私が2、3年前に作った縮緬細工を紹介しましょう。
この小物達はブローチにしたり、帯止めにしたりと
いろんな遊び方があります。
飾ってもよし、使ってよし、と用と美を兼ね備えているのが縮緬細工の魅力です。
すべて正絹です。
①②③蝶々袋
④お花の髪止め
<これは、花びらを1枚1枚作ってボンドでとめてます。花芯はビーズです>
⑤オスウサギ巾着
<昔の人は動物の中で好んで作られたのが、ウサギなどの可愛い小動物たちです。とりわけウサギはさまざまな工夫をこらして巾着や袋物に作られました。>
⑥メスウサギ巾着
<昔の人は動物の中で好んで作られたのが、ウサギなどの可愛い小動物たちです。とりわけウサギはさまざまな工夫をこらして巾着や袋物に作られました。>
⑦⑧花しょうぶ袋
<これは花芯のところが開くようになっていて、ハーブやお香などを収めることが出来ます。>
⑨柿袋
<秋の味覚、柿の実を題材に古来から袋に作られるだけでなく、幼な子たちのガラガラに仕立てられたものも伝承されています。籠に盛り付けて、季節感を取り入れても楽しいですよ。>
⑩蝶々袋をニット帽につけてみました。
⑪⑫⑬桜袋
<縮緬細工の多くは古くは琴の爪入れとして作られてきました。私も古筝の爪を入れてます>
⑭⑮椿袋
<縮緬細工は当時の上流階級の女性たちの手から作られました、身近な自然を「題材にしたものが多く、季節を映す花や実は縮緬の美しい小ぎれで愛らしい袋に仕立てられました。とくに優しい椿袋は江戸時代から好んでつくられたそうです>
⑯メス座り鶴袋
<鶴は千年、亀は万年、よく知られた長寿延命の動物ですが、その鶴と亀も古来から作られてきました。>
⑰オスオス座り鶴袋
<同上>
⑱メス金魚袋
<金魚は中国原産です。今から⑤大年まえに渡来し、当時はコガネウオとして珍重されたとか。それが得簿時代中期になると庶民の間にまで金魚を買うのが大流行。金魚は縮緬細工としても好まれさまざまなものが作られました>
⑲オス金魚袋
<同上>