1週間ぶりの更新です。
育児の日々は先が見えないように思える大変で地味な毎日ですが
(昔そういうふうに思っていた)
赤ちゃんのちょっとした変化や成長に慰められるものですね。
子達が寝ない日々が続き、ほとほと“いい加減にしてください”と
思った次の日などに
いわゆる生理的微笑(頬がひくひくとしている無意識の微笑)ではない
あやしていたら笑ったという事に出会うと
昨日のヨイヨイの疲れが吹っ飛びます。
そして昨日のグズリは、きっと脳(本当のところはわからないけど)が
すごいスピードで成長しているので
何か不快で不安だったのかもしれないなぁ〜と勝手に思えるのです。
私は母親ではなくお婆な訳ですが、
自分の子供を育てている頃には解らなかった事が
“な〜んだ。きっとこういうことだったのか〜”ということを
今回の孫の世話でたびたび経験しました。
当時、自分の子育てを思い出しただけでも
よくあれで子供たちが育ったものだと冷や汗ものです。
何十年か経って分かること、歳をとって色々な場面を通り過ぎたから
解ることがあるものですね。今だから思える事は、結構前向きな事だったり
過去の失敗を自分で許す事だったり、若い頃みたいに“こうじゃなきゃ”と
力まないから楽な事でもあるなぁ〜
そういう意味で、歳を取るということはなかなか
味のある良いことだなと思いました。
また、誰かがお世話をしなければ生きていけない赤ちゃんをみていて
当然の事ながら、人間はみなこんな風に誰かの手を借りて
生きていくものなのだとつくづく思いました。
枝野さんみたいな政治家だって、松ケンサンバのおじさんだって
立派に自立して社会で生きているキャリアな人たちも
みんなこの時期を通り越して大人になっていると考えると
不思議
いつもは仕事で(きまま舎とあと一つ仕事しているのもちろん生活のためよ)
年齢がかなり高めの方々と接していますが、
赤ちゃんのお世話をしてみて人生の初めと終わりをみせてもらっているようで
眠いし腰が痛いだのと文句を言いつつも貴重な体験をしています。
とイロイロ思索しながら?のお手伝いですが
婆としてはがんばって飯炊き続行中です。
最近作ったものから。
干し野菜をレンジでできると本に書いてあったので
まずはなすに挑戦しました。
真ん中の写真です。でもそのまま食べた方が美味しい気がする。
すいとんのレシピで団子だけをつくり、きなこと黒砂糖とくるみの砕いたものを混ぜておやつ。
話は全く変わりますが、本を返しに今度はちがう図書館へ。
道々桜が散ってピンクの絨毯のようでした。なかなか風情があったよ。
名も知らぬ公園の桜でした。