山枇杷をみんなで摘んだ昭和の子
子どもは遊びの天才天仙果
ぱくぱくぷちぷちぷちぷち小いちぢく
地方によって、いろんな呼び名がきっとあると思います。
犬枇杷のことです。山枇杷、小無花果、天仙果は子規語。
ぼくらの田舎では「ちちもも」と呼んでました。
漢字だとたぶん、乳桃だと思います。千切ると乳のような白いものが出るからでしょう。
これは無花果と同じですね。まさに小無花果です。ぷちぷちとした食感も。
夏休みのころ、まだ熟していないのに食べてた子もいました。
ほんの少し色づいて来たものを、指先で揉んで口に入れてたのを思い出します。