平成24年の仕事も終わり
年末のあれやこれやをしています。
29日、会社に書類を提出して夕方家に帰ってきてから
思い立って行きたかった レ・ミゼラブルを見に行きました。
分かっていたことながらミュージカルってなんか不思議
突然、登場人物が歌い始めて、終わると我に返ったようにまた普通に話し始めるって。
慣れていないから違和感があるのかもしれないけど、
どうも最後まで不思議感は消えなかった。
でもあちらの俳優さんたちってどうしてあんなに歌が上手いの?
ハリウッド俳優に向かって「歌が上手!」ってあまりに失礼な言い方だけど。
演技しながら歌って、息が上がるわけでもなく、
感情表現もさらりとワケ無くして
音程だって外れるわけでもなし、ダイナミックかつ繊細で
不思議だったけれど、かなり感動したよ。
歌を歌うって体がきちんと歌に適したように出来上がっていないと
歌えないんだと。
つまりbodyが《通り良き管(くだ)》になっていないと
音が出てこないし、トレーニングを受けないで下手に歌っていると
声をつぶしてしまうんだとか。
きっとボイストレーニングなんかもたくさんしているんだろうね。
歌にも感激したけど、やはりなんと言っても
これは古典的名作だよね。
さすが巨匠ヴィクトル・ユゴー大先生だよ。
本を読んで泣いたといいつつも
私って、ジャンバルジャンを執拗に追う
血も涙も無く法の番人に徹するあの刑事ジャヴェールが自殺してしまうことを
すっかり忘れていたよ。(結構いい加減に読んでいる)
「あれ~ここで飛び込むのかい」と思った瞬間
橋の欄干の上で自分の矛盾を歌い上げ、歌い終わったと思ったら
どっぼ~んとあっけなくラッセル・クロウは水の中へ
あ~あっ
ジャヴェール刑事だって正義を貫く事を望んでいたはず
自分は正しいことをしていたと思っていたはず
しかし何故にこんな行動に
結局、人間は「自分は正しい」と思っているのだよね。
正しいことを言っているし、正しいことをやっていると思っている、正しさが全てだと。
善か悪か。
それは誰が決めるんじゃ
この不確かな人間が決めるのか。
もちろん律法は悪ではないし、それがあることにより人は守られる。
でもね、こんなBibleの言葉をおもいだしたよ。
『 who(God) also made us sufficient as servants of a new covenant;
not of the letter, but of the Spirit.
For the letter kills, but the Spirit gives life.
《2 Corinthians 3-1》
『神はわたしたちに力を与えて、新しい契約に仕える者とされたのである。
それは、文字に仕える者ではなく、霊に仕える者である。
文字は人を殺し、霊は人を生かす。 』《第二コリント人への手紙 3章16節》
文字に仕える者ではなくとあるけど、本当にそうだと思う。
時として自分も愛より文字(表向きの言い訳や表向きの規則なんか)を
優先させてしまうことがある。
そして、全体を通して
この言葉を思い出していました。
良く結婚式で引用される言葉ですが、
ごたぶんにもれず、娘の結婚式でも息子が妹夫婦のために朗読した箇所です。
If I speak with the languages of men and of angels, but don't have love,
I have become sounding brass, or a clanging cymbal.
If I have the gift of prophecy, and know all mysteries and all knowledge;
and if I have all faith, so as to remove mountains,
but don't have love, I am nothing.
If I dole out all my goods to feed the poor,
and if I give my body to be burned,
but don't have love, it profits me nothing.
Love is patient and is kind;
love doesn't envy. Love doesn't brag, is not proud,
doesn't behave itself inappropriately, doesn't seek its own way,
is not provoked, takes no account of evil;
doesn't rejoice in unrighteousness, but rejoices with the truth;
bears all things, believes all things, hopes all things, endures all things.
Love never fails. But where there are prophecies, they will be done away with.
Where there are various languages, they will cease. Where there is knowledge,
it will be done away with.
1 Corinthians 13 1-8
たといわたしが、人々の言葉や御使たちの言葉を語っても、
もし愛がなければ、わたしは、やかましい鐘や騒がしい鐃鉢と同じである。
たといまた、わたしに預言をする力があり、
あらゆる奥義とあらゆる知識とに通じていても、
また、山を移すほどの強い信仰があっても、
もし愛がなければ、わたしは無に等しい。
たといまた、わたしが自分の全財産を人に施しても、
また、自分のからだを焼かれるために渡しても、
もし愛がなければ、いっさいは無益である。
愛は寛容であり、愛は情深い。
また、ねたむことをしない。愛は高ぶらない、誇らない、
不作法をしない、自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。
不義を喜ばないで真理を喜ぶ。
そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。
愛はいつまでも絶えることがない。
しかし、預言はすたれ、異言はやみ、知識はすたれるであろう。
第一コリント人への手紙 13章1節~8節
ちょっと長くなってしまいましたが、
この映画のキャッチコピーでもある
「愛とは、生きる力。」
心からそう思った一本でした。
そして本を読んだとき同様、泣きました。
でも館内はすいていたので
思いっきり鼻をかみ、マスクをして退場しました。ジャンジャン
さて、昨日は片付け日でした。
外には出ず、大掃除と片付け物&探し物をしていました。
一歩も出ないって結構面白いね。
雪が降っても足跡が残らないし、外の空気を吸わないって
引きこもっているようでちょっとわくわくした。
基本、孤独好きだからね。
片付けしながら適当に小休止もした。
NHKテレビのユーミン40周年番組 「果てしない夢の旅」を見た。
青春時代が一気に戻ってきたようだった。
ユーミンも一般人のおばさんよりはずっと若いと思うけど
年には勝てずだよね。ごめんね。ユーミン
人間ずっと同じと言う事はないのだよね。
きっと実物はびっくりするほど
ミラクル素敵なスーパーウーマンなんだろうけどね
さて、そうこうしているうちに
今日は外にでました。
札幌に帰省している高校時代の友達に会いました。
やはりいいね。学生時代の友って
何もわかっていなかった頃の(今もたいしてわかっていないけどね)
自分たちを笑い飛ばしながら3時間以上のおしゃべりを楽しみました。
街はすっかりお正月です。
道は相変わらず凍っていましたが、雪が少し溶けたように思います。
帰るとこんな素敵な贈り物が来ていました。
母心さんお忙しいのにありがとう。
来年もご活躍期待していますぜ
そして別口で来ていました。
どうしてみなさま私の好物が分かるのかしら。
和生大大大すきです。
紅白見ながらイタダキマス。
そして、ことし大変だったけれど沢山の喜びをくれたこの子達にもthanks
来年も NICE な一年になりますように
またね。