ボタンも、、、愛をはぐくんで

      こぼれる、、花の、、、香り、、、届と、、、

        


    毎年、、大輪を咲かせて、

   ファシネイト

     草笛光子さんか

        京マチ子さんか
      
           若い時は、、、圧倒される美しさでしたね、、、

   ドラマの筋書きはともかく、、、

      夕方5時からの民放では

         草笛光子さんの若い時の番組に

          美しいので、、、見とれますね、、、、

ストーリーは、、、よくわかりませんが

   とうちゃこ、、、(^^
    火野正平さんも出てくるんですよネ。

      懐かしい俳優さんが出てくるので

        夕飯をつくりながら

     懐かしの俳優さんや女優さんに会っているんですよ。

    昔の女優さんは、、、大輪の花の

      あでやかさが有りますね。


           
   ***************************************


若い時は、私は登山が好きでした。

    このシャクナゲは、、、山を下りたところで

      山村の方にいただいたシャクナゲです、、、


          20年ほど前でしたかしら、、、?

          一度だけ、、白い花を咲かせて


         私だって、、気が剥けば、、、咲くのよ、、、

    私はびっくりして、、、

あなたは若いの??かしら。。。?
もしかしたら、、、咲かないのかと思っていたわよ、、、

感激したわ!!(^^


それから又、、、10年、、、また10年、、、

とうとう778歳を目の前にして、、、再び、、、小さな花が咲きました。

50歳を目の前に、、、独身、、、車も家も無い、、、
 
   結婚する気はないと、、、仕事だけの人生が

        寂しくなるころだから、、、

     きっと、、、シャクナゲのように
   真っ白な,花が咲くのかも、、、しれません。

  座り仕事の、、おなかが出ている50歳が迫っている次男は

coronaの時代に、、、家族が居たら

病院から帰るたびに、、気が気じゃないだろう、、、

家庭があったら、、、闘えないよ、、、

男は、死ぬまで、、戦いだからね、、、、

   家庭が有ると、、いいな~~と思うときもあるが、、、

守り切れないよね、、、

   戦争だって、他人事じゃないし、、、

     板子一枚下地獄、、、

  高山の岩場で、、、雪と風に耐えながら、、、



    シャクナゲの花は、、、50年間に2度だけ咲きました。

勇気が有るのですよね、、、シャクナゲの花は。

男の華を観ているようです。


        


シャクナゲの花を観ていると

男の華、、、て、、感じしませんか??

華やかというより、、、

戦いの中で、、、自分が咲いているのもワカラナイで

実は,、、心惹かれる、、、白い花ですね、、、、。

、、、君は、、充分さきました。

    一つの季節が終わり、、、

       新しい季節に向かって

         しっかりと生きていってください。

  信じています。

結婚するのも、、、しないのも、、、どちらにも

   音の花は咲くでしょう、、、

  日本は、男性社会だから

  大地にしっかり根付いた君は

  仕事をしている毎日が「人生の華」なのでしょうね、、、。

やがて、、、大木に見守られて

   未来に生きてゆく息子を、、、

  信じて、、、もう、、、心配するのは止そうと、、、

親はやっと、、、子離れできました。

   シャクナゲの花のように

      サイテル花に、、、びっくりしている、、、
未来には生きれない、、、77歳もあと少しで、、、78歳の、、、大台ですね。

故郷はなれた嫁いだことも有り

    友人をつくる気にはならなかったせいもあり、、、

誕生日も、還暦も、、77歳の集いも、、、しないまま

   何十年、も、、、人を呼んだことも無く

   庭に咲く野草に
蝶々が来て

小鳥が来て、、、

季節の花が、、、微笑んでくれて、、、

     長いようで、、、短くて

          短いようで、、、結構長い、、、人生の

  時間が流れる急流に差し掛かった。

明日は、、どんな花に会えるかな??

             

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2 コメント

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Unknown (1021akira)
2022-07-02 12:55:59
お邪魔いたします。
読後感ありがとうございました。深く読んでいただいて、恐れ入ります。ありがとうございました。
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Unknown (kikokikonoriko19888888)
2022-07-11 12:29:22
いつも、楽しく拝読させていただいています。
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